間宮祥太朗さんが初主演の映画『全員死刑』の初日舞台挨拶が行われ、間宮祥太朗さんをはじめ、共演する六平直政さん、毎熊克哉さん、入絵加奈子さん、清水葉月さん、小林勇貴監督が登場しました。
出典:NOSH
間宮さんは「初主演でこの役は勇気が必要だったのでは?」と聞かれると「最初は、出演するか自分一人で決められなくて、まずは監督と会ってみました。そこで、小林監督となら作り上げていけると思ったので、最後には“よろしくお願いします”って言いました」と主演が決定した経緯を告白。
続けて「(小林監督は)本当に映画が好きなんだなと言うのが伝わってきました。僕も映画がやりたくてこの業界入ったので、一緒ににやっていきたいです。一生添い遂げたいです」と言うと、監督が「それは責任取ってほしいですね!」と食い気味にリアクション。
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間宮さんの兄役の毎熊さんは「ぼく、ゴキブリ怖いんですよ。ビビリなんですよ。役ではそれを意識しました(笑)殺した死体も運べないという」と自分にぴったりの役だったと言います。
現場ではムードメーカだったという六平さんは、「ムードなんか何もないのよ。この映画は残虐だけど、実話でしょ?ヒューマンドラマだから」と言い、「大昔から晴れ男で。雨降っても“止め止め”って念じると止むんです」と意外な特技(!?)を告白。
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小林監督も「クランクアップできないほどの雨だったんですけど、それを止ませてくれて、無事撮影が終わりました」と実際の撮影でのエピソードを教えてくれました。
初めての悪役だった入絵さん。感想を聞かれると「すんごい楽しかったです。天然のぶりっ子を演じてくれと言われて。一生懸命やりました」とコメント。
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また間宮さんの彼女役で、劇中では間宮さんとイチャイチャすることもたくさんあった清水さん。「どういうコミュニケーション取りましたか?」聞かれると、撮影が始まる前に間宮さんや毎熊さんと飲みに行き親交を深めたそう。
撮影中は、「彼女役だから、現場では邪魔にならない程度に観察してました」とのことでしたが、「目がハートになってましたよ」と毎熊さんに言われ「そりゃなりますよ!彼女なんだから」と答えていました。
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27歳という若さで監督をつとめ、本作が初商業作品となった小林監督は、ベテランの六平さんをはじめ間宮さんらにも「良い監督ですよ」と何度も褒められ、照れている様子でした。
「世間ではコンプライアンスとか言われてますけど、怖いもの見たさっていうのは悪いものではないですし。ここに来てくれた人が面白いと思ってくれたらそれは本当に嬉しいこと。何回見ても面白くて、楽しめる作品を作りました。一人でも多くの人をぶっ殺い(さらい)たい!」と本作の意気込みを語りました。
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公開を記念し、本作品にふさわしく(!?)“かわいい”特製ケーキが運ばれ、間宮さんと小林監督が新郎新婦かのようにファーストバイトを実施。
お互いにケーキを食べさせあい、クリームを口の周りにつけ、会場は大盛り上がりでした。
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最後に一言求められた間宮さんは、「映画は自分の人生の核の部分になるところがあります。“全員死刑”という作品は刺激が強いですが、こういう作品があるからこそ自分の中に持てる思いとかある。そういう感情を抱くことが大事だと思います。映画が好きでこの仕事を初めて、人生で一度しかない初主演を小林監督とご一緒できて本当に良かったです。映画って本当に楽しくてすごいものだ!という体験をしました。全員死刑という作品が一人でも多くに届くように」と挨拶をし、「本当にありがとうございました」と深々と頭を下げました。
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間宮祥太朗初主演映画『全員死刑』は、テアトル新宿ほかで公開中です。
【作品情報】
※ 映画『全員死刑』公式サイト