次世代の楽器「KAGURA」の魅力に中田クルミが迫る!

「bouncy」が注目する最新のプロダクトやサービスを、モデルや俳優など、様々な領域で活躍をみせる中田クルミが実際に体験。その詳細を動画でレポートする「Try it.」。第三回は、次世代の楽器として注目を集める「KAGURA」。福岡県博多のベンチャー企業が15年の歳月をかけて製品化した渾身のプロダクトの魅力に、中田クルミが迫る。

次世代の楽器「KAGURA」

「KAGURA」を開発したのは、しくみデザイン社。テクノロジーとアイデアでサイネージや体感アトラクションを手がけている。「KAGURA」は何にも触れずに体の動きだけで演奏ができるPCアプリケーション。ARの技術を利用し、PCカメラから人間の動きをセンシングすることで、様々な楽器を演奏することができる。

ドラッグ&ドロップの直感的な操作でオリジナルのサウンドセットが作成でき、MIDI規格にも対応可能。様々な音楽デバイスと接続できる拡張性で、DJやアーティストのパフォーマンスにも広く取り入れられている。

KAGURAに秘められたテクノロジー

今回、しくみデザイン社でCEOを務める中村俊介氏に、自身もDJとして音楽活動をしている中田クルミに、座談会という形で「KAGURA」の可能性を語ってもらった。

中田:KAGURAはどんなテクノロジーを搭載しているんですか?

中村:演奏の仕組みは、PCカメラの画像処理で人の動きを検出して、その動きに合わせて音がなるようになっています。でも、ただそれだけだ

と音がぐちゃぐちゃになって音楽にはなりません。

音楽に必要な要素は、リズムです。そして、リズムをきっちり守ることは人間より機械のほうが得意。だから、どんな動きであっても音がちゃんとリズムにのっかってくれるようにKAGURAがしてくれようにしました。

中田:リズムに合わせるっていうのは、「音ゲー」みたいですね。「音ゲー」のどんなところを打っても音がしっかりハマってくれる版。

中村:「音ゲー」は正解があってそこに合わせてプレイしますよね?一方でKAGURAは、楽器なので正解はありません。やっている人が動いたのが正解なんです。

KAGURAの魅力はプレイの「幅」

中田:楽器としてのKAGURAの魅力は?

中村:幅が広いことですね。どういうことかというと、初めて触ってもなんとなく演奏することができる。楽器は音を鳴らすまでが大変なことが多いですが、KAGURAはその苦労がありません。一方で、楽器は上達にするにつれて難易度が高いパフォーマスに挑戦したくなると思いますが、その拡張性も兼ね備えているところが持ち味です。

中田:たしかに小学生でも演奏できそうですね。

中村:私には5歳の娘がいるんですけど、実際に演奏していますしね。

中田:それはすごい!5歳でスーパー作曲家ができるかもしれないですね!

楽器を演奏したいのであって、練習をしたいわけではない
中田:私も楽器を演奏に苦労した経験がありまして、小学生の頃に吹奏楽部だったのですが、トランペットとサックスは吹けるようになりましたが、ピアノは諦めてしまいました。

中村:トランペットやサックスが吹けるようになるまで続いたのは、楽しかったからですか?

中田:そうだと思います。最初はトランペットだったんですけど、マウスピースを渡されて、音がなるようになるまで楽器本体を触らせてもらえま

せんでした。みんな楽器を触っているのにマウスピースを練習して。今思うと音が鳴るまでが長かったですね。

中村:その楽器を弾けるようになるまでが短かったら、もっと演奏するのが楽しかっただろうなって思いませんか?

中田:思います!私はギターを「F」のコードで諦めるとか、初歩で諦めてしまうタイプなので。

中村:実は僕は一個も楽器を弾けないんです。過去にトランペットやギターをやりたくて買ってはみたのですが、練習する所で止まってしまいました。楽しくないからです。僕は楽器を演奏したいのであって練習したいわけではないと思っていました。それで「簡単に演奏が出来る楽器」を作ることにしました。

中田:練習するのは苦になるのに、楽器を一から作るのは苦じゃなかったんですね!

中村:そこは全然苦じゃなかった。後から言われればたしかにそうなんですけど、作っているときは楽しくて。「どうしたら適当に身体を動かすだけで演奏が出来るんだろうか?」とずっと考えていました。

中田:意外にも怠惰な考えから生まれた産物なんですね!では、KAGURAは楽器が弾けない人のための楽器なんですか?

中村:それでは「おもちゃ」になってしまって、楽器にならない。「プロが演奏したい楽器」や「作り手の個性を発揮できる楽器」でないと、本当の楽器になりません。気軽にやれるけど、ちゃんとできるというところまでやりたいなと思っています。

中田:それがまさに「幅の広さ」ですね。

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楽器を演奏する間口を広げ、なおかつ作り手への新たな音楽制作のスタイルをも可能にする「KAGURA」。その源には、気軽に楽器を演奏したいというシンプルながらも強い意志が隠されていた。その情熱が音楽シーンをますます拡張していく。


■中田クルミ Profile
Zipper専属モデルを経て、「GINZA」「NYLON」「VOCE」など多方面の雑誌に出演。モードとストリート、どちらもこなすファッションアイコンとして活躍中。日本大学藝術学部を卒業した経歴を活かし女優としても活動。ガジェットや最新のテクノロジー好きで、ゲームオタクとしての一面も持つ。

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デスクランプで超高速通信?LEDを使った次世代通信

LEDを使った光無線通信技術「Li-Fi」を搭載したIoTデスクランプ「MyLiFi」を、フランスのOledcomm社が開発している。実際にPCをネット接続するデモ機がCES 2018に展示され、「Innovation Awards」を獲得するなど、注目を集めているのだ。

LEDでネット通信

デスクランプにLi-Fi技術を搭載した「MyLiFi」は、デスクランプ本体、USBドングルがセットになったネット接続機器だ。デバイスにUSBドングルを接続し、デスクランプのライトを当てるだけで、高速のワイヤレス通信を可能にする。

既存のWi-Fiルーターの無線通信速度は、速くても1Gbps程度。現段階では23Mbpsの速度でデータ通信を成功しており、理論的には224Gbpsの速度で通信が可能だという。実現すれば、HD画質の映画を数秒でダウンロードできるようになるだろう。

また、デスクランプを消灯しても、不可視光線である赤外線を通じて、ネット通信が可能だという。

IoTランプとしても使用可能

「MyLiFi」は専用のアプリと連携することで、スマホから調光や発光色の遠隔操作が可能。インテリアデザインに溶け込んだIoTランプで、スマートにPCを照らしながら最先端の通信技術を使えるようになっている。

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「Li-Fi」は電磁波を使わないため、電波の干渉や帯域制限に煩わされることはなく、病院などでも機器に影響を与えずにネットが使えるなど、次世代の通信規格として注目されている。

そんな「Li-Fi」を家庭レベルで実現した「MyLiFi」。すでに実物をクラウドファンディングサイトIndiegogoから入手することが可能だ。Wi-Fiに取って代わるかもしれない次世代の通信技術を、その手で体験してみてはどうだろうか。

Oledcomm

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空飛ぶジェットスキーがアツい!

フランスのZAPATA社が開発した、華麗に宙を舞って楽しめる2人乗りジェットスキー「Flyride」。誰でも乗りこなせるように設計されており、気軽に爽快感溢れる水上滑走体験を楽しむことができる新感覚のモビリティだ。

アクロバティックな水上アクティビティを

独自の飛行制御システムを搭載した「Flyride」は、船体からジェット噴射のように水を吹き出すことで、アクロバティックに宙を舞うことが可能だ。

直感的なハンドル操作でスロットルや方向転換が可能で、セルフバランシング機能により誰でも簡単に乗りこなすことができる。

ボタン一つで船体を回転させることができ、ド派手なバレルロールまで楽しめる一台だ。

空飛ぶホバーボードの技術を応用

2016年、空飛ぶホバーボードでギネス認定を受けた実績を持つZAPATA社独自の飛行制御システムのノウハウが詰まった「Flyride」。ユーザーのレベルに合わせて4段階の飛行モードが用意されており、子供から大人まで幅広い年齢層の人が気軽に楽しむことができる。

新感覚の水上アクティビティに、胸踊ること間違いなし?

出典: YouTube

ZAPATA

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ハイテク外骨格スーツで実現する自由な生活

オランダのデルフト工科大学のチームが進める「Project MARCH」は、下半身麻痺などの障がいを抱えた人々のため、着用することで再び歩くことを可能にする外骨格スーツを開発するプロジェクト。

コンパクトな駆動システムを実現したハイテク外骨格スーツ

「Project MARCH」で開発されている外骨格スーツは、腰から足元にかけて下半身全体に装着する設計となっており、関節の構造に合ったコンパクトな駆動システムを実現している。

ハンドル部のボタンから直感的なコントロールが可能で、歩行をはじめとする様々な動作をサポートしてくれる。

義肢などの最先端技術を競うサイバスロンにも出場

開発を進めるオランダのデルフト工科大学のチームは、ロボット工学の最先端技術を駆使した義肢などで競う国際大会サイバスロンにも出場しており、段差やスロープなどを歩くこをとも可能にしている。

身体に障がいを抱える人々が自由な生活を送れるよう、今後もより高度な外骨格スーツの開発を進めていくという。

テクノロジーと想いが、人々の歩みを照らしていく。

出典: YouTube

Project MARCH

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ゴミを検知して残らず吸い込む自動ちりとりマシン

掃き掃除でちりとりを使うと、ゴミが中々入りづらかったり、腰を痛めてしまったりするかもしれない。ちりとりの代わりに「EyeVac」を導入すれば、ホウキでゴミを集めるだけで、ゴミを検知して残らず吸い取ってくれるのだ。

センサーがゴミを検知して吸引

掃除機の本体ほどのサイズの「EyeVac」は、下部にセンサーと吸気口を備えた自動ちりとりマシン。ホウキでゴミを集めて前に持っていくだけで、手で操作することなく、自動的にゴミを吸い取ってキレイにしてくれる。

出力1000Wのパワフルなモーターにより、大量の毛や、細かいほこりも残さずに吸い取ることが可能。ゴミを集めるタンクには約6リットルのゴミを貯めることができ、紙パックなどは不要なため、メンテナンス性にも優れている。

また、「EyeVac」は吸引と同時に空気の排出も行うが、HEPAフィルターを搭載しているため、クリーンな空気が部屋に流れていく。特にペットを飼っている家や、小さな子どもがいる家では重宝するだろう。

2種類のモデル

掃除の手間を軽減してくれる「EyeVac」には、家庭用の「EyeVac Home」と企業向けの「EyeVac Professional」という2モデルが用意されている。

「EyeVac」は元々、美容院で大量に出る髪の毛のゴミを簡単に掃除するために作られたという。企業向けモデルなら美容院はもちろんのこと、中小企業のオフィスや接客業の店舗など、幅広い範囲のゴミを強力に吸引して、ホスピタリティの向上につながるはずだ。

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ルンバのような掃除ロボットが一般的になりつつあるが、部屋の隅々までキレイにするには、まだまだホウキなどを使った人間の手が必要だ。ちりとりを自動化するという、ありそうでなかったアイデア「EyeVac」で、毎日の部屋の掃除を手軽にしてみてはどうだろうか?

EyeVac

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4K対応64インチARディスプレイで3D視覚体験を共有

デンマークのRealfiction社が開発した、複数人で同じAR映像が楽しめる大型ARディスプレイ「DeepFrame」。ヘッドセットやスマートグラスなどは不要で、大勢で同じAR映像を共有する次世代のAR体験を味わうことができる。

64インチの大画面に広がる複数人でのAR体験

「DeepFrame」は、フルカラー4K映像に対応した64インチの大画面仕様で、ヘッドセットやスマートグラスなどは一切不要でAR映像を表示することが可能だ。インタラクティブな3D画像を大きな窓のように見える光学ガラスに偏向する仕組みで、大規模なホログラムを投影を可能にしている。

大勢で目の前に広がるAR映像を同時に楽しむことができ、現実と仮想世界の境界をなくしたような新感覚のAR体験が味わえる。

新製品紹介イベントなどへ活用可能

CES2018でも紹介され話題を呼んだ「DeepFrame」。10年近くに渡り、複数の人が実際の現実世界に埋め込まれた3D視覚体験を共有できるデバイスの開発に取り組み実現したという。

現在企業向けに提供が開始されており、イベント会場での新製品紹介などへの活用が期待されている。

目の前の世界が変わっていく、新たなAR体験を味わってみては?

出典: YouTube

Realfiction

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あらゆるシチュエーションでカメラレンズを保護

カメラレンズに標準で付属しているレンズキャップだが、レンズごとにサイズが異なるなど、イマイチ使い勝手が悪い。さらに無くしてしまったら、レンズに対応するキャップを探さなくてはならない。しかし、そんな不安を解消してくれるプロダクトが「Kickstarter」に登場した。シリコン製のレンズキャップ「Universal Lens Cap」だ。

新発想のシリコーン製レンズキャップ

「Universal Lens Cap」は、柔軟なシリコーンからできたレンズキャップだ。伸び縮みすることで、口径が60〜150mmの幅広いレンズに装着できる。レンズごとにわざわざ適合サイズを調べる必要がなく、使いまわせるのがメリットだろう。

製品はレンズの先端でもカメラ側でも、どちらでも装着可能。また使っていないときは小さく丸めて、バッグの中に収納しておける。

あらゆるシチュエーションからレンズをガード

さらに、プロテクト性能の高さも特徴だ。製品は防水/防塵仕様となっており、レンズ全体をしっかり覆えば、たとえ水で洗っても砂の中に落としても、レンズはびくともしない。さらに、万が一レンズを何度も硬い地面に落としても傷すらつかないことには驚かされる。高価なレンズを保護するという意味でも、移動しながらの撮影時にはぜひ装着を検討したいところだ。

クラウドファンディングで製品化を目指す

「Universal Lens Cap」の製品化プロジェクトは、「Kickstarter」ですでに目標金額の70倍近い資金の調達に成功している。現時点では30ドル(約3,300円)の支援で1つ入手可能で、製品の出荷は2018年3月を予定。世界中への配送に対応している。

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引っ張って、はめるだけと使いやすく、さらに防水/防塵/耐ショック性能まで実現した新発想のレンズキャップ「Universal Lens Cap」。カメラ愛好家なら、きっと気になるアクセサリーではないだろうか。

KUVRD

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VR世界でイルカと一緒に泳ぐ新感覚セラピープロジェクト

仕事などの日々の忙しさから、心のゆとりを失っている人は多い。そんな時、イルカのように海の中を自由に泳ぎ回りたい…などと思い浮かべたことがないだろうか?そんなあなたにピッタリなのが「Wild Dolphin VR」。VR(仮想現実)世界でイルカと一緒に泳ぐことで、セラピー効果を狙った意欲的なプロジェクトだ。

市販のVRヘッドセットで海中体験

「Wild Dolphin VR」は、まず実際にイルカの生息地域を訪れ、プロのダイバーがイルカと一緒に泳ぎながら、その群れを360°カメラで撮影することから始まる。こうして制作された高画質の360°映像は、市販のVRヘッドセットで楽しめるように加工されて提供される。映像は幻想的な音楽をバックグラウンドに、イルカの鳴き声も収録されており、まさに自分が海の中でイルカと一緒に泳いでいるような体験ができるのだ。

出典: YouTube

水中でVR世界を体験するプログラムも

さらにプロジェクトでは、水中でも動作可能なVRヘッドセットを利用した試みも紹介されている。プールの中で水着を着てイルカと泳ぐVR映像を体験すれば、その没入度は格段に増すことだろう。フランス通信社の報道によれば、この水中でのVRセラピーは、心にハンディキャップを持つ人々の治療に役立つと期待されているそうだ。

プロジェクトをスタートさせたSjollema氏は、1993年に海中でバンドウイルカに出会い、その魅力に引き込まれた。そして多くの人が、クジラやイルカの優しげな瞳に癒やされるのを見て、この体験を共有したいと考えたという。家にいながらその体験ができるVRは、まさにうってつけのソリューションだったというわけだ。

出典: YouTube

現在プレビュー版映像が公開中

このように、なんとも魅力的な「Wild Dolphin VR」だが、The Dolphin Swim Clubの公式YouTubeアカウントではプレビュー版の360°映像が一般公開されている。エメラルドグリーンの海の中を気持ちよさそうに泳ぐイルカを眺めていると、時間が経つのを忘れてしまいそうだ。

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イルカとの触れ合いは、昔からリラックス効果があるとされてきたが、その生息域を訪れるのはかなりの負担だ。しかし「Wild Dolphin VR」であれば、自宅やプールで気軽にその効果をが疑似体験できる。イルカとのヴァーチャルな触れ合いが、イルカの保護や動物愛護へ繋がることを期待したい。

Dolphin swim club

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自然妊娠をサポートするシンプルなデバイス

中国のComper Healthcare社が開発した、基礎体温理論に基づき自然妊娠をサポートしてくれるデバイス「Comper Smart Fertility Tracker」。舌で体温を測るだけで、連動したアプリから様々な健康状態を管理できるシンプルなデバイスだ。

独自のアルゴリズムで健康データを管理

「Comper Smart Fertility Tracker」は、デバイスの先端部を舌に当てることで体温を測る仕組みで、独自のアルゴリズムにより月経周期などを正確に測定できる。専用アプリから日々の健康データを詳細に管理することで、自然妊娠や不妊治療などに役立てることが可能だ。

出典: YouTube

デバイスは専用ケースに入れるだけでUV消毒できるため、衛生面にも優れたデザインとなっている。

妊娠中の女性のためのデバイスも

CES2018でBaby Tech Awardsの最終選考にも選出された「Comper Smart Fertility Tracker」。Comper Healthcare社は他にも、お腹の子供の心音を聞ける「Comper Smart Doppler Fetal Monitor」や、妊娠中の女性向けのスマート体重計「Comper smart scale」なども開発している。

Comper Smart Doppler Fetal Monitor

Comper smart scale

愛に溢れたデバイスが、家族の笑顔を育んでいく。

Comper Healthcare

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めくれば一瞬で美しい世界が飛び出す絵本「360°BOOK」

ページをめくると、紙細工の世界が目の前に広がる「飛び出す絵本」には、子供の頃に胸をときめかせた人も多いだろう。そんな絵本の中でも、開けば童話の世界や大自然がまるでジオラマのように再現される飛び出す絵本「360°BOOK」が販売され、話題になっている。

360°どこからでも楽しめる絵本

一般的な飛び出す絵本は「ページごと」に紙細工が仕込まれているが、「360°BOOK」はページ下部が細い紐で括られており、開くと一連のページが一気に展開される。そして、まるで立体ジオラマのようにひとつのシーンが楽しめるのだ。

たとえば「白雪姫」では、ページを開くと森の中の魔女や白雪姫、それに森の動物や小人などが、生き生きと森の中にいる様子を楽しむことができる。

日本の美しい風景

「360°BOOK」では、童話だけでなく、日本を含む自然を題材にした作品も存在する。例えばこれは、富士山がテーマのその名も「富士山」。ページをめくれば、雄大な富士山とそこにかかる雲、そして太陽が一望できる。

また「雪降る森」では、白い紙だけで寒夜に凍えるツリーとトナカイ、サンタクロースを表現している。すでにシーズンは過ぎてしまったが、クリスマスのプレゼントにぴったりな逸品だろう。

日本の書店で購入可能

「360°BOOK」は青幻舎から刊行され、全国書店・ネットショップ経由で取り扱われている。取扱店舗は以下のページから調べることが可能だ。海外のインターネット書店である「Counter-Print」でも取り扱われるなど、ワールドワイドに注目を集めている。

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昔からある飛び出す絵本のページを連続させ、童話や大自然の美しいシーンを再現した「360°BOOK」。作者はドイツ生まれの日本人で、建築家でもある大野友資氏で、その豊かなアイディアには思わず脱帽させられてしまうはずだ。

青幻舎

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