最近、SNS上で「コピック」に似たマーカーが100円で買えると話題になっているのを知っていますか?
「コピック」といえば、プロの漫画家やイラストレーターも使用する高品質なカラーマーカー。
これです。
定番のコピックスケッチやコピッククラシックシリーズは1本380円、エントリーモデルのコピックチャオも1本250円と、一般的なカラーマーカーと比べると高額。何色も揃えると、かなりのお値段になってしまいます。
そんなコピックの書き味に似た商品が、なんと、100円均一ショップ「ダイソー」で販売されているんです!
同系色との2色セット
それがこちら、ダイソーのオリジナル商品「イラストマーカー」シリーズです。油性インクで、両端のペン先はそれぞれ7.0mmの太書き用と1.0mmの細書き用です。コピックでいうと、クラシックシリーズが一番近いです。
見てお分かりのとおり、2本セットで100円。1本あたり50円です、これは確かに安い。
現時点(2018年8月)では10セット全20色展開で、それぞれ同系色がセットになっています。
東京バーゲンマニア編集部が近くのダイソーで購入できたのは、8種類。★マークは売り切れでした。
(1)ペールオレンジ/レッド
(2)オレンジ/イエロー
(3)ライトグリーン/グリーン(★)
(4)ウォーターブルー/ウルトラマリン
(5)パープル/ピンク
(6)イエローオーカー/ダークブラウン(★)
(7)ライトクールグレー/ライトウォームグレー
(8)ミディアムクールグレー/ミディアムウォームグレー
(9)ダーククールグレー/ダークウォームグレー
(10)ブラック/クリアブレンダ―
本物のコピックと比較してみました。
さて、気になるのは、その使用感ですよね。筆者は実際に本物のコピック(クラシック)を用意し、ダイソーの「イラストマーカー」と比較してみました。
ちなみに本家コピックは日本製、ダイソーの「イラストマーカー」は中国製です
まずは太書き用のペン先でチェック。書き心地に特段違いはなく、発色やにじみ方にも大きな違いは見られませんでした。
次に細書き用のペン先でチェック。こちらも特段違いはナシ。ただ「イラストマーカー」のほうは、ややにじみやすい印象がありました。
低価格なだけにインク量に違いはあるかもしれませんが、少なくとも使用感に関しては大きな違いはなかったように思いました。
「塗る」という部分以外ではキャップの開け閉めがしにくいことが唯一ストレスでした。ただ、これも1本50円であれば十分許容できる範囲...!
ちなみに他のカラーの発色はこんな感じです。
筆者は普段、片側が柔らかい筆ペンのようになっている「スケッチ」シリーズを愛用しているので、欲を言えば同じタイプだと...というところですが、そうしたワガママも余裕で胸にしまえるほどのコスパの良さです。
SNS上でも実際に使用した人たちから
「コピックのジェネリックといわれ、どこにもなかったダイソーのアルコールマーカーやっとみつけたので使ってみた。 ほんとにコピックみたいに重ね塗りしても線が出ない!」
「ペン先は普通のマーカーのような感じで、正直めっちゃ塗りづらい...と思いましたが、この発色...滲み方...本当にコピックそっくりじゃん!!ってなりました。これが2本で100円はすごい」
といった声が寄せられています。