今春に卒業した大学生の就職率(4月1日時点)は前年春より0.6ポイント上昇の97.3%と5年連続で改善し、1997年4月の調査開始以降の最高を更新しました。これまでの最高はリーマン・ショック前の2008年春の96.9%。
今春卒業の高校生の就職率(3月末時点)は、0.2ポイント上昇の97.7%と6年連続で改善。97.9%だった1992年春以来、24年ぶりの高い水準となりました。
文科省担当者は「求人増が背景にある」と分析。昨年は採用面接解禁が大学4年の4月から8月に繰り下げられましたが「直接的な影響はなかったとみられる」としました。