cat_oa-rp16797_issue_87d83cdf753c oa-rp16797_0_87d83cdf753c_試乗 ヴェゼル・ツーリング・ホンダセンシング(1.5ℓターボ) 価格/スペックを評価 87d83cdf753c 87d83cdf753c 試乗 ヴェゼル・ツーリング・ホンダセンシング(1.5ℓターボ) 価格/スペックを評価 oa-rp16797

試乗 ヴェゼル・ツーリング・ホンダセンシング(1.5ℓターボ) 価格/スペックを評価

2019年2月9日 21:12 AUTOCAR JAPAN

もくじ


どんなクルマ?
ー ガソリン、HVに加え、ターボ追加


どんな感じ?
ー 1.5ℓターボ車のメリット
ー 出力アップで、足はハードに
ー アジャイルハンドリングアシスト


「買い」か?
ー 価格 C-HRハイブリッドG並み

スペック
ー ヴェゼル・ツーリングのスペック

どんなクルマ?


ガソリン、HVに加え、ターボ追加


フィットの基本設計を母体に発展したコンパクトSUVがヴェゼルである。基本ハードウェアではフリードと姉妹車の関係にもなる。登場した当初のヴェゼルは「フィット由来」を感じさせるSUVだったが、走りの質感など車格感に関わる部分に改良を加えて、登場当初よりもフィットとの車格距離を拡大している。

そこへ新たにシリーズ最上位モデルとして追加されたのが「ツーリング」である。従来ラインナップのパワートレインは1.5ℓ/CVTと、1.5ℓ/DCTをベースとしたパラレル式ハイブリッドの2タイプだったが、ツーリングには1.5ℓターボ/CVTが搭載される。1.5ℓの単一排気量設定ながら標準型、ハイブリッド、ターボを展開することとなった。



高性能型VTECをベースとしたL15Bターボは他にもステップワゴンやCR-V等に搭載されるホンダの主力パワートレインのひとつ。ただし、パワースペック(特性)は搭載車種によって変更され、ヴェゼル用はシビックセダンに近い172ps/22.4kg-m仕様となる。ちなみに他のL15B搭載車同様に燃料はレギュラーガソリンである。

また、専用加飾を用いた内外装は当然として、フレームやサスチューニングも専用設計となっている。シャシーまわりではアジャイルハンドリングアシストを採用しているのも見所だ。





どんな感じ?


1.5ℓターボ車のメリット



ヴェゼルのウイークポイントのひとつが高速域や連続登坂での余力の少なさ。

ハイブリッド車なら電動パワーアシストで一般走行では1.8ℓ級の余力感をもたらすが、比較的負荷に小さい領域が主。巡航ギア(比)維持による燃費向上が主目的と考えてもいい。そのため高速での追い越し加速や連続登坂では、標準1.5ℓ車よりはパワフルであってもエンジン回転上昇や高回転域の使用時間が長くなりやすい。



ツーリングの1.5ℓターボは違っている。中高速域での巡航回転数は1500rpm。加速時は先ずダウンシフトにより2000rpmくらいに上げて、過給タイムラグの短縮と初期加速応答を高める。そこからは速度上昇と連動したように回転を上昇させる。

ただし、回転上昇はギア比固定時よりも穏やか、つまり回転数と速度のリニアリティを持たせた連続的アップシフトを行い、CVTのラバーバンド感覚を少なくするとともにドライバーにトルクフルな印象を与えている。



もうひとつの見所はターボの切れ味である。理屈では踏んだ瞬間に「もっこりトルク」のほうが効率的加速に繋がるのだが、回転上昇ともに高まるトルクのほうが加速の爽快感がある。体感加速がいいわけだ。

この “後伸び感” も備えているのがヴェゼル・ツーリングの加速特性。ダウンサイジングターボのトルク感を基本に高性能ターボの伸びる加速をCVTの制御を介して上手く織り込んでいる。「回すほど速い」でなくても「回して楽しい」にはなっている。

というタイプなので100km/h巡航は余裕。高速登坂での追い越し加速も3000rpmも回すかどうか。高回転を使うのは速さを楽しむ時くらいである。







出力アップで、足はハードに



動力性能大幅向上。当然シャシー性能も強化されているが、ツーリングという名で量れば、いったい何km/hを巡航速度に設定しているのか、と言いたくなるほどのハードサス。

試すわけにはいかないが、設定巡航速度が180km/hでもおかしくない。一昔前のホンダ車なら「タイプR」でなくても「ユーロR」くらいには相当するだろう。



マンホールやパッチの段差ではけっこうな突き上げを感じる。同時に車軸まわりの揺動も。タイヤはRSと同サイズだが、当たりは強い。ただし、RSより車軸揺動感やばたつきは抑えられている。ダンパーだけでなくフレームまわりも含めて全体的に減衰性が向上した印象だ。





加減速時のピッチ、コーナリング時のロールのストローク速度はかなり抑えられ、また体感するロール軸は水平からごく僅かに前下がりの印象。後輪を軸に前輪をイン側に送り込むような高いラインコントロール性と路面うねりや加減速による乱れの少ない挙動安定を示した。




アジャイルハンドリングアシスト


こういった特性は挙動に重さを感じさせやすく、小技が利きにくいのだが、それをして際立って操舵に従順な反応をもたらすのがアジャイルハンドリングアシスト。ステア操作連動型の回頭補助トルク配分(ブレーキ制御型)だが、頑固な弱アンダー傾向のハンドリングと相性がいいのは他の同システム採用車と同様。無理めの追い舵にも綺麗に追従してくれる。



身を翻すような軽快感を求めるならRSのほうが適している。ただ、言い方を変えるなら軽快さは小さな破綻でもあり、その点でツーリングは正論的に優れたコーナリング性能を示す。大人の高性能と言ってもいいだろう。



しかも、静粛性でも従来ラインナップから大幅進化。全開加速中でもエンジン音は穏やかである。エンジン騒音自体に高回転域でも威圧感が少ないこともあるが、防音処理の効果が大きい。



ロードノイズは耳障りな高周波成分の減少が好感触。音量も減少しているが、薄っぺらな印象を強める高音域のノイズ減少が厚みや重みを感じさせてくれる。プレミアムコンパクトと呼ぶに相応なレベルになった。フィット由来の印象はほとんどない。





「買い」か?


価格 C-HRハイブリッドG並み


ヴェゼルの「ツーリング」というグレードというよりヴェゼルから発展したヴェゼル・ツーリングという上位モデル、と定義したほうがすっきりする。そのくらい大きな変化がある。対従来ラインナップならビッグMCくらいに考えてもいい。


ただし、その進化は価格に跳ね返ってハイブリッドRS(FF)の約10万円高。ちなみにC-HRハイブリッドGとほぼ同等である。さらに駆動方式はFFのみ。

コンパクトSUVでは積載性や居住性などのキャビンユーティリティに優れるが、悪路走行には不向きなハードサスということもありアウトドアレジャー向けSUVとしては厳しい。



その車名のとおり高速道路や山岳路を主体としたツーリングを主とする用途向け。ホットハッチ的なSUVとも言える。この用途で求められる性能や運転特性を評価軸にするならコンパクトSUVでもトップレベルなのも間違いない。

結果、プレミアムコンパクトあるいはスポーツ&スペシャリティ志向のユーザーには十分に納得できる価格と言うわけだ。




ヴェゼル・ツーリングのスペック


◇ホンダ・ヴェゼル・ツーリング・ホンダセンシング








■価格 290万3040円 


■全長×全幅×全高 4340×1790×1605mm 


■最高速度 - 


■0-100km/h加速 - 


■燃費(JC08モード) 17.6km/ℓ 


■CO2排出量(JC08モード) 131.9g/km 


■車両重量 1360kg 


■パワートレイン 直列4気筒1496ccターボ 


■使用燃料 レギュラーガソリン 


■最高出力 172ps/5500rpm 

■最大トルク 22.4kg-m/1700-5500rpm 


■ギアボックス 自動無段変速機(CVT) 







外部リンク

cat_oa-rp16797_issue_87d83cdf753c oa-rp16797_0_x7immbg010w9_美声で吠えかかる マクラーレン765LTスパイダー 手なづけたい最新ロングテール x7immbg010w9 x7immbg010w9 美声で吠えかかる マクラーレン765LTスパイダー 手なづけたい最新ロングテール oa-rp16797

美声で吠えかかる マクラーレン765LTスパイダー 手なづけたい最新ロングテール

2021年12月3日 19:26 AUTOCAR JAPAN

ロングテールのレシピとは

マクラーレンLTシリーズの源流を遡ると、1990年代のFIA GT選手権を戦ったマクラーレンF1 GTRに辿り着く。
【画像】765LTスパイダー 細部まで見る【限定765台】 全37枚
当初はロードゴーイングスポーツカーをルーツに持つ車両のみが参戦できるチャンピオンシップだったが、競争の激化に伴い、まずはレーシングカーを作り、そこに“無理やりナンバーをつける”メーカーが登場し始めると、レーシングカーのパフォーマンスは一気に急上昇。

もともと純然たるロードカーとして開発されたマクラーレンF1では到底歯が立たない状況となった。

ただし、だからといってすごすごと引き下がることを快しとしなかった彼らは、1997年にボディの全長を大幅に伸ばしてエアロダイナミクスを飛躍的に改善したモデルを投入。GTレースの精神を蔑ろにするライバルを相手に、11戦中5勝を挙げて名門F1チームとしての誇りを見せつけた。

そして、この年のボディを延長したマクラーレンF1のことを、後にロングテールと呼ぶようになったことからLT伝説は始まったのである。

LTの名を最初に用いたマクラーレン・ロードカーは、2015年に発表された675LTだった。

これは、当時の主力モデルだった650Sをベースに、LTシリーズ特有のモディファイを施したもので、クーペとスパイダーの2タイプを用意。同様の手法で、570Sをベースに600LTが誕生したのは2018年のことだった。

そしてLTシリーズの第3弾が765LTで、そのコンバーチブル版がここで紹介する765LTスパイダーというわけだ。

LTに用いられるレシピは、675LTの時代から基本的に変わっていない。

それらは、1)エアロダイナミクスの進化、2)軽量化、3)エンジンのパワーアップ、4)サスペンションの強化、5)限定販売、の5つに大別できる。では、これが765LTにどう息づいているのか、順を追ってご説明しよう。

注目は、パワーと最終減速比

まずはエアロダイナミクスの進化。ある意味で、LTシリーズにとっては、これがもっとも重要なポイントといえる。

なにしろ、もともとLT=ロングテールが誕生したのは、エアロダイナミクスを進化させることが最大の目的だったのだから。

765LTでは、ベースとなった720Sに対して全長を57mm延長したうえで、リアウィングの面積を20%拡大。さらにフロントには大型スプリッターを装着し、リアディフューザーのサイズを拡大することで空力性能を改善した。

その効果は顕著で、ダウンフォースは720Sに対して25%も増えたという。

軽量化については、カーボンコンポジット製のボディパーツを多用するとともに、エグゾーストシステムをスチール製からチタン製に変更。くわえて、超軽量の専用鍛造ホイールを採用することで54kgものダイエットを果たした。

エンジンパワーの進化はモデル名に表れているとおりで、ベースモデルの720psから765psに増強。トルクも78.5kg-mから81.6kg-mへと強化されている。

それとともに注目されるのが、ファイナルレシオを15%落としたこと。その相乗効果としてトップエンドのダッシュ力が鋭くなったことは容易に想像できる。

サスペンション関連では720Sよりもハードなスプリングを採用するとともに、アクティブサスペンション“PCC II”のソフトウェアを徹底的に熟成。さらに標準装備のタイヤをピレリPゼロからPゼロ・トロフェオRに替えることでスポーツ性を一段と向上させた。

最後の限定生産については、765LTクーペに続いて765LTスパイダーも全世界765台限定とされた。ちなみに、765LTクーペはすでに完売しているので、765LTスパイダーの争奪戦もすでに始まっていると捉えたほうがよさそうだ。

第一印象を覆す、意外なしなやかさ

スペイン北部のナバラ・サーキットで開催された試乗会は、初日に周辺の一般道と高速道路、2日目にサーキットを走行するというプログラムが組まれていた。

なお、今回の試乗会に参加したのはイギリス人を中心とするヨーロッパ系のジャーナリストばかりで、日本人は私ひとり。いや、日本に限らず、ヨーロッパ圏外から訪れたのは私ひとりだったといっても間違いではなさそうだった。

試乗初日、運転席に腰を下ろしてエンジンを始動させた瞬間、675LTや600LTで経験したのと同じエンジンからのバイブレーションを感じた。これは、スタンダードなモデルよりもエンジンマウントを硬質にした結果である。

その背景には、エンジンの感触をよりダイレクトに味わって欲しいという思いと、大きな外乱が加わった際に起きるエンジンの無駄な動きを封じ込めてより正確なハンドリングを生み出そうとする技術的必然性がある。

これは快適性を多少諦めてでもドライビング・プレジャーを追求する姿勢の表れで、LTシリーズの真髄といって差し支えのないもの。

なるほど、675LTも600LTもベースモデルに比べると乗り心地はかなり硬めだったから、765LTもさぞかし足回りはハードなんだろうと覚悟を決めて走り出したのだが、予想に反して720S並みにサスペンションがしなやかにストロークしたものだから、私は度肝を抜かれることになった。

しかも、Pゼロ・トロフィーRというスパルタンなタイヤを履いているにもかかわらず、ハーシュネスは驚くほど軽く、こちらも720Sとほとんど差がない。

ようやく見つけた720Sとの違いは、わだちによって直進性が乱されがちなことくらいだった。

美声の主が、吠えかかる瞬間

いっぽうで、マクラーレンの伝統である豊富なステアリング・インフォメーションは健在。

しかも、低重心、高剛性、マスの集中化を図ったボディはすべての操作に対して俊敏に反応し、レーシングカーのごときレスポンスを示す。とはいえ、スタビリティは圧倒的に高いから、乗り始めた途端に深い安心感を味わえる。

この日は小雨が降ったり止んだりで路面はやや湿っていたが、それでも私はなんの躊躇もなく、見知らぬ道をひとり走り始めていた。

いや、720Sと明確に異なる点がもう1つあった。

それはチタン製エグゾーストシステムが奏でるエンジンサウンドで、これが何ともいえず切れ味が良く、惚れ惚れするような快音を響かせる。

その音色は高音域を主体としたもので、純度が高く、ターボエンジンとは思えない乾いたサウンドで私たちを楽しませてくれるのだ。

しかも、765LTスパイダーには開閉可能なリアウインドウが装備されているため、たとえルーフを閉じていてもV8エンジンの歌声をダイレクトに味わうことができる。これは、試乗当日のように小雨が舞い落ちているときにこそ、そのありがたみを感じる装備といえるだろう。

しかし、765psまで引き上げられたエンジンパワーは伊達ではない。

その感触を確認するため、見通しのいい直線路でフル加速を試してみたのだが、1速だけでなく、2速でも3速でも、トップエンドのパワーにリアタイヤのグリップが抗しきれなくなり、リアエンドがブルブルッと小刻みに揺れるような挙動を示した。

これにはファイナルギアが15%落とされた影響もあったはずだが、いくら路面がうっすらと湿っていたとはいえ、トラクション性能に優れるマクラーレン・ロードカーでこんなことを体験したのは初めて。

それまで従順そうに見えた765LTが、このときようやく牙を剥きだしたように私には感じられたのである。

ロングテール乗りが出会う、2つの顔

翌日のサーキット走行は幸いにもドライ。

すると765LTはまたも従順な表情を見せ始め、低中速コーナーがバランスよく続くナバラ・サーキットを軽快に走り始めた。

やはり、このステアリング・インフォメーションは、なにものにも代え難い安心感をドライバーにもたらす。

そんな、いかにもマクラーレンらしい安定した走りに浸っていたところ、それまで何ごともなくクリアしていた中速コーナーでいきなりテールが滑り始め、私にカウンターステアを要求したのである。

このときは難なく対処できたものの、助手席に腰掛けていたインストラクターは、私のラインが少しイン側に寄りすぎていてそれまで以上に大きな横Gがタイヤにのし掛かったことにくわえ、私のスロットル操作がややラフだったためにリアタイヤの限界を越えた、と分析してくれた。

私の不注意だったといえばそれまでだが、このシビアな限界性能を逆手にとれば、765LTは繊細なスロットルワークを習得するのに役立つとも考えられる。

しかも、720S同様、765LTにもVDC(バリアブル・ドリフト・コントロール)が装備されているので、任意のスリップアングルまでは自由にテールスライドを許すいっぽうで、設定値を越えると滑らかに制御が介入するスタビリティ・コントロールを一種のセーフティネットとして活用することも可能。

サーキット・ドライビングのスキルを磨きたいと願うドライバーにとって、これほど理想的な練習台もそうそうないだろう。

マクラーレン765LTスパイダー スペック

価格:4950万円

限定台数:765台

全長:4600mm

全幅:1930mm(ミラーを含まず)

全高:1193mm

最高速度:330km/h

0-100km/h加速:2.8秒

車両重量:1388kg(DIN:フルード類+90%の燃料)

エンジン形式:3994cc V8ツインターボ

使用燃料:ガソリン

最高出力:765ps/7500rpm

最大トルク:81.6kg-m/5500rpm

ギアボックス:7速DCT

駆動方式:縦置きミドシップ

乗車定員:2名

外部リンク

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トヨタ・カローラ・クロス 欧州仕様発表 2.0L 4気筒ハイブリッドに専用デザイン

2021年12月3日 18:45 AUTOCAR JAPAN

日本・米国と異なる欧州仕様とは

トヨタは、新型カローラ・クロスの欧州での発売を決定した。英国では来年秋から納車を開始する。
【画像】カローラ・クロスの欧州仕様車【日本仕様やライバルと写真で比較】 全98枚
カローラ・クロスは、C-HRとRAV4の間に位置し、アクティブなファミリー層をターゲットにしたミドサイズSUVとして、トヨタのSUVラインナップを完成させる。

欧州仕様車は、昨年発売された米国仕様車とほぼ同じだが、ライト類やフロントグリル、スポイラーが専用デザインとなっている。

プリウス、C-HR、カローラと共通のTNGA-Cプラットフォームを採用し、サイズは全長4460mm、全幅1825mm、全高1620mm。欧州では日産キャシュカイが同クラスのライバルとなる。

パワートレインには、効率性とトルクを向上させたトヨタの第5世代ハイブリッドシステムを採用。前輪駆動モデルでは、2.0L 4気筒のガソリンエンジンと電気モーターの組み合わせで199psを発揮し、0-100km/h加速は8.1秒となる。4輪駆動モデルでは、リアアクスルに41psの電気モーターが追加されるが、その性能はまだ確認されていない。

高効率のハイブリッドシステム

カローラ・クロスは摩擦の低減、潤滑油の改善、モーターの高出力化などにより、燃費効率を向上。また、最新のリチウムイオンバッテリーを採用することで、性能を高めながらも40%の軽量化を実現している。

走行性能については、加速時のリニア感とコントロール性が向上し、車速とエンジン回転のマッチングが良くなったことで、「より直感的で自然なドライビング・エクスペリエンスを提供する」としている。

また、欧州仕様独自のダッシュボード・レイアウトを採用し、12.3インチのデジタルコックピットと10.5インチのタッチスクリーン・インフォテインメント・システムを新たに搭載。アップル・カープレイとアンドロイド・オートのワイヤレス接続機能を備えている。

運転支援システムのトヨタ・セーフティ・センスでは、衝突軽減のプリコリジョン・システムやカットイン・トラフィックアシストなどを搭載している。無線アップデート機能により、システムは常に最新の状態に保たれ、新機能も追加されていく。

欧州仕様のカローラ・クロスは、2022年春に発売され、秋には納車が始まる予定。価格は未発表だが、C-HRとRAV4の間に位置する3万ポンド(約450万円)弱の設定になると思われる。

外部リンク

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トヨタGRヤリスH2 水素エンジン車コンセプト初公開 1.6Lターボを水素燃焼に改造

2021年12月3日 18:25 AUTOCAR JAPAN

低コストでゼロ・エミッション達成

トヨタは、GRヤリスに水素を燃料とするエンジンを搭載したコンセプトカー「H2」を公開した。
【画像】水素技術を追求するトヨタ【GRヤリスH2を写真で見る】 全83枚
H2は、トヨタが毎年開催している「ケンシキ・フォーラム」で公開されている。このフォーラムでトヨタは、水素パワートレイン開発への取り組みを強調している。

トヨタは数か月前から水素燃焼技術のテストを行っており、既存の1.6Lターボ3気筒エンジンを水素で駆動するように改良したカローラを、国内のスーパー耐久レースで使用している。

トヨタによると、水素燃焼技術は、「既存の内燃機関のノウハウと製造投資」を活用できるため、比較的手頃な価格でゼロ・エミッション車を実現できるという。

欧州部門のマット・ハリソンCEOは、水素技術を用いることで、「電動化なしで排出量をほぼゼロにすることができ、しかも、ファンが最も好むレーシングカーの特徴であるスピードとノイズを維持することができる」と述べている。

既存エンジンの改造は最小限

GRヤリスH2は、前述のカローラと同じユニットを搭載しており、標準仕様からの変更は最小限に抑えられている。また、燃料電池車のミライと同じ水素補給装置を備えている。

主な改造点は、エンジンブロックの強化(水素はガソリンよりも激しく爆発するため)、新しいバルブシート、噴射システムのアップグレードなど。パワートレインの開発責任者であるティエボールト・パケは、ガソリン車と「同等の効率」を達成できると見込んでいるが、性能の詳細はまだ明らかにされていない。

H2コンセプトの発表後、パケはAUTOCARに次のように語った。

「振動と音を少し出してみました。静かな燃料電池技術に比べて、スポーツ走行ではクルマの音や感触が感じられることをアピールしたかったのです」

「そもそも、これはコンセプトです。スポーツを通じて課題を見つけ出し、どのようにして技術の改良につなげるかを考えています」

GRヤリスH2が市販化される可能性については不明だが、ハリソンCEOは、この技術がゼロ・エミッション車を「必ずしも遠い未来ではない」ことを意味すると述べている。

彼はこう語った。「GRヤリスH2の持つメッセージは、ゼロ・エミッションの未来でも、今と同じようにモーターの楽しさを味わえるということです」

外部リンク

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レクサス 新型EV「RZ」のティーザー画像公開 2022年発表予定の電動SUV

2021年12月3日 18:05 AUTOCAR JAPAN

スポーティな走りを重視

2022年前半に登場するレクサスの新型EVは、「RZ」と呼ばれるパフォーマンス志向のSUVであることがわかった。
【画像】レクサスの新型RZとは?【LF-ZやUX300eを写真で見る】 全65枚
RZは欧州で開催されたトヨタとレクサスの「ケンシキ・フォーラム」で発表され、トヨタのe-TNGAプラットフォームをベースに、「ドライビング・エクスペリエンスを次のレベルに引き上げる」ことを目的としたセッティングが施されている。

レクサスの欧州担当副社長であるパスカル・ルーシュは、AUTOCARに対し、レクサスの優先事項は「爽快なドライビング・パフォーマンス」を提供することであると述べ、将来的には「ブランドのスポーティなポジションをサポートする」というEVを販売することを示唆した。

レクサスの次世代デザイン

RZは、完全可変式4輪駆動とステア・バイ・ワイヤ技術を搭載し、「驚くべきコーナリングと路面追従性」を実現するとのこと。

モーターの軽量化・コンパクト化、ボディ剛性の向上、レクサス独自の完全可変4輪駆動技術「ダイレクト4」の採用など、独自の改良を加えることで、オンロードでの運転体験の向上を目指している。

ダイレクト4は、各車輪への動力供給を素早く配分し、状況に応じて前輪・後輪・4輪駆動を瞬時に切り替えることができる。レクサスは、将来のすべてのEVにこのシステムを採用しようとしている。

ティーザー画像を見る限りでは、今年初めに公開されたコンセプトカー「LF-Zエレクトリファイド」にインスパイアされたスタイリングになるようだ。また、コンセプトで採用された新しいデザイン要素もいくつか引き継がれるだろう。

外部リンク

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光岡バディ一部改良 詳細/価格は? 更なる増産計画も

2021年12月3日 06:45 AUTOCAR JAPAN

人気のバディ 一部改良

光岡自動車は、SUVのバディを一部改良し、2021年12月2日より発売を開始した。
【画像】ライバル比較【光岡バディとキャデラックXT4を比べる】 全199枚
今回の改良では、アルミホイールの塗装色と意匠の変更や、新たに「シートベンチレーション」を「20LX」、「20DX」、「ハイブリッドDX」に標準装備とするほか、「20ST」と「ハイブリッドST」にこれまでオプション設定だった「バックガイドモニター」を標準装備化した。

これにより、全車で「バックガイドモニター」が標準装備となった。

価格(税込)は、486万900円~608万7400円。

なお、バディは、2020年11月26日に発表し先行予約を開始したが、当初計画していた年間生産台数150台を大幅に上回る需要に応えるため、計画台数を2倍の年間300台に見直して生産体制を整えた。

しかしながら2年におよぶ納期長期化の現状を鑑みて、更なる増産計画の準備をすすめているという。

外部リンク

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ボルボ 半導体危機でも売上高3000億円の成長 SUVが好調、供給ラインも改善

2021年12月3日 06:25 AUTOCAR JAPAN

パンデミックと半導体危機を乗り越えた?

ボルボの売上高は、サプライチェーン危機を背景に、2021年第1四半期から第3四半期にかけて、前年同期比20億ポンド(約3000億円)の成長を遂げた。
【画像】ボルボを支えるSUV【XC40、XC60、XC90を写真で見る】 全117枚
1月から9月までの売上高は2020億スウェーデン・クローナ(約2兆5000億円)で、パンデミックに見舞われた2020年同時期の売上高1775億スウェーデン・クローナ(約2兆2100億円)を上回った。

営業利益は166億スウェーデン・クローナ(約2070億円)で、2020年同時期の36億スウェーデン・クローナ(約450億円)を大幅に上回り、営業利益率は8.2%となった。

しかし、直近の四半期(7~9月)では、総売上高が608億スウェーデン・クローナ(約7580億円)と、前年同期比で7%減少。営業利益率も5.5%と前年同期の平均値を下回っている。ボルボはこの期間、販売台数が前年同期比で17%減少したことを原因に挙げている。

ボルボのホーカン・サミュエルソンCEOは次のように述べている。

「当四半期の生産台数は、2020年の同時期に比べて約5万台減少しましたが、生産台数の減少を在庫で補ったため、同期間の販売台数は約3万台の減少となっています」

「第4四半期に向けて供給状況は改善していますが、業界全体の半導体不足が引き続き抑制要因となることが予想されます」

11月の販売台数は約5万2000台で、前年同月比で減少しているが、これは「輸送中の在庫が積み上がったため」としている。

サミュエルソンCEOは、「2021年初頭に掲げた見通しを達成する」という確信を持っている。

SUVと電動モデルに注力

同社は、第3四半期に販売された全モデルの約26%が電動化モデルであり、その内訳はプラグイン・ハイブリッド車が22%、EVが4%となっている。2025年までには、販売するモデルの半分をEVに、残りの半分をプラグイン・ハイブリッド車にする計画だ。

サミュエルソンCEOは次のようにコメントしている。

「(EVの)4%というのはかなり低い数字です。これは、電動化をプラグイン・ハイブリッド車に集中させたからであり、お客様に電動モデルを購入していただくための優れたソリューションと考えているからです。次のステップは、EVの生産を強化することです」

現在、EVの生産能力は年間1万5000台だが、2022年秋からは15万台と飛躍的に増加する見込み。

ボルボが販売するEVは、XC40リチャージとC40リチャージの2台。2022年にはフラッグシップモデルであるXC90の後継モデルが発表されるが、EV仕様も用意されることになっている。その後、2025年までに4台の新型EVが発売される予定だ。

販売の大半を占めるのはSUVシリーズだ。中型のXC60はベストセラーとなり、1月から9月までの販売台数16万2600台は、小型のXC40の販売台数14万1500台を上回った(EVの派生モデルを除く)。また、大型のXC90の販売台数も8万400台に伸びた。サミュエルソンCEOは以前、AUTOCARに対し、ボルボがEVメーカーへと移行する際にはSUVがその基盤となると述べていた。

一方、SUV以外の2021年第1~3四半期の販売台数は、中型ワゴンのV60が4万2400台、大型ワゴンのV90が1万5800台、大型セダンのS90が3万6300台、中型セダンのS60が3万6100台となっている。セダンやワゴンといった従来のモデルの販売は、ボルボ全体の4分の1に過ぎない。

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新型ジェネシスG90 進化した2代目モデル発表 大胆デザインの高級フラッグシップセダン

2021年12月3日 06:05 AUTOCAR JAPAN

ブランドの顔となる旗艦モデル

ジェネシスは、来年発売される新型高級セダン「G90」のエクステリアを公開した。アウディA8、BMW 7シリーズ、メルセデス・ベンツSクラスに対抗するフラッグシップモデルとなる。
【画像】高級セダンの新たな脅威【新型ジェネシスG90をライバルと比較】 全118枚
ジェネシスにとって2代目となる新型G90は、これまでにドイツでテスト走行が行われており、欧州でも発売されるのではないかと考えられてきた。ジェネシスは欧州市場展開を急速に進めており、G90についても「韓国だけでなく、世界の高級セダン市場で存在感を高めていく計画」としているが、AUTOCARの情報筋によると、現在のところ欧州での販売計画はないという。

スタイルは中型セダンのG80によく似ているが、高級感を演出するためにホイールベースを大幅に拡大しているほか、独自のデザイン要素を多数採用している。

ジェネシスは、G90を「ブランドのデザイン哲学である『アスレチック・エレガンス』を、これまでで最もエレガントに解釈したモデル」と説明している。

エンジンは380psのV6ターボ?

デュアルラインLEDヘッドライトや、大型のシールド型グリルを備えている点は他のジェネシス車と共通。だが、このグリルは「レイヤード・アーキテクチャー」仕上げで、2つの「Gマトリクス」パターンを重ねて立体感を出しているのが特徴だそうだ。

また、他のモデルとは異なり、G90では「パネルの隙間をなくし、スマートな印象を与える」クラムシェルボンネットを採用している。リアでは、反射板やセンサー、ナンバープレートを下部に配置し、新しいテールライトが目を引くようデザインされている。

A8、7シリーズ、Sクラスと同様に、G90にも190mmのスペースを追加するロングホイールベース仕様が用意されるが、世界展開については未定だ。

いまのところ、パワートレインも未確定。G80とGV80には、最高出力210psの2.2L 4気筒ガソリンと、最高出力304psの2.5Lターボ4気筒ディーゼルが搭載されている。どちらも大型高級セダンにとって十分なパワーを持っていると思われるが、米国のジェネシス車には380psのV6ターボガソリンが搭載されており、これがG90に採用される可能性もある。

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演者だけではない ドラマ/映画でブレイクしたクルマ5選

2021年12月3日 05:45 AUTOCAR JAPAN

映画/ドラマでブレイクすることも

イギリスのスパイ映画「007」だと「アストン マーティン」、かつてのアメリカのドラマ「ナイトライダー」では「ファイアーバード・トランザム」。
【画像】ライバル比較【レパードVSソアラ】 全80枚
映画やドラマの中で大きなインパクトを残し、認知度アップや後の人気につながったクルマがいくつかある。

今日は、そんな劇中車のなかから記憶に残る5台を紹介しつつ、その時の状況を振り返ってみよう。

トヨタ・セリカGT-FOUR(私をスキーに連れてって)

ジャンプで雪壁を飛び越え、ゲレンデをクルマで滑走。

1987年に公開された映画「私をスキーに連れてって」のなかでの活躍が鮮烈で、映画公開後に人気が急上昇したのがトヨタ「セリカGT-FOUR」である。

従来の後輪駆動から前輪駆動へとスイッチした4世代目のセリカをベースに、セリカ初の4WDとして登場したのがこのモデル。

「GT-FOUR」のFOURはもちろん「4WD」を意味する。

GT-FOURは単に駆動方式を4WDとしただけでなく、自然吸気エンジンだけのFFに対し、全車ともターボエンジンを組み合わせて速さもアップしているのが特徴だ。

外観では、丸いフォグランプを埋め込んだエアロバンパーがGT-FOURの証となる。

デビュー時の4WDシステムはトヨタ初採用となるベベルギア式センターデフを組み合わせたフルタイム式でデフロック付き。

1987年8月のマイナーチェンジではデフロックがビスカスカップリングによる差動制限に変更されている。

ただし、劇中に登場するのは前者だ。

この映画はスキーブームのきっかけの1つとされているが、当時はまだ4WDが少なかった。

この映画の影響で「スキーに行くなら4WD」という流れをつくるとともに、4WDといってもゴツいクロスカントリータイプではなくスポーティな4WDで行くのがお洒落というトレンドを巻き起こしたといっていいだろう。

ST165型のセリカGT-FOURはWRC(世界ラリー選手権)でも活躍していて、そもそも4WD化はラリーでの戦闘力を高めるため。

しかし、当時若者だった多くの人にとってセリカGT-FOURといえば「私をスキーに連れて行って」なのだ。

日産レパード(あぶない刑事)

同じく1986年。

テレビドラマの世界でもあるクルマが話題になっていた。

F31型の日産「レパード」だ。

レパードといえば、トヨタ「ソアラ」のライバルとなるク-ペだが、ソアラが大ヒットしていたのに比べると人気は控えめだった。

しかしドラマの中で大活躍。

そのドラマとは型破りな刑事が、ギャグを交えながら時にはお洒落に事件を解決していく「あぶない刑事」だ。

おかげでコアなファンの間では「ソアラよりもレパード」という状況が発生した。

ドラマの中でのレパードは主人公の2人組が利用する覆面パトカーとして活躍。

当初はゴールドの2トーン(覆面パトカーにしては目立ちすぎ!)で前期型だったレパードだが、1988年からスタートした続編「もっとあぶない刑事」の途中からはマイナーチェンジを経た後期型のレパードとなり、ボディカラーもダークブルー2トーンの落ち着いた色になった。

劇中に登場するレパードのエンジンは3.0Lの自然吸気だった初代型に対し、後期モデルは3.0Lターボ。

パワーアップを果たしたためか、車両が変更後には豪快なホイールスピンをしながら発進することや交差点でパワースライドするシーンが増えたことに気が付いた視聴者も少なくないだろう。

後期型は最上級グレードの「アルティマ」でサンルーフも装備されている。

現在、当時のソアラとレパードの中古車を比べるとレパードのほうが価格は大幅に高い。

その理由はレパードのほうが新車販売数が少ないことに起因する需要と供給の関係もあるが、あぶない刑事での登場も大きく影響しているのは、レパード愛好家の愛車に劇中車のレプリカが多いことからも理解できる。

ナンバープレートを前期型では「54-17」、後期型は「45-05」とするほか、トランクリッドに自動車電話のアンテナを装着するのが劇中車レプリカの定番だ。

トヨタ・ランドクルーザー(GOOD LUCK!!)

ところで、劇中車として登場するのは、新型車だけとは限らない。

新型車の場合は基本的に自動車メーカーとのタイアップでそのクルマの認知やPRのために使われるが、一方で主人公のキャラクター付のために意図的に古いクルマが用いられることもある。

木村拓哉氏が新米パイロット役を演じたドラマ「GOOD LUCK!!」はその典型だろう。放送されたのは2003年。

しかしながら、主人公の新海元が愛車とするのは1960年から1984年まで生産されていた40系のトヨタ「ランドクルーザー」なのだ。

劇中車は1974年に発売されたモデルのようだが、それにしても30年近く前のクルマが使われるのは異例だろう。

どうしてそんな古いクルマが使われたのか。

それは主人公の人となりを表すための小道具に他ならない。

航空会社のパイロットとの愛車といえば高級車をイメージしがちだが、そうではなく武骨で古いものにこだわる主人公の頑固な性格を演出しているのだ。

同ドラマは平均視聴率が30%を超える人気作となり、たびたび登場した40系ランクルの相場を上げるきっかけとなった。

オペル・ヴィータ(ビューティフルライフ)

木村拓哉氏が登場するドラマでは、別の車種もヒット車種にした。

2000年1月に放送されていたドラマ「ビューティフルライフ」である。

最高視聴率41.3%という大ヒットドラマだ。

ただしこちらは木村拓哉氏ではなく、常盤貴子氏演じるヒロイン役の主人公が乗っていたクルマ。オペル「ヴィータ」だ。

ドラマのなかでのヴィータは足の不自由な主人公が運転するクルマとしてたびたび登場するのに加えて、「私の赤いヴィータで出かけたい」など車名を口にすることもあり、現実社会でヴィータの販売は急上昇。

赤いヴィータ「だけ」が売れ、輸入元のヤナセがどんどん輸入しても追いつかないほどだった。

フォード・エクスプローラー(冬のソナタ)

ドラマで人気が出た輸入車といえば、第一次韓流ドラマブーム火付け役となり、ヨン様をスターにした韓国ドラマ「冬のソナタ」も外せない。

ドラマの中でペ・ヨンジュン氏が乗っていたフォード「エクスプローラー」はドラマの大ヒットを受けて日本でも販売台数が増加。

そもそも多く売れるクルマではないので台数にすると月あたり500台にも満たない規模に過ぎなかった。

しかしながら、当時フォードジャパンの広報も「たしかに日本での販売台数が増えています。おそらくその効果でしょうね」と認めていた。

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注目はタイサンF40 BHオークションNo.7 レストアベースの国産旧車は、1万円スタート

2021年12月2日 22:15 AUTOCAR JAPAN

チーム・タイサンのF40登場

希少価値の高いクルマに特化したオークションハウスのBHオークションが、ヤフオクで開催するのが「コレクターズカー・オークション」である。
【画像】コレクターズカー・オークションNo.7【注目の出品リスト】 全17枚
希少でマニアックな車両が出品されることから、クルマ好きの間では注目されてきた。

その第7回目となる「コレクターズカー・オークション・コレクションNo.7」が、12月6日(月)から12日(日)の期間で、ヤフオク内で開催される。

今回は希少車のオークションのほか、憧れのクルマと気軽に出会える1万円開始オークション、難病児支援のチャリティ・オークションの3本柱となる。

主役といえるのが全日本GT選手権で活躍したチーム・タイサンのF40だ。

当時レースを闘ったマシンそのもので、現在は一般公道を走行できるよう改良しナンバーを取得済み。

ノーマルのF40は数多く存在するが、日本でのレーシング・ヒストリーを持つF40は現在この1台だけとなる。以前はチーム・タイサンにもう1台が存在したが、海外に流失しただけに狙っている方には見逃せない機会といえよう。

プレミアムモデルはF40のほかに、マクラーレン・エルバ、ポルシェ911 GT3を始め、希少なモデルが19台が用意される。

1万円開始オークションを開催

BHオークションと聞くと、高額な希少車がメインというイメージを持っている方も多いだろう。

ところが今回は、新たな試みとして1万円スタートのオークションが行われる。

この企画は、憧れのクルマを気軽に所有し、運転する喜びを味わってもらおうという思いから始められたもの。

コレクター放出の国産旧車が、23台出品される。

1960年代から80年代かけてのいすゞベレットGT、三菱ギャランGTO、ホンダ・シティ・カブリオレ、ホンダN360、スバルR2などを用意。

トヨタ・クラウンは年式/タイプ違いで7台も並び、その中にはハードトップやバンまで含まれる。このほか日野の1t積小型トラックのブリスカは、超希少な存在だ。

出品車は長年屋内保管されていたもので、現状は不動車。

相応のメンテンテナンスが必要だろう。昨今は国産旧車が高騰しているが、安く落札して浮いた予算を整備費に充てればリーズナブルに楽しめよう。

難病児支援チャリティ・オークション

昨今の新型コロナウイルスの影響で、小児がんや心臓の病気と闘っている子どもの中には、家庭がより厳しい状況に立たされている方々も多い。

“クルマの楽しさ”を伝え、子どもたちに希望を与え、力になりたいという考えに賛同する海外自動車メーカーに、オリジナルグッズを提供いただきチャリティ・オークションが開催されることとなった。

今回はリマック社のジャケットやポスター、日本未上陸となるメキシコメーカー「ヴール」のジャケット、ケーニグセグなどの入手困難なレアグッズが出品される。

なお、チャリティ商品の売上は全額(※手数料は除く)、「日本財団 子どもサポートプロジェクト 難病児支援基金」に寄付されるという。

出品車や出品物の詳細については、ヤフー・オークションの特設ページで確認されたい。

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