NHKによると、将棋の中学生棋士・藤井聡太四段(14)が26日、増田康宏四段(19)に勝利。昨年12月のデビュー以来、無敗のまま続けている連勝記録を「29」に伸ばし、30年ぶりに最多連勝記録を更新して歴代単独1位となりました。
昨年12月のデビュー戦から無敗を続ける将棋の最年少棋士、藤井聡太四段(14)が26日、公式戦29連勝をかけて、東京都渋谷区の東京・将棋会館で竜王戦決勝トーナメント1回戦に臨みます。
藤井四段は今月21日、神谷広志八段(56)が昭和61~62年度につくった歴代1位の連勝記録「28」に並んでおり、この対局に勝てば単独首位に立つことになります。
対戦相手は現在2人しかいないもう1人の10代棋士、増田康宏四段(19)。藤井四段は非公式戦で一度勝っていますが、プロ入り3年目の増田四段は昨年の新人王戦で優勝した若手の強豪で、勝負の行方は予断を許しません。
将棋の最年少棋士で中学3年の藤井聡太四段(14)が、公式連勝記録で歴代最多に並ぶ28連勝を30年ぶりに達成しました。藤井四段の対局について、元日本将棋連盟専務理事の田中寅彦九段は「異次元だと感じました」と評価。また八大タイトル獲得の可能性について「将来達成する一番近くにいる人間であることは間違いない」と期待を寄せました。
また、1987年に28連勝を達成した神谷広志八段は「まさかデビューから無敗で並ぶ人がいるとは夢にも思いませんでした。将来のスーパースターと一瞬でも肩を並べることができてとても光栄です」とコメント。羽生善治三冠は「神谷八段の偉大な記録に並ぶとは驚嘆の一語に尽きます」と語っています。
藤井四段は26日、東京都渋谷区の将棋会館で行われる第30期竜王戦決勝トーナメント1回戦で新記録となる29連勝を目指します。対戦相手となる増田康宏四段は、藤井四段に非公式戦で敗れており「過去最も悔しい敗戦」と雪辱に燃えています。
将棋の史上最年少プロ棋士、藤井聡太四段(14)が21日、大阪・関西将棋会館で王将戦1次予選に臨み、澤田真吾六段(25)に勝利。自らの持つデビューからの公式戦連勝記録を28に伸ばし、30年前に神谷広志八段(56)が打ち立てた最多記録に並ぶ偉業を達成しました。
先手は藤井四段で、戦型は藤井四段が得意とする角換わりに。相手の澤田六段は、今月2日の棋王戦予選(20連勝目)で苦しめられた若手の強豪ですが、99手で持ち時間を23分残して勝利しました。
藤井四段は「序盤は攻め込まれましたが、なんとかしのいで反撃の形にもっていけてよかった」と一戦を振り返り、大記録達成には「思ってもみなかったこと。幸運です。ツキがありました」と笑顔もみせました。
NHKによると、将棋の中学生棋士・藤井聡太四段(14)が21日、澤田真吾六段に勝利。昨年12月のデビュー以来、無敗のまま続けている連勝記録を「28」に伸ばし、30年ぶりに神谷広志八段の持つ歴代1位の28連勝に並びました。
将棋の中学生棋士・藤井聡太四段(14)が17日、朝日杯将棋オープン戦一次予選で藤岡隼太アマ(19)に勝利し、昨年12月のデビュー以来、無敗のまま続けている連勝記録を「27」に伸ばしました。
記録は歴代単独2位で、神谷広志八段(56)が持つ歴代最多の連勝記録「28」に、あと1勝まで迫りました。次戦は、21日の王将戦一次予選で、2日の棋王戦予選で苦戦した澤田真吾六段(25)が相手です。
朝日杯は、持ち時間各40分の早指し棋戦。藤井四段は「時間が短いので積極的に指した、ずっと攻める展開で、早指しとしてはうまくいった」と振り返りコメント。次戦については「前回の対局(2日)で澤田六段の強さを改めて感じた。厳しいと思いますが、自分の力を出し切りたい」と話しました。
14歳・藤井四段、公式戦で26連勝 30年ぶり最多記録まであと2勝
将棋の史上最年少プロ棋士、藤井聡太四段(14)が15日、関西将棋会館で順位戦C級2組の1回戦に臨み、瀬川晶司五段(47)に108手で勝利。自らの持つデビューからの公式戦連勝記録を26に伸ばしました。連勝記録は単独2位のまま。あと2勝で、30年ぶりに神谷広志八段(56)の持つ歴代1位の28連勝に並びます。
藤井四段は、持ち時間が一人6時間という長丁場の戦いで、午前10時から13時間近い対局を制しました。7日の「上州YAMADAチャレンジ杯」で3連勝し、10日の「第3期叡王(えいおう)戦」段位別予選で2連勝。4日間で5勝を"荒稼ぎ"し、全体の連勝記録で丸山忠久九段(46)を抜き歴代単独2位としています。
次回の公式戦は17日、朝日杯で現役東大生のアマチュア・藤岡隼太さん(19)と対局します。
将棋の史上最年少棋士・中学3年生の藤井聡太四段(14)が10日、東京都渋谷区の将棋会館で行われた第3期叡王戦段位別予選1、2回戦で梶浦宏孝四段(21)と都成竜馬四段(27)に連勝し、デビュー後連勝記録を25に更新しました。
7日の3連勝に続いて4日間で5勝を量産し、歴代連勝記録でも単独2位に躍り出ました。1994年度の丸山忠久五段を上回る歴代2位の25連勝。86-87年度に神谷広志五段が樹立し「不滅の記録」とも言われた歴代最多28連勝の更新へカウントダウンに入りました。
将棋の中学生棋士・藤井聡太四段(14)が10日、第3期叡王戦の段位別予選1回戦で梶浦宏孝四段(21)に勝利しました。藤井四段は昨年12月から続けているデビュー以来の連勝記録を「24」に更新、丸山忠久九段(46)と並び歴代2位タイとなりました。
10日は続いて2回戦も行われる予定で、都成竜馬四段(27)と井出隼平四段(26)の勝者と対戦。勝って記録を「25」に伸ばせば、歴代単独2位となり、神谷広志八段(56)の持つ歴代最多「28」にあと3つと迫ることになります。
将棋界の歴代単独3位となる公式戦23連勝を果たした藤井聡太四段(14)は7日、この日の3連戦を振り返り、「いろいろ悪いところもあったが、結果として3連勝したのはうれしい」と語りました。デビュー後負け無しの23連勝となりました。
藤井四段は「2局目では悪手を連発し、自分の実力なので、しっかり改善していきたい」と反省する一方、23連勝で羽生善治三冠(46)らを抜いて歴代単独3位となったことについて「ここまで来たのは驚きです。次の対局には気を引き締めて臨みたい」とコメント。
今後の目標については、「最終的にはタイトルを狙いたいが、今は力を蓄える時期と思っている」ときっぱり。一方、羽生3冠は「ここまで来たら(歴代1位の)神谷八段の28連勝に挑戦してほしいと思います」とエールを送りました。