アマゾン、米国でコンビニ展開か 食品事業の拡大へ
米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は11日、インターネット通販大手アマゾン・コムが食品事業の拡大に向け、コンビニの展開を計画していると報じました。関係者の話としています。まずは米国で展開するとみられます。
農産物、牛乳や肉など生鮮食品を扱う店舗の開設を目指しており、一部商品の宅配も手掛けます。時間がない顧客向けに、ネットを通じて注文のあった商品をあらかじめ用意しておくドライブスルーの店も計画しているといいます。
NY株、200ドル大幅反落 業績懸念と原油安
11日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は大幅反落し、前日比200.38ドル安の1万8128.66ドルで取引を終えました。下げ幅は約1カ月ぶりの大きさでした。
四半期決算の発表本格化を前に企業業績に対する懸念が強まりました。原油価格の下落も投資家心理を冷やしました。
ハイテク株中心のナスダック総合指数は81.88ポイント安の5246.79でした。
韓国のサムスン電子は11日、バッテリー不良でリコール(回収・無償修理)に踏み切った最新型スマートフォン「ギャラクシーノート7」について、安全性の問題から生産中止を決定したと発表しました。
同社関係者によると、生産が打ち切られるとのこと。サムスンは生産中止に先立ち、販売の一時停止も発表。13日から別の機種との交換や返金に応じます。
クレディ・スイスなどの試算によると、販売中止により、同機の製品サイクルで予想されていた最大1900万台(約170億ドル相当)の販売機会が失われるといいます。
前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比195円66銭高の1万7055円75銭と反発し、取引時間中として9月6日以来、1カ月ぶりの高値水準を付けました。
ロシアが石油輸出国機構(OPEC)の減産に協力する意向を示し原油価格が上昇したことや、米大統領選で民主党のクリントン氏が支持率のリードを広げたことは日本株にとっても安心材料になったといいます。
財務省が11日発表した8月の国際収支速報によると、海外とのモノ、サービスの取引や投資収益の状況を示す経常収支は、2兆8億円の黒字となり、前年同月に比べ23.1%増えました。
経常収支が黒字を確保したのは26カ月連続。原油安で輸入額が抑えられ、貿易収支が赤字から黒字に転換したのが主因といいます。
サービス収支は525億円の赤字。このうち旅行者のお金の出入りを示す旅行収支は543億円の黒字で前年同月(752億円)より黒字幅が縮小した。夏休みで出国する日本人が増えたことが影響しました。
韓国のサムスン電子は10日、同社の最新スマートフォン「ギャラクシーノート7」について、一部が発火したとの報告を受け出荷量を調整していることを明らかにしました。
同社は、詳しい検査を実施し、品質管理を向上させるために調整していると説明。これ以上の詳細については明らかにしませんでした。
聯合ニュースは同日、サムスンが生産を一時停止したと報道。関係者は「世界各国の消費者の安全を考慮した措置だ」と説明しているとのこと。生産再開の見通しなど詳細は不明です。
人民元相場が大幅下落 5年11カ月ぶりの低水準
連休明け10日の上海外国為替市場の人民元相場は対ドルで大幅に下落し、午後4時半(日本時間同5時半)現在、前営業日の同時刻に比べて0.49%安の1ドル=6.7028元と、2010年11月以来、約5年11カ月ぶりの安値をつけました。
米国の年内利上げ観測が強まったことが背景にあるとみられます。
中国人民銀行は10日、取引の基準値を1ドル=6.7008元と、国慶節(建国記念日)に伴う大型連休前の9月30日の基準値より0.34%元安に設定。基準値としては10年9月末以来、約6年ぶりの元安水準でした。
三菱自動車が、サッカーJリーグの浦和レッドダイヤモンズを運営する子会社の保有株式の一部を売却する方針であることが10日、分かりました。
三菱自は燃費不正問題を起こし、月内にもJリーグの横浜F・マリノスのスポンサーである日産自動車の傘下に入ります。日産の影響力が2チームに及ぶことで、複数クラブの支配を禁じたJリーグ規約に抵触する事態を避けるため、三菱自のレッズ支配力を弱めます。
関係筋の話によると、韓国のサムスン電子は10日、最新スマートフォン「ギャラクシーノート7」の生産を一時中断したもようです。サムスンはコメントしていません。
関係者は「世界各国の消費者の安全を考慮した措置だ」としています。生産再開の見通しなど詳細は不明。生産停止が長引けば、業績に影響が出るとみられます。
サムスンはバッテリーの不具合を理由にノート7のリコール(無償回収・修理)を行いましたが、交換後の製品からも発火事例が出ています。
映画監督や実業家など、40歳を上回ってから世間で広く受け入れられた、"遅咲き"の成功者たちは数多く存在するようです。スタジオジブリの宮﨑駿氏は、企画書を書いても書いても採用されない時期があり、43歳でやっと「風の谷のナウシカ」がヒットしました。
やなせたかし氏は、三越のデザイン部にいたこともあり、多彩な分野で活躍していましたが、絵本「あんぱんまん」を出版したのは54歳。テレビで放送され、ヒットしたのは69歳のときなのだとか。
日清食品の創業者・安藤百福氏も、チキンラーメンを発明したのは48歳のとき。また、ケンタッキーフライドチキンの創設者であるカーネル・サンダース氏が、フランチャイズのビジネスを開始したのは65歳のときだといいます。