初めての子育てで戸惑うのが新生児の寝かしつけ。何をしてあげても、なかなか眠ってくれない時ってありますよね。そんな時に試してほしいのが、リラックスできる音楽を赤ちゃんに聞かせてあげること。
今回は、何をしても寝てくれない新生児の寝かしつけにもおすすめ!赤ちゃんが安心する音楽をご紹介します。
科学的にも効果を実証!昔ながらの子守唄
子守唄にはさまざまな効果があることをご存知ですか?病気にかかっている3歳以下の子どもたちに子守唄を聴かせたところ、苦痛度が減少したという研究結果も。子守唄が健康に良い影響を与えるということが科学的にも実証されているんです。
赤ちゃんがなかなか寝てくれない時は、ついママもイライラしてしまいます。ママがイライラすると、なぜか赤ちゃんも眠ってくれませんよね。そんな時は子守唄を歌ってみましょう。声を発することでストレス発散にもなるため、ママ自身のリラックスにもつながりますよ。
赤ちゃんが眠りにつきやすい子守唄の代表といえば「ゆりかごのうた」「江戸子守唄」「七つの子」の3つ。ママにとっても懐かしい昔ながらの子守唄は、ママの気持ちもほっと落ち着かせてくれるのでおすすめです。
オルゴールのやさしい音色でリラックス
やわらかなオルゴールの音色は大人の耳にも心地良いですよね。オルゴールの奏でるメロディーは、まるでママの胎内のように「包み込むようなやさしさ」を赤ちゃんに感じさせてくれるとか。
寝かしつけに効果的な方法としては就寝時に繰り返し聞かせてあげること。そうすることで、「このメロディーが聞こえたから、そろそろ眠る時間だな」と、赤ちゃんが無意識に体で覚えてくれるでしょう。習慣的に聞かせてあげれば、眠るリズムが整い、寝かしつけも少し楽になるかもしれません。
赤ちゃん用のオルゴール曲を集めたCDも販売されているので、チェックしてみてくださいね。ママのリラックス効果を高めるためにも10分、15分と演奏時間の長い音楽を選ぶこともポイントの1つです。
赤ちゃんが最も安心できるのは胎内音!
赤ちゃんが眠りにつくには安心感を与えることが大きなポイントです。お腹の中で聴いていたママの話し声や心音、血液が流れる音は、生まれて日の浅い赤ちゃんにとって心地よくて安心できるもの。赤ちゃんが最も安心できるのは胎内音なんです。
音楽CD、胎内音が内蔵されているぬいぐるみ、メリーなど、胎内音が聴けるグッズもいろいろと登場しています。寝かしつけをするタイミングでうまく活用してみましょう。また、専用グッズがなくても「ビニール袋」があれば大丈夫!ガサガサと袋同士がこすれる音は胎内音に似ているのだとか。簡単にできるので、ぜひ一度お試しください。いろいろと試してみて、赤ちゃんが一番落ち着く音を探してみましょう。
健やかな成長のためにも、赤ちゃんには毎日ぐっすり眠ってほしいですよね。でも、なかにはなかなか寝つけない赤ちゃんもいます。そんな時には赤ちゃんをリラックスさせて入眠を促す「音楽」を活用してみましょう。まずは音楽を聞かせてみて、わが子にも効果のある音楽を見つけてくださいね!(TEXT:田中 リリー)
クックパッドベビー編集部