米フェイスブックのプロフィルを削除した多数の著名人ユーザーのリストを見ると、「#DeleteFacebook(フェイスブックを削除せよ)」の熱は冷めていないようだ。
カリフォルニア州教職員退職年金基金(CALSTRS)のクリストファー・エイルマン最高投資責任者(CIO)氏は4日、フェイスブックの不十分な監視体制とお粗末な経営は「不快だ」と指摘し、フェイスブックの自身の個人アカウントを削除したことを明らかにした。
フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)が議会証言の準備を進める中、抗議者のリストは増え続けている。テスラのイーロン・マスクCEO、ワッツアップの共同創業者ブライアン・アクトン氏に加え、芸能人ではウィル・フェレル、 シェール、ロージー・オドネル、ジム・キャリー、 バンドのマッシヴ・アタックなどが名を連ねる。
ブルームバーグが集計したデータによると、主要紙の1日当たりの「#DeleteFacebook」への言及は2週間前に1700とピークに達したが、その後も300を上回って推移している。