Apple Japanは、iPhoneのプライバシー保護性能をアピールするCM「iPhoneのプライバシー ー プライベートなこと」を公開しました。
プライバシーは大切。毎日使う携帯電話ではなおさら。
Apple Japanが公開した「iPhoneのプライバシー ー プライベートなこと」は、先日アメリカで公開された「Privacy on iPhone — Private Side」の日本語版です。
日本語版では、字幕が追加になったほか、時間が英語版よりも約15秒短くなり、内容にも若干の変更が加えられています。
「立ち入り禁止」「使用中」といった、他の人に立ち入られたくないことを示す看板や、レストランで話し合っている2人の男性がウエイトレスが近づいてきたら話すのをやめる場面などが描かれています。
YouTubeの動画には、以下の説明文が加えられています。
あなたのプライバシーは大切だから。iMessage上の会話の暗号化や、マップアプリケーション上で移動履歴を残さないこと、そしてSafari上で追跡されるのを防ぐことまで。iPhoneは、あなたの大切な個人情報を保護できるように設計されています。
新作CMの映像は、こちらでご覧ください。
ユーザーのプライバシー保護を重視するApple
Appleは、以前からユーザーのプライバシー保護に重きを置いています。
Appleは「Appleは、プライバシーは基本的人権であると信じています」の書き出しで始まるWebページで、Face IDやTouch ID、Apple Payでの取引、iMessageなどで扱われるデータを暗号化して保護する技術について解説されています。
1月のCES 2019の会場近くに「あなたのiPhoneで起きたことは、あなたのiPhoneの中に留まります」と書かれた巨大屋外広告を出し、GoogleやFacebookへの批判ではないかと話題になりました。
iOS12.2ではSafariの閲覧履歴追跡を強力ブロック
先日、一般ユーザー向け正式版が公開されたiOS12.2やmacOS Mojave 10.14.4のSafariでは、広告主などにユーザーのWeb閲覧履歴が追跡されないよう、インテリジェントトラッキング防止機能が強化されています。
また、Appleが金融大手Goldman Sachs、Mastercardと提携して開始するクレジットカード「Apple Card」でも、ユーザーの購入履歴情報をAppleは一切把握しないのに加えて、Goldman Sachsも外部に情報を提供しないことを約束しています。
先日は、Appleが「プライバシーは重要」を意味するWebドメインを取得したことが判明して話題になっています。
Source:Apple Japan/YouTube, Apple
(hato)