小説「伯爵夫人」で新鋭の作家に贈られる三島由紀夫賞を受賞した、フランス文学者で元東大総長の蓮實重彦氏(80)。会見で自身の受賞について「はた迷惑な話」と異例の発言をしたことで、賛否を呼んでいます。
会見で受賞の"ご心境"について尋ねられると、「ご心境という言葉は、私の中には存在しておりません。ですから、お答えしません」とそっけない態度。賞を断らなかった理由についても、「はい、それもお答え致しません」と突っぱるなど、厳しい姿勢を貫きました。
評論家の東浩紀氏は、「こういう『芸風』、かっこ悪いからやめればいいのに」とツイッターに投稿。一方、ネット上では、「すごいパンキッシュだった」「痺れるやりとり」といった称賛の声もあがっています。