プレゼンテーションの場で、パワーポイントの使用を避ける会社が増えてきているといいます。重要なのは議論を深めることであり、広告キャンペーンや戦略のプレゼンを一方的に披露することではないからだとか。
パワーポイントのプレゼンは資料作成にも説明にも時間がかかる上に、議論がしにくく、情報が正しく伝わりづらいそう。AmazonやFacebook、LinkedInなども、社内会議でパワポを使用することを禁止しているそうです。
一方、堀江貴文氏はパワーポイントがツールとして使えないことは認めつつも、要は使い手の問題であり、禁止する意味は無いと指摘。話し方・伝え方など、プレゼン「スキル」も重要だといいます。
1月に社長退任を発表したニトリホールディングス創業者・似鳥昭雄氏。自身の息子ではなく、共に会社を育ててきた白井俊之副社長に、社長業を託しました。
幼少期は貧乏だったという似鳥氏。「苦労しないのが社長になったら潰れると思っています」「息子に本業を継がせず、傍系の広告会社の専務にしたのは、苦労を知らずに育ったからです」と語っています。
カレーハウスCoCo壱番屋の創業者・宗次徳二氏は2002年、アルバイトから副社長にまで昇進した浜島俊哉氏を社長に起用。1月の廃棄カツ流出騒動でも、1パート従業員の声を本部がきっちりとすくい上げ、迅速に対応しました。
音楽シーンで成功を収めているテイラー・スウィフト。テイラーはキャリアを自分自身でコントロールしており、キャリアが下降する原因を、自己認識の低さが原因と結論づけています。
自己認識の欠如はリアリティを失わせ、やがて野心も創造性も失わせるそう。そのため絶対に自己認識を忘れることなく、評価の管理やキャリア戦略を立てることが重要だといいます。
テイラーは第58回グラミー賞で「年間最優秀アルバム」を獲得し、他2部門を含め3冠を達成。「年間最優秀アルバム」の2度の受賞は女性アーティスト史上初となる快挙となります。
「無印良品(MUJI)」を展開する良品計画の松崎暁社長が、海外で成功している理由について説明。特に中国では現在"高級品"より"日常品"のほうが需要があるため、本来必要な機能を満たし、品質などが良ければ購入されるといいます。
店舗を増やす際は、人事制度を作って店長や副店長の配置を最優先でやっていたそう。また"1店舗、1店舗で黒字"というのが海外事業の戦略の一つだとし、「MUJI」は賃料の低いビルの2階や3階に出店しているとのこと。
中国では店舗数を毎年30店の純増ペースで伸ばしており、2016年度末には200店の大台に届く見込みだとか。さらに松崎社長は2016年中に中東3カ国で新規出店する方針も掲げています。
2009年のデビューから次々と話題作に出演し、俳優として活躍が目覚ましい菅田将暉。どんなに大変な仕事でも「そこに意義があればやる」と、仕事観について語りました。
「大変じゃない仕事はないし、楽なものなんてそうそうないと思っています」と菅田。どんな仕事でも「面白い」「やることに意義がある」と思えればできるといいます。
また、菅田は、今後の仕事について「今年は俳優として変化球じゃなくて、ストレートの切れ味を良くしていきたい」と話しています。
19歳の頃、米ニューヨークのホームレス・シェルター(一時宿泊所)に身を寄せていたマシュー・ティエダさん。自分以外に頼るものがない時、あるスターバックスのマネジャーの助けを受け、"バリスタ"として雇われたそうです。
「いつか自分の住まいを持てると信じていた」というティエダさんは、その半年後には店長、そしてアシスタント・マネジャーに昇進。ようやくアパートに移ったティエダさんは、アメリカで1番売り上げの多い店舗の管理を任されるようになったといいます。
ホームレスから"社長"に成り上がった成功者も。Q&Aサイト「OKWave」の社長・兼元謙任氏は"ある中国人の一言"が転機となり、一気に起業・上場にこぎつけたそうです。
過去に、全く仕事がなくなり、どん底生活を経験したという有吉弘行。超貧乏だった時期も自分を磨くための「先行投資」は怠らなかったそうです。
芸人として必要な人脈を作るため、月額5千円の"哀川翔の妻主催のパーティーの会費"を先行投資として払い続けた有吉。「自分へのご褒美」などの無駄な出費を抑え、そのお金を先行投資に回すことが大切だといいます。
また、有吉はある番組内でどん底からのV字復活には、「努力と人柄」「常に笑顔で」が必要だと話しました。
Google社の会長エリック・シュミット氏は、母校ボストン大学の卒業スピーチで「"YES"こそが、新しいキャリアにチャレンジする方法」だと語っています。
「"YES"はあなたをポジティブに保つだけでなく、周りの人が助けやアドバイスを求めてやってくる」と同氏。"YES"をたくさん使うことで、大きなことをやり遂げるきっかけにもなるとのことです。
阪南大学の寿山泰二教授は、辛いことを地道に続けるコツについて「やり方を変えてみたり、捉え方を変えてみる」と語っています。
例えば、プレゼン能力を向上させる場合、一人でプレゼンの練習をするだけでなく「スクールに通う」「演芸場で落語を聞いてヒントをつかむ」など、"柔軟な発想で選択肢を増やすこと"が大切なんだそう。
また、夢を見つけたら"公言"することが大事だと語った同氏。「多くの人に知ってもらうことで、チャンスや、ヒントを与えてくれる協力者が現れるかもしれない」と話しています。
ソフトバンクで孫正義氏のプレゼン資料を作成していた前田鎌利氏によると、プレゼンの可否を決めるのは「プレゼン資料」。相手の「感情」に訴える資料が重要となるそうです。
「感情」に訴えるには、相手が共感→信頼→納得→決断の4つの「感情」をたどることをイメージしてプレゼン全体のストーリーを考え、必要な要素を順番に並べていくことがポイントだそう。