8月16日放送の「アナザースカイII」(日本テレビ系)に、俳優の新田真剣佑がゲスト出演。オーディションや出演作にまつわる秘話を告白する場面があった。
アメリカ・ロサンゼルスで生まれた新田は、2014年から日本での俳優活動を本格的にスタートさせた。「事務所に所属をして一番最初に行ったオーディションが『ちはやふる』のオーディション」と、日本でデビューしたばかりの頃を思い返す新田。
映画「ちはやふる -上の句- / -下の句-」で第40回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞したが、その撮影中は「ついていくのに必死。毎日怖過ぎて現場に行きたくなかった」という。
同作では「テストでうまくやったことが本番でできなかった」という場面など、壁にぶつかった苦い思い出も。
新田はそのシーンの撮影現場で泣いたことを告白し、「できなくて悔しくて。監督の前でずっと泣きながらうつむいてました」と振り返った。
2018年にはオーディションでチャンスをつかみ、映画「パシフィック・リム:アップライジング」にも出演した新田。
そのオーディションのタイミングが日本での連ドラの撮影と重なってしまい、新田はドラマの制作陣に「24時間空けてください、お願いします!」と頼み込んで、ロサンゼルスで行われたオーディションにとんぼ返りで参加したという。
17歳までアメリカで生まれ育った新田は、「日本が海外っていうイメージ。地元がもうどこか分からないです。今ロスへ帰っても海外って感じしますから」と心境を吐露。
国境にとらわれることなく広がっていく活動の場について、新田は「行く場所行く場所で新鮮な感じがするので楽しいです」と真っすぐな目で語っていた。
放送終了後のSNS上には「役者という仕事に新田さんが情熱を傾けているのがすごく伝わってきた」「しゃべってても黙ってても、何をやっても新田真剣佑は美しい…」「ロケ地のスペインを歩く新田さんの姿が、カッコよすぎて絵画みたい」といったメッセージが寄せられていた。
次回、8月23日(金)放送の「アナザースカイII」には、橋本環奈がゲスト出演する予定。(ザテレビジョン)