ダイエッターのデート中のふるまいに賛否!?
「ダイエットしてキレイになりたい!」
「健康のために体重を減らしたい!」
……そんな思いで食事制限を含むダイエットに励む人は多いのではないでしょうか。そこで立ちふさがるのがデート時の外食。
「ダイエットのため!」と思って、パートナーだけ食事をさせて、自分は水だけ……という人もいるようです。「ダイエット中」と、外食先でも食べようとしないパートナーは有罪でしょうか? 無罪でしょうか?
オールアバウト独自のユーザー参加型アンケートの結果、有罪72.1%、無罪27.9%と、有罪派が圧倒。「一緒にいて楽しくない」「空気が読めていない」「店に入ってから言うな」など、コミュニケーションとして好ましくないという意見が多数集まりました。
せっかくのデートだし、今日は外食しようと意気込んで店に入ったのに、「ダイエット中だから食べない。水飲んでるから気にせず食べて」と言われたら、どう思いますか? 断食中のパートナーは、きっと無意識のうちに目が食べ物を追っているはず。凝視されながら一人だけ食べるのは気まずいですよね……。
断食や極端な食事制限は、太りやすい体質を作ると知っていますか?
元準ミス日本でダイエットコーチのEICOさん曰く、「お金に例えるとわかりやすいと思います。毎月同じ量の仕事をしているのに、月によってお給料が5万だったり40万だったらどうしますか? 少ないときに備えて、多く入ってきたときにお金を貯めようとしますよね。人間の体も同じで、栄養素(食事)がいつ入ってくるかわからなかったら、脂肪として貯めるのです。そして体は節約家になります。できるだけカロリーを使わない“痩せにくい体”が完成するのです」。
食べなければ食べないほど太りやすくなっては、リバウンドも目に見えています。無茶な食事制限をしているパートナーには、食事と基礎代謝の考え方を教えてあげましょう。
また、食べ物を選ぶ目も大切。「栄養バランスがわからない人は、いろんな食品を使ったカラフルな食事を選ぶようにすると良いですね。いろんな栄養素をバランス良く摂らないと、肌荒れしたり、メンタルが不安定になったり、体調を崩しやすい体になります。いろんなものを少量ずつ食べて運動をすれば、効率良く健康的に痩せられますよ」とEICOさん。美しく痩せるためには食事が大切なんですね。
デートにおける食事は、パートナーとのコミュニケーションを深める大切な時間。ダイエット中なら、ローカロリーなメニューを選んだり、少量を取り分けてもらうなどして、食事の時間を楽しむ工夫をしましょう。
文:相沢 あい