ガソリン、10週連続の値上がり 原油上昇で118円80銭に
2016年5月18日 18:50
経済産業省資源エネルギー庁が18日発表した16日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は、前回調査(9日時点)より80銭高い118円80銭でした。値上がりは10週連続。
40都道府県で値上がりし、最も高かったのは長崎県の127.2円(前週127.0円)。最も安かったのは埼玉県の113.3円(同113.0円)でした。
大型連休中の値上げを控えていたガソリンスタンドが、4月の原油価格上昇分を遅れて価格に転嫁した影響とみられます。石油情報センターは、カナダの森林火災に伴う減産などで、原油の需給が引き締まるとの見方から「来週も値上がりする」と予想しています。