巨人の長嶋茂雄終身名誉監督(81)=報知新聞社客員=が、来年4月に新設される小学校の「道徳」の教科書に登場することが8日、分かりました。教育出版株式会社が、長嶋さんの歩みを4ページにまとめた教材を出版します。
タイトルは「長嶋茂雄の人生は七転び八起き」で小学5年生向けの教科書となります。文部科学省の検定に合格した教科書にプロ野球関係者が登場するのは初めて。長嶋さんの人生を通じて「希望と勇気、努力と強い意志」が実感できる新しいタイプの教科書になるそうです。
日本野球機構は8日、2017年新人選手選択会議(ドラフト会議)を10月26日に開催すると発表しました。
大正製薬が5年連続で特別協賛し、公式タイトルを「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」として開催。
16年のドラフトでは創価大の田中正義に5球団が競合。さらに、桜美林大・佐々木千隼に外れ1位で史上最多となる5球団が競合しました。今年はどんな球児たちが、プロの門をたたくのか、注目が集まります。
7日(日本時間8日)に行われたカブス-ヤンキース戦で、両軍合わせて48三振となり、1試合2チーム合計でのメジャー最多三振記録を樹立しました。なお、試合は両軍合わせて15投手が登板し、6時間5分の熱戦となりました。
ヤンキースは3点リードで迎えた9回に、守護神チャプマンがまさかの3失点と炎上。これで試合は振り出しに戻り、4-4で延長戦に突入。その後は両軍とも一歩も譲らず、スコアボードに「0」が並びました。延長18回、ヤンキースが1死三塁からカストロの遊ゴロの間に1点を勝ち越して、5-4で競り勝ちました。
この日、カブスでは上原浩治が延長12回に5番手で登板。圧巻の投球を披露し、1回を3者凡退に抑えました。
マーリンズのイチローが7日、敵地でのメッツ戦に代打で出場。メッツの3番手、左腕エジンの3球目の直球を左翼線へ運ぶ二塁打を放ち、8打席ぶりのヒットで打率は.154となりました。チームは7-0の完封勝ちで、連敗も「3」でストップ。
イチローが快音を響かせると、敵地スタンドからも歓声と拍手が。先発出場した前日は4打数無安打でしたが、最初の3打席はいずれも鋭い当たりで、試合前の打撃練習でも30スイング中12本の柵越えを放つなど、復調の兆しが見え始めていました。
イチローはこの日のヒットで、メジャー通算3036安打とし、歴代24位のロッド・カルー(3053本)まであと「17」としました。
デスパ、古巣ロッテに3発目「自分の仕事をしているだけ」
ソフトバンクのアルフレド・デスパイネ外野手が7日、古巣ロッテにまた強烈弾を浴びせました。2回に先発・唐川侑己の2球目、シュート回転して真ん中高めに入る138キロを一発でしとめ、右中間へ飛び込む先制8号2ラン。チームも8-2で勝利しました。
4月18日には石川歩に3ランを浴びせ、5日は益田直也から同点2ランを放っており、古巣相手に放ったHRはこの日で早くも3発目。「千葉だから特に力が入っているわけではない。普通に自分の仕事をしているだけ。次も(ロッテ戦も)積極的に狙っていく」と意気込みを語りました。
ロッテの伊東勤監督は試合後、「同じ打者に何回も打たれて…。同じミスを繰り返している」と苦虫をかみ潰したような表情で振り返り、「去年までウチにいて、(弱点も)よく分かってるんだけど…」と頭を抱えました。
楽天・岸、古巣西武斬りで今季2勝目 チームは「20勝」
楽天に今季FA移籍した岸孝之が7日、古巣の西武戦(メットライフドーム)に先発。7回6安打2失点と粘投し今季2勝目を挙げました。チームはリーグ最速となる20勝到達。
昨季まで10年間プレーしたメットライフドームでのマウンド。岸の名前がコールされると、スタンドから大ブーイングが発生しました。しかし岸は立ち上がりからテンポの良いピッチングで西武打線を封じていき、打線も3回に足立祐一のスクイズとペゲーロの2ランで3点を援護。
好投を続けましたが、7回にレオ打線につかまります。2回に連続安打を許した中村とメヒアに連続本塁打を浴び1点差に迫られ、その後、2死から得点圏に走者を背負い同点のピンチを招きましたが、木村文を捕飛に抑え追加点を許しませんでした。岸はこの回で降板。7回116球を投げ6安打2失点の内容でした。
稲村亜美、初のワンバン始球式に落胆 "ポロリ"気にして
「神スイング」で人気の稲村亜美が7日、中日-巨人戦(ナゴヤドーム)の始球式に登場。勢いよく投げ込むもまさかの大暴投となり、「ワンバウンドは初めて」とショックを隠せない様子でした。
自己最速103キロの更新を狙っていただけに「恥ずかしい…」と落胆。この日は自身が出演するCMの衣装で登板しましたが、普段よりかなり露出が多いこの衣装も大暴投の要因となってしまったようです。
稲村は「"お色気始球式"と思われたくないんで、本気で投げたんですけども」「いつもは投球プレートの一塁側を使うんですが、(中日先発の)ジョーダンさんが三塁側を使うので、そっちで投げようと。あと、ポロリとかも気になっちゃって」などと悔しそうに振り返りました。
アストロズの青木宣親外野手は6日(日本時間7日)、敵地でのエンゼルス戦に「9番・左翼」で先発し、第2打席に左前打を放ちました。これで日米通算1985安打となり、2000本の大台まで残り「15」としました。
2試合連続で先発出場した青木は、同点の5回先頭で打席に立ちました。エンゼルス先発ラミレスと対峙。1ボールからの2球目ツーシームを捉えると、打球は三遊間を破ってレフト前へ転がりました。
これで2試合ぶりのヒットを記録。第3打席は遊ゴロ、第4打席は二ゴロに終わり、4打数1安打。打率は.278。試合は1-1の同点のまま9回裏に突入したものの、3番手デベンスキーが1死一、三塁からシモンズにサヨナラ打を浴び、敗れました。
ヤフオクドームに訪れるファンから、広瀬すずに似ていると声をかけられることもあるという売り子のまなみさん。実は幼稚園から高校3年生までは新体操をやっていたといい、高校ではインターハイ、国体にも出場。国体では団体7位入賞も果たすなど、相当な実力者だったといいます。
現在は、理学療法士を目指す専門学生で「将来、新体操の日本代表チームのトレーナーになりたいんです」と夢を告白。「来年は長期の実習が2回と国家試験がある」ため、今季が売り子ラストイヤーとなる予定です。なお、ソフトバンクでは松田宣浩内野手が推しメンだそう。
ソフトバンクでは売り子を「売り子タカガール」と称し、球団ホームページで各社の売り子の名前や担当エリア、各月の売上ランキング等を公開。また、球界初の「ビール売り子カード」を販売するなど、新しい取り組みを行っているといいます。
防御率1.23でリーグ1位を記録するなど今季抜群の成績を収めている西武の菊池雄星。2016年までの菊池は"無駄球"が多く、長いイニングを投げられなかったのが最大の課題でしたが、1イニング当たり17.38球だった13年から、17年は15.70球にまで球数が減少。理想は1イニング15球とされていますが、菊池にとっては長足の進歩といえます。
また奪三振数を与四球数で割ったK/BBの比率を見ると、菊池は16年のパ・リーグ全体の2.14を下回る平均以下の制球力でしたが、今季は3.62と三振4つ弱を奪う間に1人を歩かせるレベルにまで進化。さらに今季はまだ初回に失点をしておらず、最大の弱点だった「立ち上がり」も克服しています。
菊池は5日先発した楽天戦でも、7回2安打1失点を96球でまとめ、5者連続三振を記録するなどの好投で今季3勝目をマーク。菊池は「例年以上に『自分がやらなきゃ』という思いが強いんで、気持ちが変わったと思います」とこれまで6試合の安定感を説明しました。