イスクラ・ローレンスやテス・ホリデー、ジョーディン・ウッズなど、次々と誕生するプラスサイズモデル。その第一人者であるアシュリー・グラハムといえば、昨年『フォーブス』誌の「最も稼ぐモデル」で10位にランクインするほど、世の中はもちろんファッション業界での需要が高まっているプラスサイズモデルたち。そこで、今まさにグングンと知名度を上げているモデル12人をリストアップ!
ケイティ・サイム
プラスサイズブランドのコンテストで優勝したことをきっかけに、5年ほど前からモデル活動を開始。2016年には、『H&M』のキャンペーン起用でも話題に。パリコレやニューヨークコレクションも経験済みの注目モデル。
ナオミ・シマダ
日本生まれのハーフ、スペイン育ち、そして現在はニューヨークとロンドンに拠点を置くナオミ。ドキュメンタリー映像の撮影にも力を注ぐ彼女のモデル人生は13歳でスタート。しかし、絶食をするなど過酷なダイエットを経験し、モデル業を休業。そして、22歳でプラスサイズモデルに転身。今ではファッションショーのフロントロウにも呼ばれるモデルに。また、“プラスサイズ”と呼ばれているサイズが、西洋では“リアルサイズ”であることを訴えている。
フィロメナ・クワオ
友人が勝手に応募したことで、いつの間にかモデルになっていたというフィロメナ。彼女は2016年に『スポーツ・イラストレテッド』誌がローンチしたキャンペーン「#SwimSexy」にアシュリー・グラハムと共に起用されたことで注目を集めるように。ガーナ系イギリス人の彼女は、体型だけでなく、肌の色もコンプレックスに感じていたそう。そんなバックグラウンドから、現在は“女性の持つ多様な美しさ”を伝えるために活動中。
サビーナ・カールソン
カーリーヘアとそばかすが印象的なサビーナ。4歳でスカウトされ、元は“レギュラーサイズ”のモデルとして活動していたそう。ところが「太すぎる」と言われ続け、無理なダイエットに取り組んでいたものの、不健康だと感じモデルを一時引退。その後、プラスサイズモデルとして復帰を果たす。現在は、アシュリー・グラハムと共にボディアクティビストとして活躍し、大手ファッションブランドの広告塔やランウェイモデルを担うまでに!
ブリー・キッシュ
14歳でモデル業を開始したブリーは、「Forever21」や雑誌『セブンティーン』でフィーチャーされるなど若者の心を掴んでいるモデル。また、個人のYouTubeチャンネルも開設しており、メイクアップ動画などをファンたちと共有する一面も。スペイン、アイルランド、オランダ、そしてアフリカンアメリカンの血が流れているそう。
モリー・コンスタブル
昨年『プレイボーイ』誌が初めて起用したプラスサイズモデル(ブラジル版雑誌では、その以前に起用歴あり)として、注目を浴びたモリー。2012年にInstagramでスカウトされた彼女は、『ヴォーグ』誌の選んだ注目したいモデルにもランクイン! すでにランウェイやファッション雑誌に登場し、“プラスサイズモデル”という肩書きではなく、“モデル”と呼ばれることを目指し活動中。
プリシラ・カテリーナ
2010年にプラスサイズモデル人生をスタートさせたプリシラ。サモアのルーツを引く彼女は、渡米するまで自らがプラスサイズだと知らなかったのだそう。その理由は、サモアでは「子どもを産み、夫を支える女性が美しいとされ、大きめの女性が多いから」だそう。そんな彼女は、ニューヨークコレクションでの起用や、プラスサイズファッションをサポートすることで有名な「FFFWeek」のモデルにも選ばれるなど、まさに躍進中!
ナタリー・ヌーテンブーム
デヴォン青木とDJのスティーヴ・アオキの姪であるナタリーは、「アナスイ」が初めて起用したプラスサイズモデル(姉のユミもプラスサイズモデル)。過去には黒いロングヘアやアジア系の顔が理由でいじめられていたそうだけど、今は「いじめの原因は、人に覚えてもらえる特徴である」と捉え、世界からアジア系女性への偏見をなくすことを目標に活動中!
デニス・ビドウ
ニューヨークファッションウィークで、プラスサイズ専門ではないブランド2社のランウェイを初めて歩いたデニス。2016年には「No Wrong Way Movement(美に間違いはない)」を開始しているアクティビストという一面も。また、幅広いサイズ展開をしている水着ブランドのキャンペーンでは修正されていない写真が話題に。私生活では小学生の娘を持つお母さん♡
アレッサンドラ・ガルシア・ロリド
俳優アンディ・ガルシアの娘で、パパの映画にも出演したことのあるアレッサンドラ。2世セレブということもあり、ダコタ・ファニングと大親友など交友関係が幅広い。また、すでにアメリカ意外にロンドンやミラノなどの事務所と契約するなど、今後ますますの期待がかかるルーキー的存在。クリスチャン・シリアーノが初めてプラスサイズモデルを起用したランウェイにも参加。
パロマ・エルセッサー
Instagramで人気を博していたパロマは、リアーナのメイクブランド「Fenty Beauty」のキャンペーンに抜擢され、さらに注目を浴びることに。ファッションカルチャー誌『i-D magazine』での表紙起用なども記憶に新しい。
ダイアナ・シロカイ
昨年、ジジ・ハディッドのヌード写真を再現したことで注目を浴びたロンドン出身のダイアナ。「この写真を通してファッション業界に変化を起こしたい」と語る通り、まだ21歳とは思えない行動力で邁進中。ちなみにキム・カーダシアンの水着写真を再現したことも!