カドカワは14日、ネットで双方向の授業を受けられる単位制、通信制の高等学校の詳細を発表しました。2016年4月に開校する予定で、名称は「N高等学校」。生徒は全日制高校と同じ卒業資格を得られます。
各業界のプロによるキャリア教育を予定している他、大学受験を目指すためのオリジナル受験教育も用意。同社代表取締役社長の川上量生氏は「1年目で東大入学者を輩出する」と意気込んでいます。
学費は平均年間約10万円。制服もあり、「着て行くといいことが起きるイベント」を用意。「ニコニコ超会議」での文化祭活動、地方自治体や企業と連携した職業体験が企画されています。
マイクロソフトは14日、Windows 10 Mobileを搭載したスマートフォンの国内展開を発表。6社がデバイスの開発を表明しており、製品の詳細などはメーカーが個別に発表するといいます。
新製品を投入する6社はマウスコンピューター、プラスワン・マーケティング(freetel)、サードウェーブ、VAIO、日本エイサー、トリニティ(NuAns)。
なお、サードウェーブは14日付けでスペックの概要を公開。価格については「お求めになりやすい価格」と案内しています。
フェイスブックのモバイルアプリ内でのショッピング機能が、米国で試験的に開始されました。アプリの広告からECのページに飛び、商品を購入できます。
またページ下のタブにあるボタンから、EC機能のあるブランドの購入ページに飛ぶことも可能。クレジットカードを登録しておけばその場で決済できるので、すべてアプリ内で完結します。
フェイスブックはEC機能を強化し、インターネット通販大手アマゾンなどの小売事業に対抗するとしています。
10月9日から利用可能になっているFacebookの新機能「近くにいる友達」に賛否の声があがっています。
Facebookはこの新機能で、近くにいる友達と連絡を取って待ち合わせをしたり、旅行中の友達におすすめの場所やレストランを紹介するなどの用途に活用できるとしています。
しかしTwitter上では、「怖い」「いらない」「鬱陶しい」など、自分の位置情報が筒抜けになってしまうことを不安視した否定的なツイートが多数寄せられています。
店舗を評価するサイトで有名な食べログ。それを人間版にしたようなアプリ「People」が海外で注目を集めています。このアプリでは人物に対して、個人・仕事・恋愛などの項目ごとに5段階での評価が出来るとしています。
11月にリリースされる予定だったこのアプリですが、各地から批判が殺到。アプリのリリース差し止めを要求する署名や、サイバー攻撃、アプリ創業者の家族の殺害をほのめかす脅迫もあったそうです。
今後、アプリのリリースが行われるのかは不明。海外サイト「Ars Technica」によれば、公式サイトだけではなくTwitterやFacebookアカウント、YouTube動画も削除されている模様です。
米大手ソーシャルメディアのフェイスブックが昨年、英国の従業員に給与やボーナスを平均で21万ポンド(3866万円)も支払っていたのに対し、法人税は4327ポンド(約80万円)しか納めていなかったと英メディアが一斉に報じました。
フェイスブックは昨年、世界全体で125億ドル(約1.5兆円)の売上があり、29億ドル(3500億円)の利益を上げました。英国の売上はその1割とみられています。
英国紙「ガーディアン」によると、同社は「ダブルアイリッシュ」という節税策を採用。これは英国の顧客から得た利益を、法人税が低いアイルランドに回すという手法です。
米パソコン大手デルは12日、米データストレージ(記憶装置)大手EMCを約670億ドル(約8兆円)で買収すると発表しました。IT業界で過去最大規模の買収となります。
EMCはデータセンター向けのストレージ製品が主力。デルはパソコン市場の縮小を受け、成長が期待されるクラウド分野などを強化する方針です。
EMCは昨年10月、ヒューレット・パッカード(HP)と合併を協議していましたが、交渉は破談に終わっていました。
16台のカメラを1つに合体させたような小型カメラ「Light L16」を、米ベンチャー企業Lightが発表しました。
このカメラでシャッターを切ると、このうち10個のレンズが同時に写真を撮影し、画像を合成。高画質の画像が生成されるということです。また後から適当な場所にピントを合わせなおすといった処理も可能とのこと。
価格は1699ドル(約20万円)で、2016年夏に発売の予定。LightのWebサイトでは11月6日まで1299ドル(約15.5万円)の特別価格で予約を受け付けています。
世界で最初のライブカメラは、1991年に英・ケンブリッジ大学コンピューターサイエンス学部の「トロイ」という部屋に置かれ、そのカメラはコーヒーポットに向けられていました。
大学の研究員達はコーヒーを注ぎに行こうとしたら、ポットが空だったということが何回もあったことから、いつでも中身を確認できるようWEBに接続したカメラを設置。これがWEBカメラ誕生のきっかけなんだそうです。
当初は大学内のLANでのみ映像を見ることができましたが、1993年にはインターネットに接続して世界中に公開。2001年にラボが移転するまで配信され続けたということです。
無料マンガアプリ「マンガ無双」「マンガ姫」などで知られるNagisaの提供するiPhoneアプリが10月7日にApp Storeからすべて削除され、8日には同社のアカウントも抹消されていたことが分かりました。
原因として考えられているのは度重なる"規約逸脱行為"。同社はアプリ審査のときだけ「一般作品」を公開し、審査通過後に隠していた「アダルト漫画」を配信。また以前は、他社サービスに投稿された小説の流用が問題にも。
同社は9日、公式サイト内にコメントを掲載。アカウントの停止措置を認め、詳細についてAppleに確認中としています。関係者やユーザーに対しては「ご迷惑、ご心配をおかけしたことに深く、お詫び申し上げます」と謝罪しています。