松岡昌宏主演のドラマ「家政夫のミタゾノ」(テレビ朝日系)のパート3が、4月から放送されることが決定。さらに、パート3のキャストには伊野尾慧、川栄李奈が新たに加わることが明らかになった。
「家政夫のミタゾノ」は、松岡演じる女装した大柄な家政夫・三田園薫が、派遣先の家庭が抱える問題を暴いていく痛快ヒューマンドラマ。
伊野尾は、三田園が所属する家政婦紹介所に入った見習い家政夫・村田光を演じる。人を信じやすく依頼人の闇よりも良い面しか見ないピュアな性格で、家政婦のスキルは半人前のため、三田園が同行するという役どころだ。
川栄は、同じ紹介所に所属する家政婦・恩田萌役を務める。家政婦としてのスキルもプライドも高く、疑り深い性格で、派遣先の家の秘密を勝手に推理していく。
約1年ぶりに三田園と“再会”した松岡は、「今日も20分ほどでメークを済ませることが出来ました。回を重ねるごとにメークの方法も少しずつ効率よくなっていますよ」とコメント。
新キャストの二人については、「伊野尾くんと川栄李奈さんという新たなパワーもお借りして、頑張っていきたいと思っています」と話している。
伊野尾は三田園との初対面を振り返り、「圧というか迫力がすごい!(笑) 話している声のトーンも、普段の松岡くんとはガラリと変わっているので、本当に“三田園薫”というキャラクターに向き合っているんだな、と感じています」と感想を。
同様に、川栄も大きな衝撃を体験したようで「普段の松岡さんには歌番組などでしかお会いしたことがなく、ほとんど初対面のようなものだったので、この三田園さんの姿が松岡さんだという印象になってしまった気がします…(笑)」と語った。
この他、三者のコメント全文や、キャラクターの詳しいプロフィールは記事末を参照してほしい。
「家政夫のミタゾノ」のパート3は、4月からテレビ朝日系にて、毎週金曜夜11:15から放送(一部地域は放送時間が異なる)。
キャラクター紹介
・三田園薫(松岡昌宏)
むすび家政婦紹介所に所属する家政夫。寡黙で神出鬼没、何を考えているか分からない上に女装しているため不気味な面もあるが、家事のスキルはプロ級。掃除・洗濯・料理全てにおいて卓越した能力を見せ、そのスキルの高さゆえ、派遣先の家でも信頼を得るのが早い。ひとたび、派遣先の家庭が隠している“秘密”に気付いてしまうと、それを暴きたくなってしまう性分で、誰にも気付かれず、自分の手も汚さずわなを張り巡らせて、依頼人の化けの皮をはがしていく。
・村田光(伊野尾慧)
むすび家政婦紹介所の見習い家政夫。所長の頼子のおいっ子で、社会経験を積むためにやって来た。人を信じやすく、依頼人の闇よりも、良い面しかみないピュアな性格の持ち主。先輩家政婦たちからもかわいがられるが、三田園に「三田園さんは女ですか? 男ですか?」という直球過ぎる質問を投げかけ、周囲を驚がくさせる新時代の申し子。家政婦としてのスキルは半人前のため、三田園が同行することが多い。
・恩田萌(川栄李奈)
むすび家政婦紹介所に所属する家政婦。若いが、家政婦としての知識もスキルもプライドも高い。人を信用しない疑り深い性格で、依頼人の家庭で発見したささいな事象を見逃さず、その家の秘密を勝手に推理してしまう。名探偵ぶりを発揮するが…激しく推理が外れることもしばしば。
・阿部真理亜(平田敦子)
むすび家政婦紹介所に所属する家政婦。長年の家政婦経験により、膨大な情報量と幅広い人脈を持っていて、あらゆるジャンルの最新のトレンド情報にも長けている。おやつを間食することとスキャンダルが大好物である。紹介所唯一の既婚者だったが、この度晴れて“出戻った”。
・結頼子(余貴美子)
三田園たちが所属する、むすび家政婦紹介所の所長。三田園が毎度依頼人の秘密を暴いてくることにハラハラしながらも、その秘密を聞くのを楽しみにしている部分も…。三田園の事情を知り、家政夫として雇っている。脱税疑惑をかけられ、家政婦紹介所が営業停止に追い込まれていたが、この度無事、営業再開。それに際し、おいの光の指導役として遠方にいた三田園を呼び戻す。
松岡昌宏コメント
パート2のときにも言ったんですけど、「テレビで面白いことがしたい」、「僕たちが子どもの頃に見ていたような、“面白いテレビ”“面白いドラマ”がやりたい」という思いが形になったのが「家政夫のミタゾノ」だったので、それがパート3まで出来たというのは、とてもうれしいです。
約1年ぶりの三田園薫との再会ですが(笑)、今日も20分ほどでメークを済ませることが出来ました。回を重ねるごとにメークの方法も少しずつ効率よくなっていますよ。ただ「家政夫のミタゾノ」は、せりふやシーンのカットなども現場で決まることが多い。当日行くまでは何が起こるか分からないという刺激的な面もありますので、今回も監督にどんなことを振られるのか、半分楽しみにしながら臨みたいと思っています。
僕がやらせていただいた作品で、パート2まで作ったものはいくつかあるのですが、3までいったものはまだありません。「家政夫のミタゾノ」という作品の基盤となっているのは、先日お亡くなりになった市原悦子さんの「家政婦は見た!」。もちろんその後もいろいろな方が“家政婦”という役を演じてこられましたが、どんな作品も続けていくことが大切なんだと強く思っています。この「家政夫のミタゾノ」も、自分の代表作のひとつとして、少しでも長く続けていきたいと思いますし、そのためにもこのパート3はきっちり成功させなくては…。伊野尾くんと川栄李奈さんという新たなパワーもお借りして、頑張っていきたいと思っています。
伊野尾慧コメント
今日初めて“三田園さん”にお会いしたんですけど、圧というか迫力がすごい!(笑) 話している声のトーンも、普段の松岡くんとはガラリと変わっているので、本当に“三田園薫”というキャラクターに向き合っているんだな、と感じています。
僕が演じる光は、ピュアで素直なキャラクターです。ごちゃごちゃした人間関係の中でも純粋な気持ちで人を信じる男の子です。初めての“男性家政夫”役なので、いい意味で化学反応を起こせたらなと思います。
このように事務所の先輩とドラマで共演させていただくというのは、なかなかない機会ですので、お話をいただいたときは驚きました。さらにそれが「家政夫のミタゾノ」という人気シリーズということもあり、プレッシャーも感じていますが、“新たなパワー”になれるよう頑張らなくてはいけないと思っていますし、いろんなことを先輩から学んでいきたいです!
川栄李奈コメント
「家政夫のミタゾノ」はパート1もパート2も拝見していたのですが、まさか自分がそこに出演することになるとは思ってもいなかったので、すごくうれしかったです。何よりも、私の母がドラマのファンなので、とても喜んでいました(笑)。私も料理や掃除は好きなので、さっそく台本に出てくる三田園さんの家事テクニックを「なるほど」と思いながら読んでいます。
私は、普段の松岡さんには歌番組などでしかお会いしたことがなく、ほとんど初対面のようなものだったので、この三田園さんの姿が松岡さんだという印象になってしまった気がします…(笑)。
私が演じる萌は、わりと真面目な女の子。三田園さんが依頼人の家でいろんなものを覗き見たりするのを「おや?」って思いながらも、淡々と仕事をしている子です。まったく新しいキャラクターなので、楽しみにしていただけたらうれしいです!(ザテレビジョン)