10月22日はアニメの日。
1958年の同日に日本初の長編カラーアニメーション映画『白蛇伝』が公開されたことが由来となっています。日本のアニメ100周年を記念した「アニメNEXT_100」によって2017年に制定された新しい記念日です。
日本では、約100年にわたって膨大な数のアニメが制作されました。その中で最もファンの心を掴んだ作品は一体何なのでしょうか?
そこでアニメ!アニメ!では、「一番好きなアニメは?」と題した読者アンケートを実施しました。10月7日から10月14日までのアンケート期間中に347人から回答を得ました。
男女比は男性約37パーセント、女性約63パーセントと女性が多め。年齢層は19歳以下が約48パーセント、20代が約26パーセントと若年層が中心でした。最後は50代以上の結果を発表します。
■トップは『ミンキーモモ』 2018年の最新作も人気
トップは『魔法のプリンセス ミンキーモモ』。夢の国の王女・ミンキーモモが地上にやってきて、魔法の力で大人に変身するという物語です。
読者からは「私の人生を変えたアニメ。『モモ』と出会い“夢は自分で叶えるもの”という強烈なメッセージを受けました」というコメントが寄せられました。世代的に1982年放送の通称「空モモ」が人気を集めています。
続いては『宇宙戦艦ヤマト』と『機動戦士ガンダム』が同票でランクイン。『ヤマト』には「アニメが“テレビまんが”と言われていた当時、ビジュアル、ドラマ、音楽の面でこれほどのスケールの作品はなかった」、『ガンダム』には「リアルタイムで観て衝撃を受けた。今も十分に面白いと思う」という声がありました。
最近のアニメにも票が集まっています。2018年放送の『宇宙よりも遠い場所』には「何度見ても泣けます。一歩踏み出す勇気をもらえる作品です」、2018年夏公開の映画『ペンギン・ハイウェイ』には「アオヤマ君の真っ直ぐすぎる性格が愛おしかった。そして“海”の造形が美しかった。SF大好きなので、本当に楽しかった」というコメントをいただきました。往年のアニメファンは最新作も見逃さないようです。
50代以上からの投票はコメントのあったすべての作品を掲載しました。1970年代から2010年代まで幅広いアニメが揃っています。これからどんなアニメが作られていくのでしょうか。楽しみになってくる結果でした。
■50代以上から投票のあったタイトル一覧
[50代以上の好きなアニメは?]
『宇宙戦艦ヤマト』
『ガンバの冒険』
『機動警察パトレイバー』
『機動戦士ガンダム』
『コードギアス 反逆のルルーシュ』
『SHIROBAKO』
『ストライクウィッチーズ』
『宇宙よりも遠い場所』
『∀ガンダム』
『TIGER & BUNNY』
『バカとテストと召喚獣』
『鋼の錬金術師』
『バキ』
『ペンギン・ハイウェイ』
『魔法のプリンセス ミンキーモモ』