若きアスリート、アナスタシア・ブリノワ(Anastasia Blinova)選手。つい先日、彼女はロシア全土で話題になったと思ったら、いまでは世界中が注目する美女アスリートとなりました。東京五輪2020でもお目にかかれるかもしれない、最強の重量挙げ選手をここでご紹介しましょう!
ロシア・モスクワに拠点を置くブリノワ選手の多彩な能力は、その筋力を活かした重量挙げの競技だけではありません。まさの二足のわらじ…「メジャーで活躍する大谷選手の上を行く!」と言ってもいいくらい、種目を超えて活躍しているのです。
そう、彼女は水泳選手としても、数々のトロフィーを獲得しているスーパーアスリートなのです。
実は彼女が最初に出合ったスポーツは、水泳のほうでした。7歳から始め、17歳まで本格的に続けていたそうです。つまりメインは水泳選手なのです。水泳での自分のタイムを縮めようと、筋力を増量によってそれを達成しようと、18歳になるころからパワーリストを始めたのでした。すべては水泳のため…で、皆さんお気づきですか? 現在、彼女は19歳ってことは…つまり、彼女の重量挙げ歴はたったの1年ということなのです。
ふたを開けてみれば見る見るうちにその能力を即座に発揮し、2016年11月の「WRPF Amateur World Championships」ではSub Junior 17-19カテゴリーで優勝、続く同年12月に行われた「GPA World Championships」ではTeen 16-17カテゴリーに出場し、見事に連続で優勝しているにです。
現在は、(まだ補助アリですが)270キロまで挙げられるようトレーニングをしている最中のようです。
しかし、ブリノワ選手を支えるモチベーションはあくまで水泳…水泳のために、「ついでに」と言ったら失礼かもしれませんが…重量挙げをしているのです。恐るべしアスリート…。
さらに彼女がロシアの男女共に支持されているのは、強きアスリートとして見せるシャープで芯のある眼差しとは対照的に、SNSを通して垣間見せるキュートな仕草にあるのです。タイムライン上には、試合では見せない可愛らしい姿が…そうしてファンをどんどん引き込んでいくのでした。
端正な顔立ちに筋骨隆々とした素晴らしい体格、そこに可愛らしい仕草が加わって、強く美しい女性としてロシアでは理想の女性像ようです。たとえばロマノフ朝最後の皇帝ニコライ2世とアレクサンドラ皇后の第二皇女である、タチアナ・ニコラエヴナのように…シャープな顔立ちと凛々しい眼差し…そこにリーダーシップ力と高貴さが加わった女性がロシア美女の典型とも言えますので…。
そんなブリノワ選手は、年齢から見てもまだまだ成長過程。東京五輪2020では、間違いなく頭角を現してくる選手の1人となることでしょう! いまから目が離せない未来のトップアスリートなのです。
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