こんにちは。ママライターの伊川遥です。私が住んでいる地域では、「産むならココ!」というくらい妊婦さんに大人気の産院があります。私もそこで2人赤ちゃんを産みましたが、ちょうど満月前でお産のピーク時期。出産前後の産院の混沌とした様子をお伝えします。
地域で絶大な人気を誇る産院
地域で人気の産院は、年季の入った古い建物で、待合室も妊婦さんで込み合っています。しかし、診察を受けてみて、人気の理由はすぐに分かりました。スマートでイケメンな院長先生は、お産に対して並々ならぬ情熱を注いでおり、「オレについて来い」タイプ。
多くの妊婦さんが、「ついていきます!」と思ったに違いありません。ほかのスタッフもみなパワフルで、産院全体に活気があり、妊婦さんの不安を吹き飛ばしてくれる明るさに満ちていました。
満月間近の産院は大混乱
お産で入院すると、個室は満床で大部屋の陣痛室に通されました。また、出産後2時間は分娩台で過ごすと聞いていましたが、お産ラッシュだったこともあり、私の出血も微量で経過も順調だったことから、産後20分で歩いて分娩室を出ました。
そのとき、陣痛室に空きがなく、廊下で車イスに座って陣痛に耐えている妊婦さんがいておどろきました。安全性は確保されていると思われますが、「混んでますね」とスタッフに声をかけると、満月とお産の関係について教えてくれました。
その後、建て替えられ、さらに人気の産院に
出産後は4日間の入院期間のうち、最初の2日間は病室に空きがなく、処置室で過ごしました。スタッフが細かくフォローしてくれて、入院費も割引きになったので不満はありませんでした。
その6年後、長男の出産で再度お世話になりましたが、きれいに建て替えられ、最新医療機器が並ぶ、さらに大きくて立派な産院に!ホテル並みのおもてなしに豪華なお食事付き、母乳育児のフォローも万全で、さらに人気の産院になっています。
満月と新月前後はお産が増える、とウワサには聞いていましたが「本当に関係あるの?」と半信半疑でした。しかし、自分のお産で月の満ち欠けがお産と密接な関係にあることを知りました。今でも満月を見ると、ふと出産した当時のことを思い出します。(TEXT:ママライター伊川遥)
クックパッドベビー編集部