行き過ぎた嫌がらせ行為により、インドのある工場で働くひとりの男性が命を落とした。加害者の男は、被害者の男性と同郷出身だったようだ。『Metro』『Mirror』などが伝えている。
インドのデリー近くのナングロイ・ジャットという村にある合板製造工場に勤務していたラビンダーさん(40歳)は、同僚からの残酷なイタズラ行為により命を落とした。
ビハール州アラー出身のラビンダーさんは2年前、同郷のよしみからアンジャン・ミスラに工場での仕事を紹介した。しかし、アンジャンは度々ラビンダーさんの貧しい身なりをからかって、いじめのターゲットにしていたという。
3月15日もアンジャンはラビンダーさんへの嫌がらせを計画し、床に落ちた材木の破片を拾うように頼んだ。ラビンダーさんがかがんだところでアンジャンはラビンダーさんの肛門に工業用に使う強力な圧縮空気用ホースを突っ込みスイッチを入れた。
強力な圧縮空気ホースを入れられたラビンダーさんは、よろめいて倒れた。同僚のラム・キシャンさんが地元メディアに語ったところによると、倒れたラビンダーさんを見た同僚らはマネージャーに連絡し、ラビンダーさんを地元の診療所へ連れて行き、その後公立病院へ搬送されたという。しかしラビンダーさんは病院での治療中、内部出血と臓器損傷により死亡してしまった。デリー警察は、他に介入者がいなかったか監視カメラを確認した後、アンジャン以外のもう1人を逮捕したことを明かしている。
なおインドでは2015年9月、自動車販売店に勤務する男が嫉妬心から同僚の肛門に車体を洗う高圧エアホースの先端部分を挿入し、殺害する事件が発生していた。
画像は『『Metro 2018年3月20日付「Man died when colleague put air hose in his bottom and switched it on」(Picture: SWNS)』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 エリス鈴子)