「オシャレが襲ってくる!」 はじめて青山に行ったらオシャレに圧倒された漫画に共感集まる

2018年12月1日 08:00 ねとらぼ

 友人とオシャレな街「青山」を訪れた漫画家・いかゴリラさん。オシャレに襲われた様子を漫画で公開し、SNSで笑いと共感を呼んでいます。


【画像】漫画を読む


 目に見えぬオシャレ結界が張られているのか……!? そう感じざるを得ない街、東京・青山。オシャレなお店やカフェが立ち並ぶ町並みはオシャレそのものです。


 あまりの緊張に「最悪死ぬかも」という友人に、いかゴリラさんは「気持ちで負けちゃダメだよ!!」と励ましつつ、いよいよ青山に潜入。友人はよりによって首がダルンダルンのロンTを着てきており、青山に足を踏み入れるなり圧倒されまくります。


 いかゴリラさんがカフェに入ることを提案すると、友人は「カフェなんて入ってみなよ。どんなオシャレが襲ってくるかわからないよ…?」とかなりの警戒モード。


 意を決して入ってみると、そこにはキレイで洗練された服装の女子大生の先客が。しかも、ちょっとしたことで切れてしまいそうな細いチェーンのネックレスをしているではありませんか……! 「チッとしたネックレスだよ」「チッとしたネックレスだ!!!」と、二人は衝撃のあまり“チッとしたネックレス”なる造語を繰り出すほどの動揺を見せます。これがオシャレ上級者か!


 しかも、置いてある本はすべて洋書。振り返るとジョン・レノンとオノ・ヨーコみたいなカップルまでいて、否応なしにオシャレが襲ってきます。


 あまりのまぶしさに心が折れる寸前の2人は外の景色を眺めることに。すると突然雨が降り出し、雨宿りのために歩道の木の下にイケメン男性が走ってきました。雨に降られて恋人を待つ仕草までもがオシャレだったため、二人は「解散!」と、早々に青山からの脱出を決意するのでした。


 作中で描かれている、青山で味わう緊張感や焦りはとても共感できます。漫画を読んだ読者からも「あそこは異次元」「怖くて近寄れない」といった声が上がっています。


 ちなみに、作者のいかゴリラさんが過去にSNSなどで掲載してきた「いかゴリラ」シリーズをまとめたコミックス「オタクだよ! いかゴリラの元気が出るマンガ」も発売中。もっと笑いたい、元気になりたい人は是非読んでみてくださいね。


画像提供:いかゴリラ(@ika_redhot)さん

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人間の食欲は無限だーー本能が危険と訴えるほどの異臭を放つ“世界一臭い“「シュールストレミング」を食べてみた

2018年12月1日 08:00 ねとらぼ

 体にリアルなペイントを施したり、漫画やイラストを描いたり、映像作品なども制作しているチョーヒカルです。毎月、嫌がるねとらぼ編集部ののとを引き連れて変わった食べ物を食べるという食レポをしていきます。


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・これまでのゲテモノデート連載一覧


●チョーヒカル プロフィール


体や物にリアルなペイントをする作品で注目され日本国内だけでなく海外でも話題に。イラスト、立体、映像作品などを制作。自身初の漫画『ストレンジ・ファニー・ラブ』、イラスト本『絶滅生物図誌』が絶賛販売中。


●第12回目:シュールストレミング


 突然ですが、皆さん「これは食べられるか?」と判断するときどうしますか?


 恐らく動物の本能的に、多くの人が匂いを嗅いで判断するかと思いますが、もし、「これは食べちゃダメだ! 毒だ!」と本能的に身体が訴えてくるような匂いを発していた場合、それを“食べ物“として認識することはできるのでしょうか。


 これまで、虫から道徳的観点で食べることをためらってしまうような動物、土などを食べて、文化の違いや食のありがたみを再確認してきたゲテモノ連載。最終回は、世界一臭い食べ物として知られるシュールストレミングに挑戦してきました。


 バラエティー番組などで見たことがある人もいるでしょうし、説明するまでもないですが、シュールストレミングとは、スウェーデンでニシンを塩漬けした缶詰です。スウェーデンの伝統的な食材で、通常の缶詰が缶に詰めた後加熱処理を施し、殺菌するのに対し、発酵状態を保ったまま缶詰にされるため、悪臭を放つとされています。


 そのせいで、輸送時にはまるで爆弾でも入っているのかと疑いたくなるほど厳重に扱われており、食べ物というより完全に危険物。缶に同封された紙には、「食後はとんでもない匂いがしばらく胃から上がってきます。覚悟してお試しください」との注意書きも。ある意味テロです。


 開封すると、プシュッと言う音を立て、周囲に異臭が充満。その場にいた誰もが「クセッ!」「くっさ!」「臭い臭い!」としか言えなくなる言語障害に。完全に腐っているもの、あるいは排せつ物のような、本能が危険信号を発する匂いで、これを食べ物として認識している人は誰一人として居ませんでした。ただ、開封するまでできるだけ発酵しないように、と冷却していたためか、予想していたよりは強烈な匂いではありませんでした(鼻が死んでいただけかもしれませんが)。


 これまで連載を通して、それなりに風変わりな食べ物に対して免疫がついて(むしろおいしく食べてた)、ゲテモノレベルも上がってきた私たちが、ゲテモノ界のド定番をおいしく食べられないわけがない。バラエティー番組で見るリアクションはきっとエンターテインメントとしてオーバーにやっているだけなんだ、実際に食べてみたらおいしいかもしれない、と淡い期待を抱きつつ口に運びます。


 しかし、シュールストレミングを本当の意味で知ることとなったのは食べてから。


 かめばかむほど臭い!!!!


 パンにジャガイモ、玉ねぎ、シュールストレミング、サワークリームを添えて、おいしそうな見た目をしているのに、臭い。どうしても臭い。臭い以外の感情がわき上がってこない。味は、強いてあげるとしたら、アンチョビーをさらに塩辛くしたようなものですが、飲み込んで、安心したのもつかの間、吐く息が臭いという地獄のループに陥ってしまい、食べ物を食べているはずなのに、どんどんと食欲が減退するという不思議体験をしました。


 そもそもゲテモノとは、一般的に風変わりで、なじみのない食べ物のことを指しますが、私たちが嫌み嫌っているだけで、それをおいしく食べている人もいます。逆もまたしかり。シュールストレミングも伝統的な食べ物とされている他、現地では“シュールストレミング祭り“が開かれるなど、古くから愛され続けています。


 今回、シュールストレミングを食べた人の中にも、「酒のつまみにいいかも」と言い出す人も。これだけ強烈な匂いを放ち、脳が食べ物と認識していないにもかかわらず、その中に“おいしさ“を見いだそうとする人間の食への貪欲(どんよく)っぷりを垣間見た一方、そうした食欲の際限の無さが私たちの食生活を豊かにしているのかもしれないと感じました。


●チョーのあとがき


 ああ、とうとう来てしまいましたね、ゲテモノデート最終回。来ないでほしいと思っても来てしまうのが最終回。締め切りを破りまくり、ノトさんを泣かせ続けるのもこれが最後かと思うと切ないものです。


 というわけで今回は、「ゲテモノ」といえば真っ先に思い浮かぶほどの王道、シュールストレミングスに挑戦です。世界一くさい缶詰です。


 え? もう、やられ尽くされてるんじゃないかって? 手あか付きまくりでいまさら面白くないんじゃないかって?


 多分そうですね!! (おい)


 でも、終われないんです。シュールストレミングスを食べずに、ゲテモノ連載は終われないでしょう!! シュールストレミングスを食べたことのある側の人間になりたい!! ということで意気込み、事前にいろんな下調べをして、異臭で通報されたらどうしよう? くらいのびびり具合で挑んだんですが、割とイケました。


 いや、ウソですね、イケてはない。イケてはいないですが、ビビるほどの恐ろしい食べ物ではなかったです。本場スウェーデンではこれにスピリットを合わせるとか。


 ただ缶の汁は本当にダメでした。口に入れた瞬間、体が「これはダメです」と飲み込むのを拒否しました。みんな食べるとどこかにフラフラ歩いてどこかへ行ってしまうという奇病にかかっていました。今まで食べたゲテモノの中で、なんだかんだやっぱり一番パワフルだったと思います。


 ゲテモノは、その食材であれ味であれ、やっぱり人を楽しくさせる要素が詰まっていますね。友人一同、ハイになってずっと大爆笑しながら食べていました。夜の公園でごみ袋をまとった集団がゲラゲラ笑いながらくさい魚を食べていたのって、今思うとめちゃくちゃ怪しいですが、個人的には最高の思い出です。


 まずかったとか臭かったとかの感想含めて、楽しい。シュールストレミングス最高。


 ああゲテモノデート。連載が終わっても私はゲテモノを食べ続けます。みなさんもこれを通して、なにか挑戦してみたいな~と思ってもらえたら、何よりうれしいです。


 今まで読んでいただいてありがとうございました! またどこかで!!

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恋人同士じゃないけれど、そっちからもキスをして 「やがて君になる」9話

2018年11月30日 23:00 ねとらぼ

 人を好きになるって、なんだかとっても難しい。「やがて君になる」は、思春期に体験する「止められない恋」と「恋がわからない」気持ちを繊細に描いた作品。しっかり者なのに好きな人に甘えてしまう先輩と、人を好きになれない後輩の、ちょっぴり厄介なガールズラブストーリー。


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●今までのあらすじ


 高校一年生の小糸侑(ゆう)と、二年生の七海燈子。クールで優等生な燈子は、侑のことをすっかり大好きになり、デレデレに。


 超完璧優等生に見えて、実は頑張りすぎている部分がある燈子。侑は彼女の支えになろうと考えて、生徒会を手伝うことに。


 同じ生徒会にいる佐伯沙弥香は、燈子のことを助けようと一生懸命に働いていた。侑と沙弥香はお互いに、燈子を先輩として、友人として、いいところ悪い所を打ち明け合う仲に。


 生徒会はバタバタと忙しいまま、体育祭の開催準備を始める。


●甘えたくて仕方ない、キス


 今回はキス回です。


 以前アニメ4話で、燈子が生徒会室でおもむろにキスを求めたことがありました。「侑がいつも許してくれるからもっと欲しくなっちゃう」。侑としては迷いつつも「興味がないって言ったら嘘だし」と言って、受けていました。


 それがまさか、続いていたとは思わなんだ。体育倉庫に侑を押し込んで、そのまま抱きしめて、アゴクイして唇を奪うっていうね。「いい?」「……もー」の会話で通じるあたりがもうね。慣れてきているんだろうか。


 今回は2人のキスのしぐさ自体に、心理の変化の大きなポイントが描きこまれています。


 最初の画像のように、2人のキスは唇を重ねる程度のものでした。基本的に侑は、したいのではなく「許してあげている」という状況です。


 ところが燈子先輩、暴走止まりません。


 侑が流されるのをいいことに、燈子は唇だけでなく、更に深く侵入しようと試みます。さすがにそれはNGだと跳ね返す侑。「いい加減にしてください! 甘えすぎです!」。嫌です、ではないのがミソ。


 もうここまできたら、客観的には恋人の行動と同じだろう、という気も。この段階では、どこまでが一線かは侑はいまいちよくわかっていません。まあキスに関しては、燈子側の最初の告白時からしてるからなあ。感覚は緩めかも。


 甘えまくる燈子は、ぐいぐい一線を越えようとしますが、さすがに拒絶されます。そこで言った提案が「侑からしてほしい かも キス」。


 最初は侑は「自分からするキス」も「燈子からするキス」も、同じようなもんじゃないの? と思っていたようです。燈子にとってはそこは大違い。そして2人の、相手への「好き」の感覚の違いがここであらわになります。


●好きになってはいけない、キス


 体育祭が終わった後、ほしがりさんの燈子はすぐさま侑を体育倉庫に連れ込んでキスをせがみます。以前までは、まあされるのもするのも変わらんでしょ、みたいに考えていた侑ですが、ここに来て気付きます。


 「だめだ だめってなにが? わからない でも ここを超えたらいけないことだけわかる」


 「侑は燈子を好きにならない」という前提条件が彼女を縛ります。好意は向けたいけど、向けられるのはいやだ、という燈子に対して、侑はあくまでも受け止めるだけの姿勢を保っていました。燈子もそこはわかっているので、ようは侑に演技してほしいというわがまま。


 けれども侑は既に、燈子との接触が演技の領域からはみ出してきていることに、本能的に気付いています。


 「やっぱりわたしからするのは違う気がするんですけど」「だって好きでもないのにするとか ちょっとどうなんだろうって」


 「好きでもない」の言葉に、彼女自身のポジション修正が見られます。自分は「先輩のことが好きではないけれども、嫌いにならない後輩」のままでなければいけない。もし自分からキスをしたら、そこが崩れてしまう。


 燈子の興奮が止められず「私の好きにするからね」と舌を絡めた時は、意外にもOKだった様子。以前そうしようとした時、口を閉じて拒絶していたのと比べると、侑側に変化が見られます。


 「嫌ではないです というか……どっちかっていうと……きもちいいし」


 身体的な「きもちいい」という感覚よりも、侑は「心地いい」の感情が強いようです。燈子の好意を注がれ、ものすごく優しくされ、求められ、体温を感じることはやっぱりうれしい。でも既にそれだけじゃないんだよなあ。


 ブレーキを踏んで、自分側の感情は一切出さないようにし続けるのは、彼女が「先輩を好きではない」立場を貫くのに必死だから。


 「好きっていわれても好きって返せないわたしのことが好きだって そう言ってくれるから 今はもう寂しくないかな」


 人を好きになれないことがコンプレックスだった侑。それを好きだと言う燈子。だったらぴったりなんだろう、と本人は思い込もうとしていましたが、そんなことはない。自分の変化に気付きつつ押し込めるのは、とても寂しいことです。


 周りから見て露骨におかしさを感じるくらいに、寂しい顔をする侑。燈子とキスを繰り返しても、心が満たされたわけじゃない。自分の思いをずっと封印したまま過ごす彼女の様子は、幸せとはいえません。


 今のままの関係を保ち続けるべきか否か。生徒会演劇に向かうにつれて、少しずつ2人の意識は変わっていきます。


 ……ドキドキする回だった……ほんと暴走するのはよくわかるけど、あなた立場的にバレたら大変なんですよ燈子先輩、ちょっとは気を付けて! いやまあ、好きな人を求める気持ちはわかるけどさ。優等生の仮面を脱いだ先輩は、情動に身を任せきっている感がありますね。セクシーではあるんだけど、どこか子供っぽいような。


(C)Nakatani Nio 2018

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「忍耐と決意、あとは……」 「ファンタビ」ヒロイン役のキャサリン・ウォーターストンが明かす“ティナの成長”

2018年11月30日 22:06 ねとらぼ

 「ハリー・ポッター」シリーズにおけるエマ・ワトソンに当たる人物は「ファンタスティック・ビースト」シリーズでは、キャサリン・ウォーターストンではないかと思う。エディ・レッドメイン演じる主人公ニュート・スキャマンダーがどこかおっちょこちょいでエモーショナルな人物であるのに対し、ティナ・ゴールドスタインは確かな魔法の実力を持つ正義感の強い人物。生真面目で融通の利かない常識的な部分も、ニュートと出会ったことで徐々に変化をみせるようになった。


【画像】最新作でのティナ


 11月23日に公開された“ハリー・ポッター魔法ワールド”の最新作「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」の公開に合わせて来日したキャサリン。はかなさと力強さを同時に表現するような存在感を持つ彼女に、ティナとしてどんなことを意識しているのかを聞いてみた。


―― ティナは前作「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」から大きく成長したと感じましたが、そうした変化をご自身はどう捉えましたか?


キャサリン よい監督というのは、役者の演技に過剰に干渉しないもので、役者もまた、ひとたび役が決まると、自分でその役を掘り下げて発展させていくものだと思います。デヴィッド・イェーツ監督は私たちに任せてくれていた。監督との重要な会話は、一作目の撮影が始まる前にしていたので、今作で私はティナとして何を伝えるべきかじっくり考えました。


 今作では、制作に関わるさまざまな部門と話をしました。例えば、彼女のヘアスタイルについて。前作では、ティナは自分のことをあまり気に掛けていないというか、年に一回くらい、自分で髪を切るような最低限のメンテナンスしかしていないと思っていた。今作ではニュートと出会ったことで女性として目覚めて、自分を磨くために髪形も変えたい思いがあった。前髪を下ろしたボブカットになっているのはそういう理由です。


 彼女が羽織るコートもそう。前作で羽織っていたグレーのロングコートは少しペラペラしているというか、当時の彼女の不安定さを象徴するにはよかったのですが、今作では彼女の強さやしっかりしたところを出したかったので、ダークネイビー調のレザーコートをまとっています。私は毎日それを着るだけでティナのタフさなどを意識しながら演じることができました。


―― 前作を踏まえて、今作でのティナという存在を端的に表すなら?


キャサリン 忍耐、決意、あとは自分のことに同情しない人物です。今作でティナは、仕事の面では非常に自信を持っている状態ですが、誤解によってニュートが他の女性と結婚したと思い込んでいて、痛みを抱えている。しかし、それによって自分が崩れるのではなくて、自分が正しいと思うことを決めて、それをきちんとやっている。


―― すると決めて、すると。正しき者ですね。ところで、「ハリー・ポッター」シリーズはもともとご覧になっていましたか?


キャサリン 年齢的には既にメインターゲットでない世代でしたが、私の弟が夢中になっていました。彼が部屋に閉じこもってむさぼるように書籍を読んでいるのを見ていて、「よっぽどすごい作品なのだろう」と関心を持つようになりました。これはエディもそうで、彼も自分の弟を通して作品に触れたと聞いています。


 私がこの豊かな物語により時間を費やすようになったのはティナ役が決まってからですが、今では儀式として、毎回撮影に入る前にシリーズを全て読み返し、複雑で豊かな世界をインプットして臨んでいます。今後「ハリー・ポッター」シリーズに登場するキャラクターとの接点もあるかもしれませんし、自分の想像力をより円滑にしてくれるものです。


―― 今作は嫉妬心のようなものもあらわにしていて、意外に素直だなと感じる部分もありました。


キャサリン いえ、私は嫉妬とは思っていませんでした。ニュートとはお互いの相性もあって困難を乗り越えられるいい関係が育まれ始めたと思っていたのに、誤解とはいえそれが裏切られたような気持ちになって怒りと悲しみを持っているのです。


 先に話したような誤解が解け、ティナがリタ・レストレンジと会うシーンがありますが、私が重要だと感じたのは、そこで嫉妬心を出さないことでした。なぜなら、ティナは人として成熟していてそういう感情にはならないと思いましたし、彼女はより崇高な精神を持っていると考えたから。


 それに、ティナは誤解によって苦しむけれど、それはニュートに対するもの。リタに会って彼女が感じたのはむしろ、恥ずかしさ。そこは(リタを演じた)ゾーイ・クラヴィッツとも話して気を付けた部分です。リタとはぶつかり合うのではなく、友情が育まれても不思議ではなかったと思います。


―― では、妹であるクイニーが今作で見せた選択は姉にとってはどう映りましたか?


キャサリン 今作ではさまざまな物語が同時に展開します。そして残念ながらその全てを掘り下げるだけの時間はなくて、探求し切れてないところがあります。クイニーの大きな変化が次作でどうなるのかは私自身も感心があるところです。


 ティナにとってはクイニーを守れなかった代償はどこかで払うことになるのでしょう。彼女は第1作目では救うことができなかったクリーデンスに対する負い目を抱えるが故に、彼を守ろうとすることに心を割きすぎ、結果、自分の身近にある大切なものを失ってしまう。ティナにとってクイニーは最も大切な人。幼くして孤児になったときから、ティナはクイニーに責任を感じているのです。


 今作では、そんなティナに対しクイニーが「ティナは私の幸せを願っていない」となじるシーンがありますが、実際には、ティナが望んでいるのは、クイニーの安全にほかなりません。そうしたお互いの誤解が大きな悲劇を生んでしまいましたね。


―― ありがとうございます。最後に聞いておきたいのですが、ティナは妹のクイニーのように他人の心を読む開心術(レジリメンス)をわずかでも有しているのでしょうか。


キャサリン ジョー(原作者のJ.K.ローリング)からはそれについて何も言われていないことを伝えた上でお話しすると、ティナはレジリメンスの力を持っていないと思います。


 私には姉がいますが、不思議なつながりでもあるかのように似た行動を取ったり、まるでお互いの心が通じているかのように感じる瞬間があります。同じように、クイニーが心を読んでいることをティナは彼女の表情やごくささいなことから察したりすることはあるでしょう。でも、もしティナがレジリメンスを有しているなら、クイニーがああいう状況にはならない。クイニーの安全のためにそれを用いていたでしょうから。


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その恋は成就するのか 「ファンタスティック・ビースト」クイニー&ジェイコブが語る“選択の価値”

2018年11月30日 22:06 ねとらぼ

 11月23日に公開された“ハリー・ポッター魔法ワールド”の最新作「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」。J・K・ローリングが直接脚本を手掛ける同シリーズは、「ハリー・ポッター」シリーズと比べると物語が大人向けに練り込まれていると感じられる部分も多く、加えて、今作では新たなキャラクターやそれぞれの物語も複雑に絡み合い、気を抜くと大人でも混乱してしまいそうな印象すらあります。


【画像】誰もが望む二人の未来イメージ


 今作のメインといえる物語は他にありますが、第一作目に引き続き登場するクイニー・ゴールドスタインとジェイコブ・コワルスキーの関係の行方を気にしている方も多いはず。整理しておくと、米国魔法界の法律によって、人間(ノー・マジ)と魔法使いの交際は禁止。にもかかわらず、アリソン・スドル演じる優しく陽気なクイニーは、ノー・マジであるジェイコブと知り合い恋に落ちるも、その後ジェイコブは記憶を消されていました。


 他人の心を読める開心術(レジリメンス)を有する彼女が本気でほれるほど純粋で誠実なジェイコブ。今作で、法律に背いても愛を貫こうとするクイニーのいちずな姿は、徐々にダークな性質を帯びていく全体の物語の中で一種の清涼剤になるかと思いきや、驚きの展開をみせます。以下では、クイニー役のアリソン・スドルとジェイコブ・コワルスキー役のダン・フォグラーに話を聞きました。


―― 今作の二人を襲う展開はある意味衝撃的でした。とりわけ、クイニーが前作とはかなり異なる顔を見せていて、私は「失望しましたファン辞めます」とすら思ったくらいですが、お二人は脚本を読んだとき、こうした変化をどう受け止めたのですか?


アリソン だいたいの展開は聞いていたけど、実際の脚本を読んで、かなり理解し難いところもあったので、デヴィッド・イェーツ監督と何度も話をしました。なぜクイニーがああいう選択をしたのか、観客にもリアルに感じてもらいたいし、そう感じてもらえるように演じたかったので。


 ただ、今もそう思いますが、クイニーの成長にとってパーフェクトな選択だったと確信しています。物語としても面白いし、役者としても非常に豊かな道筋になっていくでしょうから、私も今後が楽しみなんです。


ダン アリソンのいうとおり、だいたいの展開は聞いていたし、どうしてこんなステキな二人にこんなことが起こるんだろうとは思うけど、いい冒険だよね。自分のお気に入りのキャラクターには苦境に陥ってほしくはないけれど、かといって簡単で平たんな道はつまらないだろ。だからあれでよかったんだ。これからも二人はお互いを追いかけ合っていくだろうけど、最終的に一緒になるのか、そうではないのか、これからのお楽しみだね。


―― だいたいの展開は知っているということですが、ジョー(J.K.ローリング)から聞いていたこととかなり違うことも多かったのでは?


ダン まさに(笑)。前作は新たな物語の始まりということもあって役者も興奮していたし、ジョーも展開についてみんなに一生懸命話して聞かせ、みんなもまた喜んでそれを聞いていた。


 今作はキャラクターも増え、作品のアンサンブルも大きくなっていて、あまり多くを話し合うことはできなかったんだけど、リハーサルでジョーに「確認しておきたいんだけど、これが起こって、こういうことになるんだよね」と聞いたんだ。そうしたら、「あ、ゴメン。全て変わったの」と言われて(笑)。とても驚いたんだけど、そういうことって人生によくあることさ。


 そこから私が学んだのは、「知らない方がいい」ということ。観客と同じで、毎回その場で驚かされた方がいい。だから今はジョーが「次はこういうシーンが……」って言いかけても、「言わないで」って(笑)。


―― 未来が分かっていたら楽しさも薄れますよね。大きな物語の中で幾つもの話が進んでいく中、お二人の物語もかなりのウエートを占めていますが、今作でお二人が考える見どころは?


アリソン 前作では二人が出会って恋に落ちていく新鮮さがあったけど、今作ではすでに愛し合っていて、リアルな関係だからこそ複雑性も増してくる。作品を見る人は二人にずっと一緒にいてほしいと思うでしょうし、私もそう願っているけれど、ダンがいうようにそれではスムーズすぎるので、押したり引いたり、いろいろな選択をしていく。皆さんには私たちと一緒にその旅路に付き合ってほしいと思います。


―― ところで、ダンのInstagramを見ると、とても……オタク気質みたいなものを感じるのですが、そんなあなたから見て、動物オタクのニュートはどういう風に映るんですか?


ダン 確かに私は「インディー・ジョーンズ」を見て育ったし、ポップカルチャー大好きだし、オタクっぽいものが好きだ。ニュートは、すごく現代的で今っぽいヒーローだよね。なぜみんなが(インディー・ジョーンズの)ハリソン・フォードを好きかというと、彼が非常に感情豊かでみんながそれに共感できるからだと思うんだ。ニュートを演じるエディ・レッドメインはそうしたエモーショナルな演技ができる。そんな彼がちょっとオタクっぽいニュートを演じるコンビネーションはすごく“おいしい”と思うな。今の時代、彼のようなオタクっぽいヒーローがもっと出てきてもよいんじゃないかと思う。


―― 少し話を戻すと、繰り返しにはなりますが、クイニーの選択は衝撃的でした。恋は盲目というか。彼女はなぜああした心境になったのでしょう。


アリソン グリンデルバルドはすごく悪いことをとても合理的に語る非常に危険な存在。相手の心にどう働きかければよいかを熟知していて、相手が望むことを聞かせるの。ダンブルドアさえも操るような人物だしね。


 彼はクイニーに対して「魔法使いが世界を支配する」とは言わない。そんなことをクイニーは聞きたいわけじゃないから。代わりに彼が言うのは「自分が望む世界にくれば、好きな人を愛せる自由が得られる」ということ。それはまさに彼女が欲しているもの。相手の痛みなどを優しく押して、それを使って説得し、引き込むことができる。それは現実の私たちも気を付けなければならないことだと思う。そういうやり方で操作される可能性があるのだから。


―― 深いですね。少し話を変えて、クイニーがジェイコブを好きなように、アリソンがダンを好きなところは?


アリソン たくさんあるわ。ダンはすごくいい人だし、実は(ブルックリンの)家も近くて、彼の奥さんや子どものこともよく知っているの。前作、今作と一緒にやってきて、お互いに信じているし、家族のように感じているの。


 そういう関係性があるから、リスクを取ることを心配せずシーンの中で“遊ぶ”こともできる。ダンはアドリブも楽しんで恐れずにやるし、コメディのセンスがよいので、ダンと一緒にやっていると、自分の中からもそういうものが出てくるのがすごく面白い。ジェイコブのように大きなハートを持っている人だと思います。


―― アドリブもあるんですね。


ダン 1作目からそうなんだけど、全てのシーンにちりばめているよ(笑)。今作だと冒頭、クイニーが魔法をかけたことを気付かせまいとワチャワチャする場面があるのだけど、あれは実はアリソンの即興で、それにCGIを合わせたんだ。1人の即興が他を巻き込んでハーモニーを奏でていくのは、とてもいいなと思うよ。


 今作は恋人がお互いを追いかけ合っていて、二人の関係をリアルに感じられる。巨大な叙事詩のようなファンタジーでこうしたリアルな恋愛関係をみられるのは、両者のいいところを合体させたようだ。私もアリソンも、このキャラクターをリアルに演じるよう頑張っている。このキャラクターを演じられることを光栄に思うよ。


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「隣のお客さんが猫なんだけど」 昭和レトロな喫茶店にはニャンともかわいい先客がいた

2018年11月30日 22:00 ねとらぼ

 「喫茶店に入ったら隣のお客さんが猫だった」というレア体験がTwitterに投稿され、注目を集めています。


【画像:ランチを楽しむ猫たち】


 投稿主のぺんつ(水槽)さんが訪れたのは昭和レトロな喫茶店。使い込まれたテーブルやイスが落ち着きそうな雰囲気です。


 ぺんつさんの前に置かれたのはコーヒー。2つ先のテーブルには夢中でランチ(?)を食べる2匹の猫ちゃんがいます。右側の子は白と茶色、左側の子はベンガル系の毛並み。イスの上につま先立ちになり、見事な猫背でゴハンを食べています。


 投稿を見た人からは「かわいい」「ちゃんとイスを使ってる」「ジブリっぽい」という声が集まり、中には「店内にいるのはみんな猫かもしれない」といった考察も寄せられています。こちらのお店は千葉県松戸市にある喫茶店「富士」。猫カフェではないので必ず猫ちゃんに会えるわけではありませんが、猫好きさんなら訪れてみる価値がありそうです。


画像提供:ぺんつ(水槽)さん

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今年も犬には寒すぎるワン ヒーターの送風口をじっと見つめて暖まるのを待つ柴犬くん

2018年11月30日 21:00 ねとらぼ

 ファンヒーターの暖まり待ちをしている柴犬がとってもかわいい待ち姿を披露しています。


【画像:待ち遠しそうなワンコ】


 近頃はすっかり寒くなり、柴犬の小太郎くんのお家にもついに念願のヒーターが登場しました。ヒーターの電源をつけた瞬間、小太郎くんはサッと駆け寄って最前列をキープ! 速いぞ!


 ヒーターが暖まるまで、じっと座って吹き出し口を真剣にながめている小太郎くん。熱源が見えるわけではないながらも、ぬくもりを一心に願っているようです。


 後日、あまりにヒーターに近づきすぎる小太郎くんに対し、ヒーター前での距離の規制が行われました。新たに貼られたカーペットで示された規制線は、現在のところしっかり守られている様子です。


 春から元気いっぱいでいつも目を輝かせていた小太郎くん、この冬も小太郎くんらしさ全開ですね。小太郎くんの近況はTwitterで見られます。癒やしの小太郎スマイルで、2018年も最後まで頑張りますよ!


画像提供:こたろうくんさん

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こんなに大きくなるのか……! 辻希美、臨月迎えたパンパンおなかで見せた“腹芸”が脅威の安定性

2018年11月30日 20:50 ねとらぼ

 第4子を妊娠しているタレントの辻希美さんが11月29日、臨月を迎えてパンパンになったおなかの写真をInstagramで公開しました。上に乗せたスマートフォンがみせる驚きの安定性がぽっこりどころじゃない膨らみを強調しています。何のチャレンジだこれ。


【画像:横から見ると】


 今回を含め4度経験した妊娠で最も大きな見た目になったというおなかに「#パンパン」「#苦しいよ」とこれまでにない苦しさを訴えながらも、大きく突き出た箇所にスマートフォンを乗せ、「お腹の上に携帯置けちゃう!笑」とベテラン妊婦らしい余裕を見せる辻さん。残り少ない今回の妊婦生活を楽しむ様子を報告しつつ、「胎動激しいよ」「男の子って感じ」とおなかの中で元気に動き回るわが子をいとおしんでいました。


 27日に更新したブログやInstagramでも、「皮膚が伸びて痛い」「身体を洗うのも、ボディクリーム塗るのも洋服着るのも、靴履くのも…ぜーんぶ息切れと」と日常生活にも支障が出るほどの大きさになっていることを伝えながら、「早く会いたいな」と赤ちゃんの誕生を待ちわびていた辻さん。夫の杉浦太陽さんも、「臨月になって、さらに大きくなってきました!」と辻さんのおなかに優しく触れるショットを同日に公開し、「赤ちゃんとの、ご対面まで、日に日に、近づいてます」とカウントダウンに入っていました。


 辻さんは、2007年5月に俳優の杉浦さんと結婚し、同年11月に長女の希空(のあ)さんを出産。2010年には長男の青空(せいあ)くん、13年に次男の昊空(そら)くんを出産し、2018年6月15日のブログでは約6年ぶりとなる第4子の妊娠を報告。「つわりは4人目が一番きつく……」と不安をのぞかせていましたが、杉浦さんや子どもたちのサポートを受け「母さん頑張らねばいかん!」と気を吐いていました。早く生まれておいで……!

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チケットの不正転売を規制する法案が国会提出へ 定価以上での転売を禁止

2018年11月30日 20:27 ねとらぼ

 スポーツやコンサートなどのチケット不正転売を禁止する法案が、今国会内で成立する見通しとなりました。11月30日に行われた衆議院文部科学委員会で法案提出が可決され、来週の本会議で提案される見込み。


【画像:30日に行われた衆議院文部科学委員会の様子】


 近年社会問題化していた、チケット類の高額転売を防ぐための法案。興行主の同意を得ず、定価以上で販売する行為を禁止する内容で、違反した場合は1年以下の懲役や、100万円以下の罰金となります。

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漫画家が「自費出版してみた」漫画が参考になる 単行本に入らない読み切り「だったら自分で出しちゃえばいいんじゃない!?」

2018年11月30日 20:00 ねとらぼ

 雑誌に掲載される読み切り作品には傑作が隠れているもの。しかし読み切りは単行本に収録されないことも多く、後から読みたくてもなかなか読めません。


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 せっかくの作品を読んでもらえなくなり残念なのは作者にしても同じことです。それならいっそ、読み切りをまとめて自費出版してみては? 漫画家の猪狩そよ子さんが実体験をまとめつつ呼びかける漫画が参考になります。


 2004年に『花とゆめ』で漫画デビューした猪狩さんが自費出版を思い立ったのは、半年かけて資料や取材のために巨額の投資をして描いた連載用のネームが全没になったことがきっかけでした。


 その時点での猪狩さんの収入は毎月のささやかな電子書籍の印税だけ。このままではもう漫画を描くことができない……そして、たどり着いたのが過去作の自費出版という発想でした。


 コミックス未収録の読み切りが25本もあったという猪狩さんは、すぐさま花とゆめ編集部に相談。編集部が協力的だったこともあり、読み切りを自費出版できることになりました。


 当初KDP(Kindle Direct Publishing)での出版を検討していたそうですが、その際目に止まったのが「ナンバーナイン」という代行業者さん。


 KDPでのロイヤリティーが最大で70%であるのに対して、ナンバーナインでは80%。さらに100ストア以上での配信に対応するとの触れ込みでした。「怪しみ全開で打ち合わせに臨んだ」とぶっちゃける猪狩さんですが、ナンバーナインの担当者は真摯に対応してくれたとのことで、最終的にナンバーナイン経由での出版を決めました。


 猪狩さんは、売れるかどうかが分からない新人の単行本を出す余裕がない出版社の事情にも理解を示しつつ、「だったらもう自分で出しちゃえばいいんじゃないか!?」と持論を展開。


 さらに、読み切りを自費出版するメリットとして、収入をアップさせて漫画制作にかける時間を増やせることに加え、過去作の電子化により作家がポートフォリオにバリエーションを持たせられることも挙げています。


 そうして完成した短編集『誰も知らない29日-片恋憧憬短編集-』は絶賛発売中。猪狩さんは自作の宣伝と共に「過去の名作読み切りをまた読みたいから みんな自費出版してね!」とも呼びかけています。


画像提供:猪狩そよ子(@soyoko_igariii)さん

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