ウィンタースポーツの定番といえばスキーやスノーボードがあるが、スキー板やスノーボード板は持ち運びでどうしてもかさばってしまう。もっと気軽なギアはないかと探していたところ、海外で販売さている普段使いの靴に装着するミニスキー板「SnowFeet」がなかなか爽快そうだ。
「SnowFeet」の価格は単品で109ユーロ(約1万4000円)、2セットで208ユーロ(約2万7000円)。本体カラーとしてブラックとレッドが用意されている。全世界への配送に対応しているが、今はシーズンがちょうど終わってしまったためか、全品が品切れとなっている。
普段使いの靴に装着可能
「SnowFeet」の最大の特徴は、普段使いの靴に装着できることだろう。かかとの後ろを製品にあわあせ、2本のバックルで締め付けるだけでしっかりと固定できる。ワンサイズですべての靴に対応できると案内されているが、推奨サイズとしてはアメリカサイズの6〜12までだそうだ。
そしてひとたび「SnowFeet」を装着すれば、まるでスキー板を履いているように、斜面を滑り、ターンをこなし、さらにまジャンプまで楽しめる。さらにジャンプしてから180度回転し、背面を向きながら滑るなど、スキー上級者でなければなかなかこなせない技もできるようだ。これも、全長が短く機敏に動き回れる本体設計のおかげだろう。
持ち運びも便利なコンパクトサイズ
「SnowFeet」は小さめのバックパックでも持ち運びが可能。持ち運びが楽というだけでなく、背中に担いだままハードな登山をこなし、その頂上から一気に滑り降りるという楽しみ方もできるのだ。
なお「SnowFeet」の注意点として、ストックを使わないことから止まる動作やターンが難しいことが記載されている。急坂での使用は避け、自分のレベルにあった場所で楽しみたい。
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普段使いの靴に装着することで、雪面が滑れる「SnowFeet」。スキーやスノーボードに次ぐ新たなウィンタースポーツギアとして、いずれ雪山で見かけることがあるかもしれない。
SNOWFEET