ジャニー喜多川さん(享年87)
「ジャニーさんの大好きな野球、球場。東京ドームです。まさか自分のお別れ会をやるとは思わなかったでしょう」
“どうも、私がジャニーです”
「最後に本日はジャニーさんらしく“Show must go on”。笑顔でジャニーさんを送ってあげてください」
現役メンバーからジャニーさんへ
KinKi Kids
堂本光一「ジャニーさんの言葉で心に残っているのは“You最悪だ”。いつも言うんです(笑)。でも、それは最高だよって意味だって周りの人は言ってくれて、やっぱりジャニーさんの愛情なんだと。舞台にこだわる人なので、演出をめぐってケンカをしたりしましたが、また“You”って言ってほしいです」
堂本剛「よく“ジャニー元気?”とか、そういう感じで会話をしていたんです。普通に考えたらとても偉い人じゃないですか。でも、 “敬語とかやめて”と言われましたし、呼び捨てでも何も言わない人でした。寂しい気持ちもありますが、困難にぶち当たったとき、“ジャニーさんならこう言うだろうな”と自問自答してやっていくんだろうと思います」
嵐
相葉雅紀「オーディションのときに会場でイスを並べているおじさんがいて、“すみません”と言って座ったら、“どうも、私がジャニーです”って。ビックリしました(笑)。歌や踊りも、人間性もすべて学びましたね」
二宮和也「ジャニーさんからはいろいろなことを経験しなさいと言われました。芸能人としての成長はもちろん、人間性を高めなさいと。僕らの世代はできるできないではない。まずはやることが大事だと教わりましたね」
松本潤「晩年はあまり会える機会がなかったので、会うたびにツーショットとか6人でも写真を撮っていたんです。Jr.とかデビューのときは絶対撮らせてくれなかったんです。最近はそれをよく見返していました」
櫻井翔「Jr.時代はセンターで歌うことがなかったのですが、何かの曲で褒めてもらったことがあって、それから雑誌の取材が来たり、センターで歌わせてもらったり。努力をしっかり見てくれると最初に実感した人です」
大野智「昔は引っ込み思案だったのでレッスンが終わって誰にも見られないように帰ったらジャニーさんそういうの見逃さなくて“何で挨拶しない”って怒られて。そういう挨拶も含め根本的なことをすべて教わりました」
Snow Man
岩本照「人との出会いやご縁を教えてくれたのはジャニーさん。今日、遺影を見ながら、この時代をともに生きれてよかったと思いました。生まれ変わったとしても、ジャニーズに入りたいと思うような時代を作っていくべきだと改めて思いましたね」
SixTONES
ジェシー「たくさんの先輩方、後輩たちとこの同じ空間でジャニーさんを見届けられて、絶対に見てくれていると思います。なので、“SixTONES見とけよ!”というひと言と、“あとで電話するね”って心の中で伝えました」
ジャニーズOBたちも参列
布川敏和(54)
「シブがき隊のときは怒られたことはなかった。当時は若くお腹がすくので、スパゲティやラーメン店に連れて行ってくれたのを思い出しましたね」
大沢樹生(50)
「光GENJIの最後のツアーで“外に出ても負けるな”と言われたのを思い出しますね。今日は本当にジャニーズ感がとても懐かしかったです」
川崎麻世(56)
「あるとき、廊下でお会いして“元気?”って言われて。覚えていてくれたんだってうれしかったです。育てていただいてありがとうございます」
中村繁之(52)
「入所したころは褒められたけど、あとは怒られたことしかない。でも、それが自信になった。また会いたいし、何かひと言でも言ってほしいな」