三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE・登坂広臣と中条あやみが共演し、タイトルやストーリーをはじめ、脇を固めるキャストはすべてベールに包まれていた2019年公開予定の大型ラブストーリー映画の詳細が明らかになった。
【写真を見る】世代を超えて愛される冬ラブソングの名曲が映画に!
撮影もオールアップを迎え、気になる映画のタイトルが「雪の華」であること、それが2018年に発売から15周年を迎える中島美嘉の同名ラブソングをラブストーリーとして映画にしたものであることが分かった。
日本をはじめ、韓国・中国などのアジア各国や欧米でも数えきれないほどカバーされ、世界中で愛されつづける名曲が、映画という新しい形になり新たな物語を紡ぐ。
登坂が演じるのはガラス工芸家を目指すぶっきらぼうだが真っすぐな青年・綿引悠輔。そして中条が演じるのは、幼い頃から病弱で、余命宣告を受けながらも憧れの地・フィンランドに行くことを夢見る平井美雪だ。
本作のメガホンを取るのは、「orange-オレンジ-」(2015年)や先日公開を迎えた「羊と鋼の森」で知られる橋本光二郎監督。
脚本は「8年越しの花嫁 奇跡の実話」(2017年)や、連続テレビ小説「ひよっこ」(2017年、NHK総合ほか)など、数々の名作映画・ドラマを生み出してきた岡田惠和が担当する。
高岡早紀が中条の母親役に!
そして2人の恋を彩る追加キャストも明らかに。美雪の母親・平井礼子には高岡早紀、悠輔たち兄弟を見守る先輩・岩永に浜野謙太、そして美雪の担当医師・若村に田辺誠一が決定。
一流キャストと豪華製作陣によるアンサンブルで、最高のラブストーリーが誕生する。
さらに、このたび20秒の超特報映像も解禁になった。「雪の華」のイントロに乗せて「神様、どうか一度だけ、私に恋をください」という美雪の願いで始まる映像で、中島の透き通る歌声に乗せて、フィンランドと東京、それぞれの美しい景色を織り込みながら、雪の中で切なげに見詰めあう登坂・中条の表情が胸に迫る映像となっている。
あらためて本作について、登坂は「映画撮影が無事にクランクアップを迎え、いよいよ全容が明かされた今、期待感が高まると同時に改めて気が引き締まる思いです。
僕自身が普段アーティストとして活動しているからこそ、中島美嘉さんの楽曲『雪の華』をモチーフとした作品に携われることを光栄に思いますし、同じアーティストとして楽曲に対して感じたことを、自分なりに落とし込みながら、作品の世界観や悠輔という役と向き合ってきました。
より多くの方々に届けられる作品にするべく、信頼できるスタッフの皆さん、中条さんをはじめとするキャストの皆さんと一緒に作り上げてきた作品ですので、ぜひ公開を楽しみにしていてくださればと思います」とアピール。
一方、中条は「初めて台本を読み終えた時、純粋なラブストーリーに心が温かくなりました。
生まれた時から身体が弱く、幸運になる事を諦めていた美雪は、悠輔と出会い、少しぶっきらぼうだけど大きな心を持った優しさに触れ、生まれて初めて、勇気を出して声にする事ができ、悠輔との最後の思い出を頑張って作ろうとしていくうちに、それが幸せな思い出になり、まだ生きたい…と思ってしまった。
美雪を演じていて、人は誰かを一生懸命愛し、愛される為に生まれてきたんだなと感じました。
そんな美雪の姿に私自身も、勇気付けてもらったように、1人でも多くの方に美雪のパワーが届きますように。
フィンランドの夏の木々が青々とした色鮮やかな街や、冬のきれいではかない雪景色で撮った2人のシーンもとてもすてきな画になっていると思うので 、私自身、早く皆さまと劇場で観れることを楽しみにしています」とコメントを寄せた。
また、楽曲が映画化されたことを受け中島は「私がこの曲を初めて歌ったのは丁度15年前で、映画になると知ったときはビックリしましたが、良い曲というのは時代を超えるんだなということを今、あらためて感じています」と驚きを隠せないよう。
続けて「脚本を読ませていただいた時はこの曲をこういう風に広げるんだと感動し、本当にすてきなラブストーリーなので、観た人全員が共感できる、すごいなと思える作品になると私も確信しています。
また登坂さんと中条さんが演じることで『雪の華』という曲自体にも新しい見え方が生まれると思いますし、本当にこの曲を歌わせてもらって良かったと改めて感じています。
映画と曲とを一緒に楽しんでもらえるのが一番良いですが、皆さまの感性で曲の方はお好きなように解釈して頂きたいし、映画も絶対に楽しめると思います。楽しみにしていてください」と思いを込めて語った。(ザテレビジョン)