7月に入り、夏の新ドラマもいよいよ本格的にスタート! 月曜放送のドラマでは、沢村一樹が“月9”初主演を務める「絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜」が7月9日(月)よりスタート。ほか、伊野尾慧と戸塚祥太のジャニーズコンビが“地球外生物”を演じる「トーキョーエイリアンブラザーズ」など、各ドラマの人物関係やあらすじを詳解!
【写真を見る】前シーズンまで主演を務めていた上戸彩。今作では、ある特殊任務中に失踪してしまう
トラブルメーカーたちが重大犯罪を阻止する!「絶対零度〜未然犯罪潜入捜査〜」
新米女性刑事・桜木泉(上戸彩)の活躍と成長を描いた「絶対零度」シリーズが7年ぶりに復活! 本作から沢村一樹演じる元公安のエリート刑事・井沢範人が主人公を引き継ぎ、新たな物語を紡ぐ。
ある事件を起こしたことをきっかけに、公安から資料課の室長に転属となった井沢。そこは、トラブルメーカーたちが集められた部署だが、AIが統計学的にこれから起こる重大事件、主に殺人を犯す可能性の高い危険人物を割り出す“未然犯罪捜査システム(ミハンシステム)”の実用化を秘密裏に進めるチームだった。井沢は失踪した桜木の元バディ・山内徹(横山裕)を仲間に加え、一癖ある部下たちと共に、未来の重大事件の捜査を進めていく。
同ドラマ企画の稲葉直人氏は、沢村に対し「人たらしの顔と、犯罪者を激しく憎むダークサイドな顔という二つの顔を持つ男を演じていただきます。どちらも沢村さんを想定して作り上げたキャラクターです」と期待を寄せる。さらに、上戸には「物語全体のカギを握る存在として出演していただきます」とコメント。上戸演じる桜木泉が“ミハン”とどのように関わるのか、注目だ。
本番はビシッと決める沢村だが、撮影現場ではコミカルな一面も。小道具の小銭を手にして「お小遣いとしてもらっていい?」とおどけた沢村に、佐藤祐市監督が「主演がそんなせこいこと言っちゃ駄目!」と一喝する一幕も。また、沢村と横山は撮影初日から激しい殴り合いをするアクションに挑んだ。横山は沢村に強めの一発を入れてしまい身を案ずるも、沢村は「いいんだよ!リアリティがあった方が」と迫真の演技に。
仲村トオルが企業の立て直しに挑む!「ラストチャンス 再生請負人」
ドラマBiz第2弾は会社再建に奮闘する男を描く、江上剛の同名小説が原作の「ラストチャンス 再生請負人」。
“会社と人生の再生”をテーマに、異業界で会社再建に奮闘する元銀行員・樫村(仲村トオル)の波瀾万丈の人生を描く。順調な人生を送ってきた樫村だが、ある日勤務先の銀行が吸収合併され、彼の運命は一転。同期の宮内(椎名桔平)ら行員たちが次々と辞めていく中、樫村も退職を決意。職探しをする中で、投資会社社長の山本(大谷亮平)から、飲食フランチャイズ会社の再建の仕事を持ち掛けられ、飲食フランチャイズ会社のCFO(最高財務責任者)へ転身するが、就任直後からさまざまなピンチに見舞われることとなる。
椎名桔平演じる宮内は主人公の銀行員時代の同期として登場。椎名は「宮内のネクタイの色に注目」と語るが、2人の関係性は“ネクタイの色”がカギに!?
また、仲村トオルと脚本・前川洋一のタッグは前川のオリジナル作品「推定有罪」(2012年、WOWOW)や「空飛ぶタイヤ」(2009年、WOWOW)など多数。黄金ビジネスタッグに注目だ。
宇宙人兄弟と人間との交流物語「トーキョーエイリアンブラザーズ」
真造圭伍原作の同名コミックを伊野尾慧と戸塚祥太の共演でドラマ化。“地球移住計画”の現地調査のために東京へとやって来た宇宙人兄弟が織り成す、愉快でポップな東京探訪&人間交流記。
地球外生物の冬ノ介(伊野尾)は地球の実態と人間の研究のため大学生として暮らす。冬ノ介は移住計画のため、監視役で追って来た不器用な兄・夏太郎(戸塚)に、仕事と恋人をゲットさせるという任務を授かる。
三上絵里子Pは「髪の毛について、伊野尾くんは自分から『人生で一番の明るさにできますね』と言ってくれて、戸塚くんも役に似せようと自らバッサリ切ってくれました」と、積極的に原作に寄せる2人に期待。
脚本は、監督や小説家としても活躍中の片岡翔が担当。監督は、アニメ映画「鉄コン筋クリート」などのマイケル・アリアス、ドラマ「泣くな、はらちゃん」(2013年日本テレビ系)などの菅原伸太郎が担当する。
9人のジャニーズJr.が熱演。伝説のオムニバスドラマが復活!「Jr.選抜!標への道」
ほかにも、18年前、当時ジャニーズJr.だった相葉雅紀、二宮和也らが出演していたオムニバスドラマ「熱血恋愛道」「怖い日曜日」をリメークした「Jr.選抜!標への道」が7月2日(月)よりスタート。9人のジャニーズJr.が、5つの作品に役柄を変えながら出演する。さらに本作は、9人には内緒で、加藤シゲアキ主演ドラマ「ゼロ 一獲千金ゲーム」(日本テレビ系)で、零(加藤)のライバルとなる標役のオーディションとなっている。(ザテレビジョン)