エントリーレベルのMacBookが、今年の第2四半期(4月1日〜6月30日)に発表される可能性が浮上しました。MacBook Proに匹敵するディスプレイの解像度を持ち、MacBook Airに近い価格になるという、次世代13.3インチMacBookとはどのようなモデルになるのでしょうか?
MacBook Airとなるか、MacBookとなるかはわからない
台湾メディアDigiTimesによれば、Appleの次世代MacBookは、MacBook Airよりも若干高めの999ドル(約10.7万円)からの販売となるようです。
256GBのストレージ容量搭載モデルは、1,199ドル(約12.8万円)での販売される模様です。
韓国のディスプレイメーカーLGは、5月末もしくは6月上旬にも、アモルファスシリコンTFTディスプレイパネル(2,560 x 1,600ピクセル)の生産量を増やし始めるといわれています。ディスプレイの解像度は、1,440 x 900ピクセルのMacBook Airと比べて大きく改善され、Retinaディスプレイになると見込まれています。
MacBook Airとして売り出される可能性もあるとのことで、仮にタイトルにAirがつけられた場合、最初のRetinaディスプレイ搭載MacBook Airとなるでしょう。
Appleは、生産コストを下げるため、中国のディスプレイパネルメーカーと交渉を行なっていたようですが、結果的に失敗に終わったと伝えられており、その理由は明らかになっていません。
組み立ては、Quantaが70%を受け持ち、Foxconnが残りの30%を担うとみられています。Appleは、今年中に600万台の出荷を目指していると噂されていますが、DigiTimesは出荷台数は400万台ほどにとどまると見ています。
今回の報道は、先週のKGI証券のミンチー・クオ氏の予測ともおおむね合致しています。
Source:DigiTimes via AppleInsider
Photo:Ryan Morse/Flickr
(lexi)
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