cat_oa-rp92670_issue_3df6cf236f74 oa-rp92670_0_3df6cf236f74_DOBERMAN INFINITY、新作コンセプト映像詳細発表 品川ヒロシ監督、テーマは“自分らしさ” 3df6cf236f74 3df6cf236f74 DOBERMAN INFINITY、新作コンセプト映像詳細発表 品川ヒロシ監督、テーマは“自分らしさ” oa-rp92670

DOBERMAN INFINITY、新作コンセプト映像詳細発表 品川ヒロシ監督、テーマは“自分らしさ”

2018年2月26日 18:10 Real Sound

 DOBERMAN INFINITYが、4月18日に発売する新アルバム『OFF ROAD』のコンセプトを映像化した「OFF ROAD THE MOVIE」の詳細を発表した。

(関連:DOBERMAN INFINITYが語る、シングル初のバラードにこめた思い「これも攻めの姿勢」)

 「OFF ROAD THE MOVIE」は、1stアルバム『THE LINE』に収録の「to YOU」以来約2年半ぶりに品川庄司・品川ヒロシを監督に迎えて制作。主演をメンバーのSWAYが務めた。今作はアルバムのコンセプトでもある“自分らしさ”がテーマとなっており、一人の人間の成長を「バスケットボール」「友情」「家族」を軸に、ある出会いをきっかけに過去の自分と向き合い乗り越えていくストーリーを描いている。

 また、SWAYが演じる“和也”の親役に小川菜摘、木村祐一、和也の昔の同級生にはんにゃ・金田、チームメイト、バスケ仲間にはギンナナ、ニブンノゴ!が参加。また国内男子プロバスケットボール・B.LEAGUEから、ザック・バランスキー選手(アルバルク東京)、田渡凌選手(横浜ビー・コルセアーズ)やストリートバスケットの選手が出演する。さらにメンバーのKUBO-C、GS、P-CHO、KAZUKIも初めての演技に挑戦した。

 また今回の発表にあわせ、『OFF ROAD』CDショップ購入者特典としてSWAYデザインのバンダナデザインと、初の品川ヒロシ監督とのタッグ作品となった「to YOU」MVも公開した。(リアルサウンド編集部)

外部リンク

cat_oa-rp92670_issue_3df6cf236f74 oa-rp92670_0_1e54586cb1ec_阿部寛と北村匠海が親子に 瀬々敬久監督で重松清原作『とんび』映画化決定 1e54586cb1ec 1e54586cb1ec 阿部寛と北村匠海が親子に 瀬々敬久監督で重松清原作『とんび』映画化決定 oa-rp92670

阿部寛と北村匠海が親子に 瀬々敬久監督で重松清原作『とんび』映画化決定

2021年1月28日 04:00 Real Sound

 阿部寛と北村匠海の共演で重松清の小説『とんび』が映画化され、2022年に公開されることが決定した。

参考:詳細はこちらから

 2020年末に重松の故郷でもある岡山県を中心に撮影が行われた本作。『64 -ロクヨン-』『8年越しの花嫁 奇跡の実話』『糸』の瀬々敬久がメガホンを取り、主演を阿部が務め、北村が阿部演じるヤスの息子・アキラを演じる。

 物語の舞台は広島県備後市。ヤスこと市川安男は、愛妻との間に待望の息子アキラを授かったが、ようやく手に入れた幸せは、妻の事故死で無残にも打ち砕かれてしまう。親の愛を知らずして父になったヤスは、仲間たちに助けられながら、不器用にも息子を愛し育て続けた。

 出演が決定した阿部、北村、瀬々監督、原作者の重松、天馬少京プロデューサーからはコメントが寄せられている。

阿部寛 コメント

作品への思い

これまで2度映像化されている名作ですからプレッシャーはありました。「阿部さんのヤスが見てみたい」という言葉をもらい、お受けすることを決めました。これだけ魅力的な主人公を演じられるというのは非常にやりがいがありました。本作は、不器用な父・ヤスと息子・アキラの情愛、そして町の人々の人情も強く描かれています。ヤスにとっての“家族”は登場人物全員、町の人々皆が支え合いながら生きていく姿がこの映画の魅力です。ひとつの家族だけではなく、様々な形の家族が集合体となって大きな家族を描く作品です。アキラを育てていくことにより、彼を取り巻く人々の愛が錯綜する物語です。

昭和30年代から令和までという長い時間を描いています。今、世の中が世界的に分断され、さらにコロナウィルスで人々の間に亀裂が入り、距離が生じている時だからこそ、人々が助け合って生きるこの物語が、皆様に届いてくれればいいなと思います。

北村匠海の印象

伝えることに対しての才能が素晴らしい。それは饒舌とかじゃなくて、一つ一つの言葉が心地よく伝わってくる。役柄でもダメな父を理解し、母を亡くした父の苦悩を背負うアキラを見事演じてくれた。匠海くんとなら「とんびと鷹の物語」ができると感じました。

瀬々敬久監督について

瀬々さんにはいつも本当に感動する。惜しみなく作品の為に自分を使い、なりふり構わず撮影に集中していく。役者の気持ちや演技をしっかり見ていて、周りを見ながら最大限の撮影をしていく。そんな監督を皆信じて進行している現場でした。

北村匠海 コメント

作品への思い

テレビドラマに続き3度目の映像化で、出演のお話しをいただいた時にプレッシャーはありましたが、監督から「北村匠海のアキラでいい、何にも引っ張られる必要はない」という言葉をもらい、アキラという人間を、自分なりに自由に演じられると思いました。この作品で描かれている、家族の愛という形だけではなく、アキラを皆が大切に育ててきた、そういう愛を心に受けて育ってきたアキラという人物を演じられるということ、それを届けられるということが非常に幸せだなと感じました。

家族という存在は、色んな形はあれど時が経っても変わらないもので、どんなに時代がデジタルになろうがその繋がりは変わらず、この映画で描かれている親子の話はきっと誰かに届けられるものだと思います。ひとつの命がどんどん成長し、様々なことを乗り越えていく様を、僕の演じるアキラはこの映画の中で体現しています。そこに寄り添う父と、親子ふたりを取り巻く暖かい人々の愛の物語を是非とも映画館で体感して欲しいなと思います。

阿部寛の印象

今回初めて共演させていただいて、阿部さん演じられた父は不器用なんだけれど、奥底にはとても大きな愛情があって、温かいものが伝わってくるんです。言葉や表情、父としてのたたずまい……、大きな船に乗った気持ちでした。ふたりのキャッチボールの心地良さを現場では感じ、改めて息子として参加できてよかったと感じています。

瀬々敬久監督について

たっぷり時間を使って映画というものを最大限贅沢に撮っている印象です。チーム全体が信頼をもって監督の指揮に乗っかっていき、演じている僕達も心地良くて、演技の中で色々と試せる場所を沢山作ってくださる、可能性と時間を与えてくださる監督だなと思います。贅沢な時間を過ごさせていただきました。

重松清 コメント

阿部寛さんのヤス、北村匠海さんのアキラ、監督は瀬々敬久さん……もう、この組み合わせだけで、ワクワクしてしまいます。映像化は3度目。しかし、原作こそ同じお話でも、それぞれに独立した『とんび』です。だからこそ、原作者として「新作」を誰よりも楽しみにしています。

瀬々敬久監督 コメント

小説『とんび』は今まで二度テレビドラマ化されているだけあって物語の強さを感じます。日本の伝統的な、それこそ国定忠治から、菊池寛や山本周五郎の世界につながるような人情噺で、生き生きとした人々の暮らしがそこに描かれています。特に、原作者の重松清さんの自伝的な部分が、息子のアキラに投影されていて、僕はちょうど重松さんやアキラと同世代に当たるのでその時代感覚に親しいものを覚えました。高度経済成長期に小学校で、30歳になる前に昭和が終わり、やがてバブル崩壊。あの生き生きと活気があり、隣近所の人たちは、皆知り合いだった時代を知っている世代。一も二もなく引き受けました。映画では令和の時代まで描いています。そこはオリジナルの部分です。あの時代とは何だったのか。

そしてあの時代にあった親と子の関係、それは今でも共通するものだろうし、人と人が一緒に生きること、その素晴らしさ。

私たちはどこから来て、どこに行くのか。そこを探ってみたいと思いました。

活気あふれる躍動感ある豪華な俳優陣が集まってくれました。どのシーンも熱く、それでいて情感たっぷりで、ものすごいシーンの連続になっています。編集ラッシュを見ましたが自分たちが撮影したことを忘れて魅入りました。

主人公、ヤスを演じた阿部寛さんは、本当にチャーミングにヤスを演っています。全身全霊でぶつかり、そのエネルギーが見る者を幸福にすらさせてくれる、新たなヤスさんが皆さんの前に現れると思います。北村匠海さんのアキラは、内部にほとばしるマグマを一見静かに湛えながら、急爆発する火山のようです。平成9年生まれの北村さんが新しい感覚で昭和

生まれのアキラを演じてくれています。

決して古びることのない重松清さんの『とんび』の世界、新たな映画版をぜひ、ご期待ください。

プロデューサー 天馬少京 コメント

重松清さんの原作『とんび』は昭和中期以降の瀬戸内を舞台とした物語ですが、そこで描かれるヤスとアキラ、二人を取り巻く町の人々の生き方からは、当時の価値観や規範だけには決して収まらない大らかさ、真に普遍的な温かさを感じました。社会や家族の在り方が急激に変化している時代の移ろいの中で、人と人が純粋に想い合う気持ちとはどういうものなのか、なぜそれが現代においても大切で尊いものなのか。瀬々監督のもと、阿部 寛さん、北村匠海さんをはじめとしたこれ以上ない豪華なキャストの方々が集まり、スタッフ全員の力が結実した作品になると思います。映画という新たな装いでお届けする『とんび』、ぜひ楽しみにしていただければ幸いです。 (リアルサウンド編集部)

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cat_oa-rp92670_issue_3df6cf236f74 oa-rp92670_0_4b84f9aa3c38_ディーン・フジオカ&山田裕貴、福原遥主演のアニメ映画『フラ・フラダンス』出演決定 4b84f9aa3c38 4b84f9aa3c38 ディーン・フジオカ&山田裕貴、福原遥主演のアニメ映画『フラ・フラダンス』出演決定 oa-rp92670

ディーン・フジオカ&山田裕貴、福原遥主演のアニメ映画『フラ・フラダンス』出演決定

2021年1月28日 04:00 Real Sound

 福原遥が主演を務めるオリジナルアニメーション映画『フラ・フラダンス』にディーンフジオカと山田裕貴が出演することが決定した。

 本作は、福島県いわき市を舞台にフラガールを仕事に選んだ主人公・夏凪日羽と同期の仲間たちの成長を描く青春群像劇。福原は、フラガールだった姉の後を追い同じ世界に飛び込んだ、フラ初心者の主人公・日羽を演じる。

 『鋼の錬金術師』『劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-』などで監督を務めた水島精二が総監督を務める。監督は『劇場版アイカツスターズ!』の綿田慎也、脚本を『若おかみは小学生!』の吉田玲子が担当し、キャラクターデザインは『アイカツ!』のやぐちひろこ、制作はBN Picturesが務める。

 ディーンが演じるのは、主人公たちが勤めるスパリゾートハワイアンズの憧れの先輩社員、鈴懸涼太。オファー前から声優の仕事にいつかトライしたいと思っていたという声優初挑戦のディーンは自身が福島の生まれということもあり、本作の出演に際し、「以前から声優のお仕事をやってみたいと思っていたので、本作品に参加させて頂き本当に嬉しく思います」と語り、自らを「永遠のルーキーのような気持ちでアフレコに臨んだ」と振り返った。

 本作をプロデュースする大島プロデューサーは「優しい歌声でふるさと(福島)の歌を歌われていた姿が、演じていただいた鈴懸涼太というキャラクターのまなざしの温かさや佇まいにリンクすると思った」と起用理由を語り、プロジェクト立ち上げ時から熱望していたことを明かす。現場での様子は、「ストイックに取り組まれており、物語後半の主人公・日羽との掛け合いの場面は、完成前なのにジーンときました」と、初声優となるディーンの新たな一面を期待させる。

 山田が演じるのは、おとぼけキャラだが情に厚く、日羽たちと一喜一憂を共にするマネージャー平和人。元々アニメ好きという山田は、総監督を務める水島の大ファンと公言。数年前に観に行った舞台で偶然水島を見かけて話しかけ、それ以来交流があると話しており、「すごく嬉しくて、お話をお聞きして、すぐにマネージャーさんに『絶対、やりたい』と連絡しました」と、オファーを聞いた際の興奮を語る。

 本作へは、水島総監督のラブコールにより決定。「リスペクトし合うお2人の現場での化学反応を楽しみにしていた」と言う大島プロデューサーは、現場での様子を「様々な演技プランをもって収録に臨んでいただきました。平マネージャーが登場するたび、お客様が笑ってホッとできるような平マネージャーにぜひ癒されていただきたいです」と話している。

■コメント

●ディーン・フジオカ(鈴懸涼太役)

以前から声優のお仕事をやってみたいと思っていたので、本作品に参加させて頂き本当に嬉しく思います。

また、この物語は自分の故郷でもある福島を舞台にしたストーリーということで、生まれ故郷とのつながりの中で改めて自分に何ができるのかを考えるきっかけを頂きました。

自分の置かれた場所で、何があっても諦めず、全力で努力し続けることの大切さを教えてくれる、そんな力を持った作品になっていると思います。

この物語が一人でも多くの方に伝わることを心より願っております。

●山田裕貴(平和人役)

自分がデビューした当時からずっと大好きだった作品の監督である水島総監督の作品にお声がけいただいて、本当に嬉しくて前のめりで参加させていただきました。振り返るのも大事だけれど、変えられる1秒先のために前に進もうよというメッセージが込められている作品だと思っているので、観ていただく方にとってもそんな風に感じてもらえると嬉しいです。参考に見せていただいた映像が素晴らしく、完成したら自分の想像をはるかに超えてくるのは間違いないので僕自身、完成を楽しみにしています。

(リアルサウンド編集部)

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cat_oa-rp92670_issue_3df6cf236f74 oa-rp92670_0_99e6b7d47425_小川紗良「何度見ても発見があると思います」 『ビューティフルドリーマー』3月ソフト化決定 99e6b7d47425 99e6b7d47425 小川紗良「何度見ても発見があると思います」 『ビューティフルドリーマー』3月ソフト化決定 oa-rp92670

小川紗良「何度見ても発見があると思います」 『ビューティフルドリーマー』3月ソフト化決定

2021年1月28日 00:00 Real Sound

 「監督絶対主義」を掲げる実写映画レーベル「Cinema Lab(シネマラボ)」の第1弾作品『ビューティフルドリーマー』のBlu-rayが、3月17日に発売されることが決定した。

 本作は、本広克行が監督を務める「映画研究会」を舞台にした青春ドラマ。映画を撮ったことのない先勝美術大学映画研究会の部員たちが、“いわくつきの台本”の映画化に挑んでいく。本作は新たな試みとして、完全な脚本を用いず、おおよその筋だけを立て、現場で俳優や監督が口頭の打ち合わせで芝居をまとめる“口立て”を用いた手法で演出がされている。また、押井監督が手がけた『夢見る人』を原案としている。

 監督としてメンバーをリードする主人公・サラ役で主演を務めるのは、NHK連続テレビ小説『まんぷく』などの女優業のほか、監督としても活躍する小川紗良。カメラ担当でサラを支えるカミオ役で『HiGH&LOW THE WORST』『私がモテてどうすんだ』の神尾楓珠、助監督兼雑用係として奮闘する映研のムードメイカー、モリタ役で劇団ナイロン100℃所属で『カツベン!』などの森田甘路、プロデューサーのリコ役で『あさひなぐ』『ドロステのはてに僕ら』の藤谷理子、メイク担当のシエリ役で札幌の劇団イレブンナイン出身のヒロシエリ、録音担当のウチダ役で本作が映画デビュー作となる劇団スポーツの主宰の内田倭史が出演。そのほか、斎藤工、秋元才加、瀧川英次、升毅、伊織もえ、かざり、飯島寛騎、福田愛依らがキャストに名を連ねた。

 Blu-rayには、本編以外にメイキング映像やイベント映像など貴重な映像特典が収録される。なお、Blu-ray発売に先んじて、デジタル配信サービスが2月3日より順次スタートする予定だ。

 情報発表に合わせて、主演の小川と本広監督よりコメントが寄せられた。

コメント

●小川紗良(主演)

いわくつきの台本を手にした映研部員たちが奮闘する、いわくつきの映画です。

稽古から撮影まで予想のつかないドタバタとした時間を過ごしましたが、コロナ禍で迎えた劇場公開時にはそんな日々さえも貴重なものに思えました。

ほとんど即興芝居で作られた本作、きっと何度見ても発見があると思います。

ぜひ劇場で観た方も初めての方も、お家でゆっくりお楽しみください。

●本広克行(監督)

何故、映画『ビューティフル ドリーマー』を作るに至ったかというと、これまで自分はテレビの情報番組、バラエティ、ドラマ、アニメ、CM、MV、舞台、イベント、映画祭と多岐にわたり沢山の人が集まり楽しんで貰える作品を作り続け、そして一つの作品が完成すると、また次の作業が始まり、ずっと祭から抜け出せないでいるこの感覚を作品にしたいと考えてました。

そんな中【監督絶対主義】を掲げる実写映画レーベル【Cinema Lab(シネマラボ)】プロジェクトが動きだし今までずっと考えていた演出を全部この作品で試させて貰ってます。遣り甲斐があります。何か気になった人は調べてみて解答が見えて来たら、また続きを見たくなるかもしれません。この作品はどこまでも作り続けられる作品なのです。

(リアルサウンド編集部)

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cat_oa-rp92670_issue_3df6cf236f74 oa-rp92670_0_518ee98859d5_体験者が描いた実録ベトナム戦記 『ハンバーガー・ヒル』34年を経て再公開決定 518ee98859d5 518ee98859d5 体験者が描いた実録ベトナム戦記 『ハンバーガー・ヒル』34年を経て再公開決定 oa-rp92670

体験者が描いた実録ベトナム戦記 『ハンバーガー・ヒル』34年を経て再公開決定

2021年1月27日 20:20 Real Sound

 1987年に日本公開された映画『ハンバーガー・ヒル』が、4月16日より再公開されることが決定した。

 本作は、『プラトーン』『フルメタル・ジャケット』と前後して公開され、日本でもヒットを記録した実録ベトナム戦争大作。1969年5月10日、アメリカ軍第101空挺師団は、南ベトナムのエイショウ・バレー、937高地において「アパッチ・スノー作戦」を開始。だが、戦闘開始直後から高地に陣取る北ベトナム軍の容赦なき機銃掃射と手榴弾攻撃を受け、アメリカ兵たちは丘の急斜面で次々と被弾、爆殺され挽肉と化していく。さらには登坂を阻む絶望的な豪雨、味方戦闘ヘリからの誤射も重なり、戦場はまさに生き地獄へ。その丘をめぐる攻防戦は10日間にわたって続けられた。

 製作・脚本のジム・カラバトソスは、20歳の頃、ベトナム戦争に参加し、自らの体験を脚本化。監督のジョン・アーヴィンは、かつてBBCのドキュメンタリストとしてベトナム戦争を取材していた。2人のベトナム経験者が手を組んで作られたこの作品は、彼らが見たベトナムの真実をありのままに再現することが第一に掲げられ、名もなき14人のアメリカ兵たちが臨む壮絶な局地戦を描き出した。

 “あの丘を奪れ!”のキャッチコピーに合わせ、丘の急斜面を強調した新ポスターがあわせて公開されている。(リアルサウンド編集部)

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cat_oa-rp92670_issue_3df6cf236f74 oa-rp92670_0_0eff27822ddd_『MUSIC FAIR』岸谷 香、SixTONES ジェシー&京本大我がプリンセスプリンセス「M」をコラボ披露 0eff27822ddd 0eff27822ddd 『MUSIC FAIR』岸谷 香、SixTONES ジェシー&京本大我がプリンセスプリンセス「M」をコラボ披露 oa-rp92670

『MUSIC FAIR』岸谷 香、SixTONES ジェシー&京本大我がプリンセスプリンセス「M」をコラボ披露

2021年1月27日 20:00 Real Sound

 2月6日放送の『SHIONOGI MUSIC FAIR』(フジテレビ系)に岸谷 香、乃木坂46、Little Glee Monster、SixTONESが出演。番組恒例の豪華共演や、最新の楽曲を披露する。

(関連:SixTONES「うやむや」がファン以外からも評価される理由 “ボカロ的要素”を取り入れ、シーンの発展感じさせる1曲に

 今回の共演は30年以上前に発売され、今なお愛され続けるプリンセスプリンセスの名曲「M」を、岸谷香が、SixTONESのジェシー、京本大我と共に披露する。発売当時から、当番組でも何度もさまざまな形で歌われてきた「M」だが、岸谷が男性と一緒に歌うのは非常に珍しく、通常のキーを男性の声域に合わせての披露となったことで、オリジナルとはひと味違った雰囲気となっているとのこと。

 乃木坂46は、若者の等身大の悩みを吐露しながらも、自身を愛する大切さを歌った最新曲「僕は僕を好きになる」を披露。番組常連のLittle Glee Monsterは、先日発売されたアルバム『GRADATI∞N』よりすべてのアスリートに向けた応援歌として作られたという楽曲「VIVA」を力強く歌い上げる。

 SixTONESは、メンバーの松村北斗がW主演をつとめる映画『ライアー×ライアー』の主題歌「僕が僕じゃないみたいだ」を披露。映画のタイトルにもなっている、“うそ”をテーマにしたこの楽曲は、女性の前で自分を偽ってしまう男性の心をうたい、今までのSixTONESとは少しテイストが異なるポップな雰囲気となっている。そして岸谷は、2月に発売されるミニアルバム『Unlock the girls-STAY BLUE-』より「STAY BLUE」を、疾走感たっぷりに歌いきる。(リアルサウンド編集部)

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cat_oa-rp92670_issue_3df6cf236f74 oa-rp92670_0_b6483b7b944f_松坂桃李が全力で松浦亜弥の“オタ活”に励む 『あの頃。』特別映像公開 b6483b7b944f b6483b7b944f 松坂桃李が全力で松浦亜弥の“オタ活”に励む 『あの頃。』特別映像公開 oa-rp92670

松坂桃李が全力で松浦亜弥の“オタ活”に励む 『あの頃。』特別映像公開

2021年1月27日 20:00 Real Sound

 映画『あの頃。』より、松坂桃李演じる劔のオタク姿を切り取った別映像が公開された。

参考:動画はこちらから

 本作は、神聖かまってちゃんの元マネージャー・劔樹人によるハロー!プロジェクトへの熱い愛と、大切な仲間たちとの出会いと別れを描いた自伝的青春コミックエッセイ『あの頃。男子かしまし物語』(イースト・プレス刊)を実写映画化したもの。

 主演の松坂は、大学院受験に失敗し、地獄のようなバンド活動を続けながら、金なし、彼女なしの底辺の生活を送っていたが、松浦亜弥のMVを観たことをきっかけにアイドルにハマる主人公・劔を演じる。監督を務めるのは、『愛がなんだ』『mellow』『his』の今泉力哉。脚本は、『南瓜とマヨネーズ』『素敵なダイナマイトスキャンダル』の冨永昌敬が担当する。

 公開された特別映像は、松坂演じる“あやや”推しの主人公・劔の劇中の様子を繋ぎ合わせたもの。“推し”である松浦亜弥のハチマキを巻き、魅力を熱弁することはもちろん、雄叫びを上げながらサイリウムを振ったり、真剣な面持ちでハロプロの楽曲を熱唱する姿などが描かれている。

 地元中学の2学年先輩に松浦がいたという松坂は、最初に本作のオファーを受けた時、監督や共演者が誰なのかや、台本を確認する前に二つ返事で「やりましょう」と快諾したという。

※山崎夢羽の「崎」は「たつさき」が正式表記。 (リアルサウンド編集部)

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cat_oa-rp92670_issue_3df6cf236f74 oa-rp92670_0_33e23995da79_ヒップホップ、ゾンビ、おじいさん……多様化するBL漫画、2021年のおすすめは? 33e23995da79 33e23995da79 ヒップホップ、ゾンビ、おじいさん……多様化するBL漫画、2021年のおすすめは? oa-rp92670

ヒップホップ、ゾンビ、おじいさん……多様化するBL漫画、2021年のおすすめは?

2021年1月27日 19:00 Real Sound

 2020年は、ボーイズラブ(以下、BL)漫画の映像化が活発だった。「チェリまほ」こと『30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい』(豊田悠/スクウェア・エニックス)の実写ドラマ化が記憶に新しい人もいるだろう。劇場では4作品がアニメ化、5作品が実写化されている。

 ただ映像化されているのは、ごく一部の作品だ。これは筆者の肌感でしかないが、年々BL漫画の数と新人作家のデビューを目にする機会は増え続けているように思う。2021年も豊富な連載と新刊ラインナップが待機している。そこで2021年に筆者が注目しているBL漫画を紹介したい。

参考:任侠BL『囀る鳥は羽ばたかない』過激な描写でも支持される理由とは? 矛盾に満ちたキャラの“人間味”

■『いとおしき日々』

 掃除中、古びた段ボールの中から見つけた“人生録”を読んでいる―—。そんな感覚が味わえるBLが、『いとおしき日々』だ。

 BLには、年齢を重ねたおおよそ40代くらいまでのカップルの恋愛を描く「オヤジ」「おじさん」というジャンルがある。しかし本作が描くのは、50代と60代、そしてそれから先の恋愛だ。おじさんというより「おじいさん」と捉える人もいるだろう。

 50代会社員の和彦(かずひこ)と定年退職をした60代の真(まこと)は、互いが18歳と28歳の頃に、教え子と家庭教師して出会う。そして互いを知っていく中で彼らは惹かれ合い、愛を育みながらともに年を重ね生きていく。

 ふたりからは、ずっと寄り添って生きてきたことがヒシヒシと伝わってくる。その理由は、淡々とリアルに描かれる「人が年を取っていく中できっと迎えるであろう経験」にある。墓を買う、赤いちゃんちゃんこを着て還暦を祝う、関節痛や物忘れに悩まされる、遺言書を書く。これらの他の作品ではなかなか見られない描写は、ふたりが一緒に年を取ってきた証だと言えよう。

 また作中でふたりは、養子縁組をしている。ともに生きていくといっても日本では同性婚ができない以上、ふうふとしては認められない。もちろん何の手続きもせず、一緒に暮らすことはできる。しかしパートナーの身に何かあった時に、側にいたくてもいられないことも十分にあり得るのだ。本作はこの同性カップルに立ちはだかる厳しい現実と、その際に和彦と真がどういう選択を取ったのかを描くことで、ふたりの「ともに生きる」という覚悟を読者に強く印象づけたと思う。

 人は年を取るし、大切な人と否が応でも別れる日が来る。そんな誰にでも平等に訪れる日に向かって日々を重ね愛を伝え合う和彦と真の物語はきっと、心から愛しく思う人との1日1日をどう生きていくのか、考える機会をくれるだろう。

■『WACKER’S DELIGHT』

 スポーツや楽器、ファッション……。好きな子に振り向いてほしくて、何かを始めた経験がある人もいると思う。『WACKER’S DELIGHT』の乙成史(おとなりふみと)の場合、その手段はヒップホップだった。

 本作はヒップホップ初心者の寡黙な高校生・史と、ラッパーとして生きラッパーのまま死んだ幽霊のオッサンの思いがけない出会いから始まる。この出会いがきっかけとなり、新たな名曲が生まれる――、みたいな物語が始まるわけではない。

 好きな人・梶田隆(かじたたかし)との共通点を持つためにヒップホップを聴き始めた史は、教本とDVDを購入し、ノートの表紙に「ライムノート」と書き込んでラップにも挑戦しようと意気込む。ヒップホップの“ヒ”の字もラップの“ラ”の字も分からない史の想定外の熱意に戸惑いつつも、幽霊ラッパーは彼にラップの特訓をすることになる。しかしライムノートばかりが何冊も積み重なるばかりで、特訓は進まない。しかも史はそれを武器に、梶田の前でラップを披露しようとする。無謀なチャレンジに見えたが、機転を利かせた幽霊ラッパーが史に憑依し即興ラップを披露したことで、史は梶田との仲を一歩進める。

 本作はあくまで、BLコミック誌『OPERA』に掲載されているB(ボーイ)がL(ラブ)する作品だ。しかし甘くドキドキする展開は、今のところない。それでもBLの体を成しているのは、史の梶田への一途な想いが描かれているからだ。また無表情のまま想いが暴走しがちな史と、彼にツッコミを入れたり憑依して食い止めたりする幽霊のやりとりはきっと、BL読者はもちろん、これまで親しみのなかった人にも笑いを届けてくれるだろう。

 『WACKER’S DELIGHT』は現在、pixivコミックの「オペラボ」で2話まで読むことができる。さらに梶田視点のスピンオフ『Wacker’s Delight -verse K-』も公開中だ。

■『BOYS OF THE DEAD』

 ファンタジー作品の中には「人外」と呼ばれるジャンルがある。もちろんBL漫画でも、多くの作品が名を連ねる一大ジャンルだ。ただその中で非常に珍しいのが「ゾンビ」を題材にした「ゾンBL」だろう。そんなゾンBL界に、新たな風が吹かせた作品が『BOYS OF THE DEAD』だ。本作では感染してしまえば最後、自分もゾンビになってしまう極限の世界を舞台に、3つの物語が繰り広げられる。

 この世界においてゾンビは世界を破滅しかねない、常識的に見れば存在してはならない、いわゆる“悪”だ。ただそれが、自分の愛する人だったらどうだろう。世界の破滅か、愛する人か―—。3つの異なるストーリーを通して読者は、究極の選択を突きつけられる。と同時に「誰かを愛する」という行為は本来、道徳も倫理も超越したところに存在するものであること、そしてその行為こそが人が生きた証明になるのかもしれないと考えさせられるのだ。

 また本作は、物語の構成にも注目してほしい。本作の3つのストーリーに出てくるメインキャラクターは、それぞれ異なる。ただ各ストーリーのキャラクター同士が何かしらの形でリンクする構成を採っているのだ。異なる視点で描かれる物語同士が繋がることよって、キャラクターが別のストーリーで見せた考えや行動の理由も見えてくる。

 さらに、本のデザインにも抜け目がない。作者の富田童子はBLポータルサイト「ちるちる」のインタビューで、時代背景を1970年代のアメリカにしたと語っている。それに伴い昔の漫画を研究し、当時の絵の描き方や表紙のデザインを再現するよう努めたそうだ。さらにカバー下にも、ハッとする仕掛けがある。全てを読み終えた後にめくって、徹底して作り込まれた世界観を堪能してほしい。

 漫画は電子書籍でも読める時代だが、ぜひとも紙の本で手元に置きたい一冊である。

■BL漫画 豊富なジャンルを楽しんで

 BL漫画は、ジャンルの豊富さに目を見張るものがある。ハッピーエンドやシリアス、コメディなどのストーリー、学園モノやファンタジーなどの舞台設定、幼なじみや上司・部下などの人物相関、眼鏡や黒髪、素直といったキャラクターの特徴や性格、さらには攻め受けという独自の文化で生み出されるさまざまなカップリングによって、あらゆるジャンルが存在している。今回紹介した3作だけでも、その多様性を感じていただけたのではないだろうか。

 BL漫画のジャンルはこれからもきっと、時代の変化に合わせて広がりを見せていくだろう。そしてその多様性は、ますますBL漫画界の可能性を広げてくれると思うのだ。

■クリス

福岡県在住のフリーライター。企業の採用やPRコンテンツ記事を中心に執筆。ブログでは、趣味のアニメや漫画の感想文を書いている。

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吉沢亮「新しい扉がバンバン開いてる」 『青天を衝け』での成長や草なぎ剛との共演を語る

2021年1月27日 18:55 Real Sound

 吉沢亮が主演を務めるNHK大河ドラマ『青天を衝け』のリモート会見が1月27日に行われ、主人公を演じる吉沢亮、脚本の大森美香、制作統括の菓子浩、演出の黒崎博、さらにスタジオとの中継では岸谷五朗、コメントVTRでは橋本愛、草なぎ剛が出演した。

参考:『青天を衝け』が朝ドラ視聴者にオススメな理由とは? 2021年、“次の大河ドラマ”への期待

 本作は、新一万円札の顔としても注目される渋沢栄一を主人公とした、大河ドラマ第60作目。幕末から明治へと、時代の大渦に翻弄され挫折を繰り返しながらも、青天を衝くかのように高い志を持って未来を切り開いた渋沢の姿を描く。

 昨年、クランクインの直前に1度目の緊急事態宣言が発令され、7月下旬にクランクインが遅れたものの、今回、2月14日に放送となる第1回が完成した。血洗島を舞台にした栄一(吉沢亮)の物語と江戸で繰り広げられる政治劇、2つのパラレルワールドを同時に走らせ、撮影も両方の世界を同時に撮り進めているという。

 吉沢は半年近く撮影を続けていた日々から、ようやくの初回放送を迎え、「実感がない」と前置きしながらも、大森が手がけた脚本について「生活感のある、生きることに寄り添ったドラマ。生命力に溢れていて、エネルギッシュな、単純に面白いと思える作品。今の時代だからこそ観てもらいたい」と紹介した。

 会見途中には、実際に撮影が行われている106スタジオとの中継が結ばれた。そこに広がっていたのは江戸城のセット。マスクをしながらドライリハーサルをする井伊直弼役の岸谷五朗の姿があった。これは後に吉沢も言っていた率直な感想であるが、武家の格好にマスクはどこか奇抜である。岸谷はカメラに向かって気さくに挨拶をし、「おい、亮! 元気か! 岸谷です!」と吉沢にも呼びかけた。先述した通りに、血洗島と江戸の物語は別々に描かれていくため、『青天を衝け』において岸谷は吉沢とは一度も会えていない。徹底した感染対策の上で撮影されていることを説明し、岸谷は笑顔で持ち場へと戻っていった。

 さらに、血洗島パートにて、栄一の従妹であり、のちの妻となる尾高千代を演じる橋本愛、『青天を衝け』におけるもう一人の主人公とも言える、徳川慶喜役の草なぎ剛がVTRで登場した。草なぎの「吉沢くんともこれから素敵なシーンが生まれるんじゃないかと思っています。ドキドキワクワクできる作品」というコメントを受けて、吉沢は第1話での栄一と慶喜の出会い、つい先日撮影された一瞬だけすれ違うシーンと、まだそんなに共演シーンも交わしたセリフも少ないことを明かす。その上で、出会いのシーンについては「佇まいといいますか、草なぎさん自身が持っておられるオーラがすごいものがあって。一方的に熱量をぶつけるシーンだったんですけど、草なぎさん演じる慶喜の存在感には負けられないと思って、こっちもより熱量が上がりました」と撮影時の思いを振り返る。

 すでに第1話の試写を観た大森は「早く2話が観たくてたまらない。新しい吉沢さんが見られた」とエネルギッシュに全速力で駆け、慶喜と出会う冒頭シーンをお勧めする。これまでの吉沢はどこか陰のある役が多く、栄一のようにありのままの感情を表に出す人物は演じてこなかった。撮影が始まったばかりの頃は、栄一の芯の部分をまだ掴めていなかったため、難しく、苦しい日々が続いていたという。クランクインから半年が経ち、吉沢は「挑戦的な役だし作品。今ある吉沢亮では太刀打ちできないところがあるので、新しい扉がバンバン開いてると思います」と人間としても、役者としても成長を感じていると話した。

 また、既報の通りに、徳川家康役として北大路欣也が出演することも発表されている。これはナレーションとは別にストーリーテラー的な立ち位置として、第1回からほぼ毎回登場する。大森はこの家康の存在に、「江戸時代から昭和の現代までを一緒になって俯瞰して見られる役」として置いていると明かした。

 さらに、大河ドラマとしては異例の2月14日スタートとずれ込んでいることに対して、大森は旧暦で2月13日が栄一の誕生日であることを話しつつ、最終回の予定については現段階で「全く分かりません。本数を検討中です」とした。(渡辺彰浩)

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新しいSNSの覇権は“声”が握る ClubhouseやTwitter「Spaces」ヒットの要因と課題

2021年1月27日 18:30 Real Sound

 先日、音声ソーシャルネットワークアプリClubhouseは10億ドルの査定額を記録した。2020年3月に数人の友人たちに向けてベータ版をリリースしたばかりの今アプリは既に世界中で200万人のユーザー登録を発表しており、今後はアンドロイド版、一般アクセス版を公開予定だ。

(参考:放送作家・白武ときおが語る“音声メディアの未来”

 アーティストから科学者、デザイナーなど様々な背景を持つメンバーたちが参加するこのアプリは現在、招待制で招待リンクのみでしか利用できない。Clubhouseはそれぞれがコミュニティを作成するか、好きなチャットルームを見つけそこに出入りし集まったメンバーたちと直接音声会話するという新しい形のつながり方を確立している。世界中から集まるメンバーたちと議論したり自身の体験を語ったり質問したり、ただただ会話するだけ。ツイートやブログ、メッセージとはまた違った形の交流の仕方だ。

・なぜいま、音声SNS?

 新型コロナウイルスが蔓延し、国境が封鎖され各国で外出禁止令が発表された2020年。同時に世界中でのBLMや外出禁止・自粛の有効性の有無を問うデモ、アメリカ大統領選挙など、人々の間での大きな分断を目の当たりにした一年だった。そんな中、Clubhouseこれらの分断を超えた場所に新しい繋がり方を構築し、文章や動画、写真などとはまた違う人との繋がり方を提供した。

 音声はオンライン上において、最も身体性のあるコミュニケーションの形、ということもできるだろう。文章や写真や動画は構成や文体、編集から発信側と受け取り側との間にコミュニケーションの差が生まれる。しかし、Clubhouseなどの音声SNSは直接リアルタイムで相手と繋がれることでコミュニケーションに流動性とより親密な効果をもたらす。これは創設者たちの「Our goal was to build a social experience that felt more human (私たちの目標はより人間的な社会体験を確立することです)」という目標からも理解できる。これは従来のどのSNSとも違っており、アプリへの注目を見ていると人々が相互的なコミュニケーションを求めているのが見て取れる。

・TwitterのSpacesや他の音声機能のあるSNSとどう違う?

 この音声SNSの注目から、Twitterは先月「Spaces」というベータ版音声SNSをリリースした。この機能は現在、少数のユーザーにしか解禁されていない。ホストがツイートを通してSpacesを開始することで、フォロワー全員に会話プラットフォームを提供することができる。最大10人が同時に喋ることが可能で、会話参加機能として「全員」「フォローしているユーザーのみ」「招待ユーザーのみ」の選択肢がある。同時に文字起こし機能の有無を選択することも可能なので、アクセシビリティも考慮されている。

 しかし、Twitterの限界はこれらの機能をフォロワーベースにしているという点にある。一方でClubhouseはアプリ上をぶらぶら歩き回って面白そうだと思った会話に参加することが可能だ。フォロワーや入室にパスワードなどもいらない点では、Zoomなどのオンライン会議サービスとも異なり、必ずしも大きなコミュニティベースが必要ない点ではDiscordとも異なっている。コミュニケーションがどこまでも偶然性に任せられているのだ。

・Clubhouseの始まりとこれから

 Clubhouse創設者のPaul DavisonとRohan Sethは2011年に繋がった後、それぞれが作ろうとしていたネットワーキングアプリのアイディアを2019年に再開し、現在のアプリへの原型を開発することとなった。ただ人々が集まって会話できる場所を作りたい、偶然の繋がりを提供したいという想いだったのが新型コロナという世界事情と合致した。多くの人々がビデオ参加しないといけないオンライン会議にストレスを感じ今までのように外に出て人と会話できないことに不服を抱えていた。

 Clubhouseの可能性として挙げられるのが、音声のみに焦点を当てている点だ。他のアプリが文章や動画などをベースにしている中、Clubhouseは唯一の「音声のみ」をサービスとして提供している。TikTokやインスタグラムなどのビジュアルベースや匿名性の強い文章とは異なり、「声」の直接性は繋がり方に新しい次元を与える。様々な投資家たちから注目を浴びているClubhouseは資金調達二周目を受けて、クリエイター助成プログラムを開始する予定だと発表した。

 現在、ユーザーからのマネタイズはできていないClubhouse。次の課題は、収益のベースをどこにおくかというところだろう。関係者は、定額制やイベントのチケット制など今後数ヶ月かけて試していく予定だと話している。また、昨年アプリ上で反ユダヤ主義について発展した議論があり、これを受けて多くのユーザーたちが懸念を示したことからガイドラインの見直しやヘイトスピーチなどへの管理・フィルタリングにも取り組んでいく必要がある。これらのハードルを超えた先に新しいSNSの未来が待っているのかもしれない。(mugiho)

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