「M-1グランプリ2018」の審査員を務めた上沼恵美子が、とろサーモン・久保田かずのぶとスーパーマラドーナ・武智がインスタライブで発した数々の暴言について、謝罪を拒否していたことがわかった。二人の所属する吉本興業が直接の謝罪を申し入れたものの、「お気持ちは受け取りました。そんなことまでして頂かなくて結構です」と断っていたもの。
「上沼の言葉は二人を許したものではなく『私に関わるな』と突き放したもの。それはすなわち、関西のテレビ番組から二人が追放されることを意味しています。なにしろ上沼は、夫が常務を務めていた関西テレビの『快傑えみちゃんねる』をはじめ、読売テレビ、朝日放送、NHK大阪でレギュラー番組を持つ視聴率女王。これらの局が上沼に忖度するのは確実で、久保田と武智に出演オファーを出すことはなくなるでしょう。唯一レギュラーのない毎日放送にしても過去には冠番組がありましたし、あえて横並びを崩す理由も見当たらず、同様に二人を出禁とするに違いありません」
「それをやってしまうと今度は、吉本が会社として上沼にケンカを売ることになってしまいます。いくら吉本がお笑い業界でのトップだとしても、お笑い業界は狭い世界ですし、関西で広い人脈を持つ上沼に真正面から盾突くわけにはいきません。それゆえ吉本が久保田と武智を起用するためには、東京のバラエティ番組でひな壇などに使うしかないでしょう。正直、二人はひな壇向きではないのですが、もはや自分の得意不得意などを言っている場合ではない。テレビで活躍する場を与えてもらえるだけでも感謝すべきですね」(前出・お笑い系ライター)
(金田麻有)