まるで万華鏡みたい…!
万華鏡のように指で形を作っては組み替えていくダンス。その名も「フィンガーカレイドスコープ」。カレイドスコープは万華鏡のことです。
Chainsmokersの「Don't Let Me Down」のビートに合わせて華麗に動くフィンガーダンスが「見事に綺麗」「これぞアート」「リスペクト」と絶賛されています。
フィンガーダンスを披露しているのは、2015年2月に結成した日本のダンスグループ「XTRAP」。
▲RYOGAさん(左)、ZANGEさん(右)とNARIさん(上)3人によるグループ。ZANGEさんは、ニューヨークの有名クラブ・アポロシアターで開催されている人気イベント「アマチュアナイト」で5大会連続優勝。NARIさんとRYOGAさんはフィンガータットダンスの世界トップダンサー。
XTRAPの運営スタッフ早野さんは、BuzzFeed Newsの取材にこう話します。
「次世代ダンスパフォーマンスのショーを創り出したい。また、その中核のフィンガータットカルチャーを広げたい思いから集まりました」
「フィンガータットというダンスジャンルをベースにして、僕たちなりのアートにしています」
フィンガータットは、指で形を作り組み合わせながら動くダンス。テイラー・スウィフトが「Shake It Off」のPVでフィンガータットダンサーとコラボしたことで注目されました。
XTRAP channel / Via youtube.com
フィンガーカレイドスコープ動画がネットで話題になることは、XTRAPのメンバーにとって予想外だったそうです。
「いろんな作品動画を出しているのですが、ここまで反響があったのは初めてなので、ただただ驚いています」
「公開から3日目で2000万回再生されてて、『どういうこと??』 ってメンバーみんななってました(笑)。とにかくスマホに通知が来ます」
フィンガーカレイドスコープのコツをXTRAPのみなさんに聞きました。
「すべての指と関節を自由に動かせるようになる、基礎練習につぐ基礎練習です。地味ですが重要です」
「あとは、感情をどう表現したいか、指だけでどう表現の幅を広げれるかに時間を費やしました」
XTRAPのメンバーは動画をきっかけに「またいろんな人と出会うきっかけになればいいな」と話します。
「世界中で会ったことのない人たちにも、たくさん見てもらえてると思うとすごく嬉しいですし、不思議な気分です」