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日本にいる7頭のウォンバットのうち5頭を飼育しています。ユキ（めす、2歳）は体長約52センチ、体重は約15キロ、めずらしく右前足の毛だけが白くなっています。 主に夜行性で日中は地面にほった巣穴の中で過ごしていますが、寒い季節などは昼間にも活動します。ユキも日差しの強い日や昼間は巣穴に入り、開園直後の午前中や夕方4時ごろに出ていることが多いです。
ユキはおすのコウと運動場をぐるぐる歩くことがあります。飼育係が入ると、やんちゃなコウは体をすりよせてきて、内気なユキは、はなれたところからこちらをうかがいます。コウが巣穴にもどると、ユキは飼育員のとなりにスッと現れ、首元をかくとおしりをふってあまえてきます。 野生のウォンバットは減っています。ユキたちにウォンバットの未来をつないでほしいと願っています。 （飼育係 遠藤太貴さん）
青草、サツマイモ
シャイ
オーストラリア南東部、 タスマニア島
