2017年2月1日、東京国際フォーラムにて『キラキラ☆プリキュアアラモード』と『映画プリキュアドリームスターズ!』の合同記者会見が行われた。
『キラキラ☆プリキュアアラモード』から主人公・キュアホイップこと宇佐美いちかを演じる美山加恋をはじめとし、福原遥、村中知、藤田咲、森なな子、そして『映画プリキュアドリームスターズ!』から木村佳乃、山里亮太、ライスが登壇し、会見の舞台を豪華に彩った。
プリキュアシリーズ第14弾に当たる『キラキラ☆プリキュアアラモード』。会見の冒頭で、株式会社ABCアニメーションの田中昴プロデューサーは本作のテーマについて「スイーツとアニマル」と明かし、また「“アニマル=個性”と読み替えていただければと思います。キャラクターの個性を現すものとしてアニマルを活かしていきたい」と話した。
続いてキャスト陣が登壇して、それぞれが担当するプリキュアの名乗りの披露。プリキュアへの思いを聞かれた美山は「幼い頃に『ふたりはプリキュア』を見てキュアブラックに憧れていた」と語り、それを受けて福原は「私はキュアホワイトが好きだった。今でも思い出に残っているアニメだから、自分が声優に決まったと聞いた時はすごく嬉しかった」と話した。
2人より声優キャリアの長い藤田は「女性声優にとってプリキュアは一生に一度の宝物になる大切な作品。いつかはプリキュアになりたいと思っていた」と歴史あるプリキュアシリーズへの思いを語った。役作りについて、美山が「過去のプリキュアシリーズを見てかっこ良さを学ばせてもらっている」、村中が「あおいはボーイッシュで男の子口調だが、やはり女の子なので可愛らしさを残すように気をつけている」と話す一方、クールなビジュアルの剣城あきらを担当する森は「収録時は必ずパンツスタイルで挑んでいる」というエピソードを披露し、キャスト一同が「たしかに!」と納得するといった和やかな場面も見られた。
次に『映画プリキュアドリームスターズ!』から東映アニメーションの鷲尾天プロデューサーが登壇し、本作のテーマが「話せる・盛り上がれる・覚えられる」だと明かした。今回からタイトルが「ドリームスターズ」に変わり、オールスターズから3世代シリーズのみに絞ることで、子ども達がすべてのプリキュアの名前を覚えて帰ってもらえるようにしたかったと、本作の新たな取り組みについての意気込みを語った。
ゲスト声優を務める木村は、本作の「和」の雰囲気になぞらえて人力車に乗って登場。山里とライスの二人はそのエスコートを務めた。木村は「二人の娘がプリキュアが大好きで、私が声優に決まって大喜びしている」と話した。木村自身もアニメを見ており、勢揃いしたプリキュア達を前に「私も着てみたい……」とつぶやいて、山里から「着ているんじゃなくてご本人ですよ!」とツッコミを入れられる場面も。
今回、初めて声優に挑戦したライスの二人は、山里演じる鴉天狗の手下にあたるポジションのため、「関係性が普段通りだったので、役作りは完璧」とアフレコの手ごたえを語った。プリキュアの敵役を演じるあたって山里は「子供に嫌われる準備はできてます!」と話し、会場の笑いを誘った。
新シリーズは早くも2月5日より放送開始。春に向けて、新しいプリキュアからますます目が離せない。
『キラキラ☆プリキュアアラモード』
ABC・テレビ朝日系列にて 2月5日(日)スタート 毎週日曜朝8時30分放送
朝日放送公式サイト http://www.asahi.co.jp/precure/
東映アニメーション公式サイト http://www.toei-anim.co.jp/tv/precure_alamode/
『映画プリキュアドリームスターズ!』
2017年3月18日(土)ロードショー
公式サイト precure-dreamstars.com