大学生ら15人が死亡した長野県軽井沢町のスキーバス転落事故から15日で2年となります。発生時刻が目前に迫った14日、犠牲者が通っていた大学の関係者や当時救急に当たった地元消防の職員らが事故現場を訪れ、再発防止を願って献花しました。
佐久広域連合消防本部の柴崎好広消防次長(58)は「当時たくさんの隊員が活動していたことを思い起こした。二度とあのような事故を起こさないでほしい」と語りました。昼すぎには、ゼミの学生4人を亡くした教育評論家で法政大特任教授の尾木直樹さん(71)も訪れ、転落現場に向かって手を合わせました。