食後やおやつ、仕事や家事の合間のリラックスタイムにほっとさせてくれるコーヒー。そのお供にはクリープが欠かせないという人もいるのではないだろうか。そんな森永乳業のクリープは今年で発売60周年。クリープが長く愛されてきた秘密と、60周年を記念する豪華キャンペーンの内容をご紹介しよう!
1. ロングセラーで親しまれて60年!キャンペーン実施中
発売60周年!ちゃんちゃんこPOPで還暦を祝福
1961年に発売されたクリープは今年で60周年を迎える。還暦にかけて、赤いちゃんちゃんこPOPをかぶせたバージョンのパッケージが一部店舗で販売されているとのこと。近くのスーパーやコンビニに立ち寄った際にはチェックしてみよう。
クリープ誕生の歴史
クリープが発売されたのは1961年のことだが、開発されたのはそれより8年も前の1953年というのをご存じだろうか。アメリカで発表された新技術をもとに完成したクリープだったが、当時の日本ではコーヒーを飲む習慣があまりなかったため、発売は見送られたのだ。
1950年代前半の神武景気などの経済成長をとともにコーヒーが身近になり喫茶店、そして家庭でも飲まれるようになり、満を持してクリープが発売される。ちなみにクリープの発売の1年前に森永製菓が日本初のインスタントコーヒーを発売しており、これもさらにクリープの需要を後押ししたのではないだろうか。
クリープのおいしさ
クリープは日本で唯一、ミルクから生まれた成分を原料にした粉末クリームだ(2016年1月時点)。香料や着色料を使わずミルクのおいしさを凝縮している。そのため、コーヒーに入れると濃厚でリッチなミルクの味わいのカフェオレを楽しめるのだ。
純金スプーンが当たる!?キャンペーンをチェック!
森永乳業は発売60周年を記念して、60名にプレゼントが当たる「クリープ60周年記念!純金スプーンでクリープ食べちゃって!キャンペーン」を5月20日から5月27日まで実施中だ!そのうち1名には約40万円相当の純金スプーンが当たる。キャンペーンを参加するには森永乳業公式Twitterアカウント@morinaga_milk_のフォローとキャンペーンツイートのリツイートが必要なので、ぜひチェックしてみてほしい。
2. 料理やスイーツにも!?「クリープ」のアイデア活用術
ミルク生まれのクリープはコーヒーだけでなく料理へのアレンジ利用も可能。なかでもクリープだけでつくる「サクサククリープ」は驚きのおいしさだ。作り方も簡単で、クリープを平らに固めてオーブンで焼くだけ。クリープ独特の優しい甘みとサクッとした食感がやみつきになること間違いなしだ!ぜひお試しいただきたい。
3. コーヒーについて知っておこう!
コーヒーの歴史
コーヒーが歴史に登場するのは900年ごろ。アラビアやエチオピアで利尿や強心の効果のある薬として飲まれていたようだ。16世紀にヨーロッパに伝わり、その後世界中へと広がっていく。
日本に伝来したのは江戸時代とする説が現在は有力だ。1782年には言及した文献が存在する。広く飲まれるようになったのはここ100年の話である。
なぜ「珈琲」と表記するのか?
コーヒーに「珈琲」とあてたのは幕末の蘭学者・宇田川榕菴である。この人物は科学の分野を中心にたくさんの造語を生み出しており「酸素」「水素」「細胞」も彼の手によるものだ。
「珈琲」という字は、コーヒーの果実であるコーヒーチェリーがだわわに実る様子を、女性が差すかんざしにたとえたものだとされている。
結論
発売60周年を迎える森永乳業のクリープ。コーヒーを飲んだことがない幼いころから家庭でよく目にした、あるいはそのまま舐めて楽しんだという人もいるだろう。ミルク生まれの優しい甘さ、さっと使える便利さでこれからも家庭の必需品として愛され続けることだろう。