佐倉にゆかりのあるアーティスト29組が集結する音楽フェスティバル「くさのねフェス」(佐倉市主催)が9月3日、同市飯野の佐倉草ぶえの丘で開かれる。「佐倉初の大型野外音楽フェス」と銘打ち、ロックを中心にさまざまなジャンルの音楽が自然に囲まれた会場で披露される。
同施設では昨年まで「秋の文化祭」と題し、高校生バンドなどを迎えるイベントを展開していたが、今年は規模を拡大して本格的な音楽フェスを企画。プロ・アマ問わず、市出身だったり、市内を拠点に音楽活動をしていたりと、佐倉に縁のある音楽家を幅広く迎えることにした。
市出身のメンバー4人で構成するインディーズバンド「Halo at 四畳半」をはじめ、市内ライブハウスなどで活動する「ひとりぼっち秀吉BAND」、市内在住のハワイアン歌手のうすいなおこさん、市出身のシンガー・ソングライターのYuya Takahashiさんらが出演する。
体育館前に設けたメインの「ジムステージ」と「フォレストステージ」の二つのステージで交互に演奏が行われる。飲食・雑貨などの店舗が28店集まる「マルシェ」や子どもたちが遊べる「キッズパーク」も同時開催する。
市の担当者は「草ぶえの丘の客層は家族連れが中心だが、フェスが老若男女さまざまな世代が訪れるきっかけになれば」と期待する。好評であれば来年以降の開催も検討するという。
時間は午前9時半~午後6時半。料金は大人410円、小中学生100円。問い合わせは草ぶえの丘(電話)043(485)7821。