cat_oa-newspostseven_issue_252b2622b9f5 oa-newspostseven_0_252b2622b9f5_都道府県の人口、山口が東京をぶっちぎっていた時期も 252b2622b9f5

都道府県の人口、山口が東京をぶっちぎっていた時期も

2018年6月22日 07:00 NEWSポストセブン

 都心部への一極集中が問題になっているが、かつて人口トップの都道府県は毎年のようにコロコロと入れ替わっていた。

 現在人口283万人で全国12位の広島県は、明治5年(1872年)に行なわれた第1回目の人口統計で全国唯一の90万人超で1位だった。17世紀から広島藩を治めた浅野氏は干拓など積極的な開発事業を行なった。海運の中継港も整い、日本屈指の商業都市となったことで仕事を求める人々が集った。

 人口136万人で28位の愛媛県は、明治9年(1876年)に香川県と合併したことで翌年から5年間にわたって西日本で最大人口となり、全国でもトップ3に入る時期があった。しかし明治21年(1888年)に香川県が分離したため順位が一気に落ちる。現在は「四国4県ではダントツ」が県民の誇り?(四国で2位の香川県の人口は約100万人)

 山口県は現在人口138万人で全国27位と「中の下」に甘んじるが、第1回統計では2位で、首都の「東京府」を5万人以上リードしていた。江戸末期には「防長三白」で知られる産業政策で日本を牽引し、高杉晋作(写真)ら明治維新の立役者を輩出。幕末に人口調査が行なわれていたらトップに輝いていたといわれる。

※現在人口は2017年の人口推計(総務省)をもとにした。

◆取材協力/友部謙一

※週刊ポスト2018年6月29日号

外部リンク

cat_oa-newspostseven_issue_252b2622b9f5 oa-newspostseven_0_69db254460d9_歯科治療 セラミック、インプラントほか「本当の適正価格」 69db254460d9

歯科治療 セラミック、インプラントほか「本当の適正価格」

2019年3月24日 16:00 NEWSポストセブン

 過当競争による歯科医院の倒産が増える一方、増収増益で潤っている医院も多くある。歯科業界の“二極化”を読み解くカギが「自費診療」だ。治療費の金額を歯科医が自由に設定できる自費診療の“儲けのカラクリ”とは──。

 歯科医に経営を指南するコンサルタントたちの動きを見ていて、最近目立つのが、「インプラント」から、「予防歯科」「セラミック」へのシフトである。

◆セラミック 仕入原価は患者の支払額の10分の1

 自然の歯と同じように見える自費診療の「セラミック」は特に女性に人気だ。患者の支払額は都内の相場だと、「12万円前後」だが、この数年、価格破壊が進んでいる。広域医療法人グループなどが、「5万円台」の格安セラミックを仕掛けているのだ。

 この価格を実現するため、中国などの海外にセラミックの技工(製造)を委託する。ある業者のセラミックは、基本価格1万2000円。ここから値引き交渉があって、発注数によって約6000円前後まで落とすという。大手医療法人なら一括で交渉するので、“格安”を謳いながら、患者からもらう費用(5万円台)の10分の1程度で仕入れていると考えられる。

 もう一つの方法は、CAD/CAMシステムの利用だ。AIによって機械が自動で削り出すので効率性が高い。セラミックだと1万2000~1万5000円で仕入れられることが多いようだ。こうして仕入原価の数倍から約10倍の費用を患者に請求して利益を確保していた。

 一方、強度などで課題があるが、外見はほとんどセラミックと見分けがつかない保険の「CAD/CAM冠」は1万5300円(小臼歯)。3割負担なら患者の支払額は5000円弱だ。

◆インプラント 仕入れ原価はやはり10分の1

 かつては、歯科経営の救世主といわれたインプラント。しかし、手術の難易度や付随する周辺機器を揃えるコスト、脱落した時の保証などのリスクなどから、“歯科医のインプラント離れ”が進んでいるという。

 とはいえ、費用単価が高く、利益率が高い治療であることに変わりはない。今、国内で最安値といわれているのが、韓国製インプラントに銀歯を被せるタイプ。費用はこうなる。

「インプラント約8万円+銀歯約7万円=約15万円」

 これを仕入原価で見ると、「インプラント約1万円+銀歯約5000円=約1万5000円」となる。

 このインプラントも、仕入原価は10分の1前後。これが、欧米の一流品といわれるインプラントの仕入価格は「8万円前後(メーカー、歯科医院によって差がある)」とされている。

◆レジン 驚くほど安いことの問題点

 小さな虫歯治療は、銀歯ではなくコンポジット・レジンが新常識と伝えてきたが、レジン修復の保険の診療報酬は驚くほど安い。「充填2520円+光重合290円=2810円(患者はこの3割負担)」である。

 歯科先進国のスウェーデンでは同じ治療の診療報酬が「約1万4000円」で、日本の5倍だ。治療費は安いほどいいと考えがちだが、実際は安いゆえに手抜きを誘発する。

 また、銀歯の診療報酬はレジンのおよそ2.5倍。それが患者にとって有益なレジンの普及を妨げてきたと考えられる。

 保険診療の費用が適正であるか、患者本位の目線で光を当てることが必要だ。

●レポート/ジャーナリスト・岩澤倫彦(『やってはいけない歯科治療』著者)

※週刊ポスト2019年3月29日号

外部リンク

cat_oa-newspostseven_issue_252b2622b9f5 oa-newspostseven_0_6bc3687cf585_指原莉乃 AKB卒業を前にバラドルとして「完全体」に進化 6bc3687cf585

指原莉乃 AKB卒業を前にバラドルとして「完全体」に進化

2019年3月24日 16:00 NEWSポストセブン

 AKBグループ総選挙で3連覇を含む計4回の1位を獲得した指原莉乃が、4月28日の横浜スタジアム卒業コンサートをもってグループから卒業をする。これまで同グループの人気者たちが卒業するときには、その後の転身について話題になることが多かったが、指原の場合は少し様子が違う。「このまま活躍が続くのだろう」という安心感を視聴者が共有しているような雰囲気がある。イラストレーターでコラムニストのヨシムラヒロム氏が、『指原莉乃&ブラマヨの恋するサイテー男総選挙』(AbemaTV)で指原が見せる、テレビタレントとしての完全体ぶりについて考えた。

 * * *

 今年4月、指原莉乃がHKT48を卒業する。過去、AKBグループから多くの有名メンバーが巣立っていった。その度に「卒業後の動向」が注目されたが、指原の場合はそういったことが一切なく……。今後もバラエティの世界で活躍していくことに間違いない。

 グループでの活動中に芸能界で自分のポジションを確保し、卒業を迎える。誰しもが望む理想の卒業を叶えたのは、歴代で指原のみ。言わずもがな、持ち前のトーク力ありきの結果である。

 AKB48のその他大勢からバラエティ担当へ、ひな壇で結果を残し、今ではMCに成り上がり。数多くの番組を取り仕切る指原。一応アイドルなので、優良な内容のバラエティを担当している。その中で唯一の例外がある。

 それが現在、AbemaTVで配信中の『指原莉乃&ブラマヨの恋するサイテー男総選挙』。タイトルそのままにサイテーな内容をお届けしている。

 この番組で注視されるのが無名タレント、サイテー男の面々。ホスト、YouTuber、芸人、俳優と職種は異なるが皆一様に腰の軽い“悪い男”達。そんなサイテー男の恋愛事情、テクニックを聞き出すといった内容。番組の公式説明欄には、女性が“悪い男”に引っ掛からないために観る「恋の参考書」とも記載される。

 有名タレントと無名タレントが共演する番組は、司会席とひな壇の区分が明確であることが多い。対して『サイテー男総選挙』のポジショニングは異質だ。指原、ブラマヨもサイテー男と共に車座になる。目線の高さを合わせ、出演者全員が向かい合うことにより、誰しもが自由闊達に発言できる空気感を演出している。その効果もあってか、繰り返される男女関係の猥談は毎度フィーバー。明け透けになったゆえ、とてつもないゲスさが漏れてくる。

 AbemaTVが配信する番組のコンプライアンスは地上波の民放と比べて明らかに低い。その中でも特に『恋するサイテー男総選挙』の下ネタ濃度は高い。清純な人が観れば、ショックで閉口するレベル。下世話な僕ですら「これ笑えるのか?」と疑いたくなる描写が多々見受けられた。サイテー男はファンキーでユニークな面々。しかし、どこかにちょっとした怖さがある。

 そんな荒れたバラエティ番組という名の戦場に唯一いる女性が指原。常時、上下左右から飛んでくる下ネタを調理していく。

 ブラマヨを含めて『恋するサイテー男総選挙』に出演する12名の男性陣は皆ボンクラで。理性を持つのは指原のみといった構図。毎度「浮気の定義とは?」といった男女関係に沿ったトークが展開されるなか、指原は「〇〇さんはいかがですか?」と丁寧に話を振っていく。

 先ほど記述した番組説明では「恋の参考書」と書いた。確かに、初期はサイテー男の回答を反面教師とし、学んでいく側面が強かったと思う。しかし、回を重ねていくうちに番組の様相が変化していく。いつの間にか番組がホストクラブみたいになっていた。サイテー男が指原に対して白旗を上げ始めたのだ。過去、多くの女性を泣かせてきたサイテーな面々も指原姫の前では道化になる。誰しもが自分のコメントに対する、姫の反応に一喜一憂。サイテー男の人間性も徐々に漏れ始めてきた。

 長く売れ続けるタレントに決まったキャラクターはいらない。ただシンプルに“面白い人”と捉えられるのが良い。 今でこそサイテー男ですら手なずける指原も、当初は"ヘタレキャラ"として世の中に現れた。「恋愛したことはないです! 男の人が怖くて特にイケメンが苦手です!」と男性不信を猛烈アピールし、恋愛禁止条例を地でいくキャラでファンを増やした。

 ところが2012年、スキャンダルによって嘘がバレる。だが、しぶとい指原はそれに乗じて“ぶっちゃけキャラ”に転向。「アイドルなのに……」を前口上にバラエティの世界を席巻した。

 そして、今となっては特定のキャラがないタレントに進化。コメントが上手な“面白い人”として世間に認知されている。

 指原はキャラクターで番組に出演してきたなかで、未来を見据えてテクニックを獲得してきたのだろう。バラエティ界において、理想の進化を遂げた人と云える。

 触れ方を間違えば火傷をする危うい番組『恋するサイテー男総選挙』。際立つテクニックが指原を守る。「芸は身を助ける」、絶妙なバランス感覚で立ち回った末にサイテー男すら魅了した。

 まず、逃げ方がうまい。女性が声を発して読むことがはばかられるテーマの場合、そんな時は「ちょっと読めない字が並んでますけど……」と音読を避ける。夜の情事に関して意見を言う際も「私は」という主語は使用せず「女の人は」といった総論で語る。

 距離を詰めてくるサイテー男に関しても上手に逃げる。「指原さんもそうですよね!」と相手が近づこうものなら「違います!」と手を左右に振りつつ言葉をシャットダウン。場合によっては伏し目がちにし、ワザと間を空けることも。自らが発言する時は言葉を吟味する。ただし、間を作らないために必ず「うーん」と声を出しつつ、目を上に向ける。

 指原は相槌とまばたきの数が異常に多い。身振り手振りも派手だ。発言するサイテー男からすれば、自らの意見が響いているように映る(これは短時間でファンを満足させる握手会で得たテクニックだと思う)。視聴者はゲスな会話にも真摯に取り組む姿に好感を抱く。

『恋するサイテー男総選挙』の指原を観て、その手腕に脱帽しっぱなし。逐一面白く、ソツもスキもない。“ヘタレキャラ”が第1形態だとすれば、 “ぶっちゃけキャラ”は第2形態。今の指原は“面白い人”で完全体へと仕上がっている。『ドラゴンボール』のセルがごとく。

 心技体、バラドルの全てを兼ね備えた完全体・指原莉乃。その春は今後も長いこと続くに違いない。

●ヨシムラヒロム/1986年生まれ、東京出身。武蔵野美術大学基礎デザイン学科卒業。イラストレーター、コラムニスト、中野区観光大使。五反田のコワーキングスペースpaoで週1度開かれるイベント「微学校」の校長としても活動中。テレビっ子として育ち、ネットテレビっ子に成長した。著書に『美大生図鑑』(飛鳥新社)

外部リンク

cat_oa-newspostseven_issue_252b2622b9f5 oa-newspostseven_0_7405034eeb17_暴力夫に激怒して農薬を飲んだ中国農家の嫁が無事だった訳 7405034eeb17

暴力夫に激怒して農薬を飲んだ中国農家の嫁が無事だった訳

2019年3月24日 16:00 NEWSポストセブン

 製品の品質を担保することは簡単ではない。経済成長を果たしたとはいえ、中国にはびこるニセモノが駆逐されたわけではないようだ。現地の情勢に詳しい拓殖大学海外事情研究所教授の富坂聰氏がレポートする。

 * * *

 かつて中国の農薬にはニセモノが横行していた。農家の笑い話だが、一人の農家の嫁が夫婦喧嘩をして夫に殴られた。これに激した嫁は夫の前で猛毒の農薬DDWを大量に飲み込んでしまった。

 慌てた夫はすぐに病院に連れて行こうと走り回るのだが、近くに病院はない。そうこうしているうちに一時間が過ぎ、二時間が過ぎ……。

 時間が経っても一向に妻の様子に変化はない。ここでやっと、農薬が偽物だったと知るという話があった。これは以前の農薬事情を皮肉った笑い話だが、現在の中国でも一定の割合でDDWを飲んでも死なない可能性があるようなのだ。

 3月15日、農業部(省)が発表した数字は農村に蔓延る「ニセモノ・劣悪品」の事情がまだまだ深刻であることを非常によく表していた。

 2018年、コピー、劣悪商品、ニセモノといった商品を販売するなどして摘発されたケースは3878件もあったという。うち、司法の手に委ねられたケースは106件となった。こうした事件により農民が被った損失の総額は、およそ1億2500万元(約20億6250万円)に上った。

 ただの白い粉を農薬だと思って散布した結果はどうだったのかはわからないが、虫を退治することはできなかったに違いない。

外部リンク

cat_oa-newspostseven_issue_252b2622b9f5 oa-newspostseven_0_13f582f3015a_SNSで夢を語るマルチ商法にハマった庶民派専業主婦の末路 13f582f3015a

SNSで夢を語るマルチ商法にハマった庶民派専業主婦の末路

2019年3月24日 16:00 NEWSポストセブン

 詐欺の被害に遭うのはお金持ちだけ。そんな思い込みを裏切るような現実が広がっている。決して裕福とは言えない主婦層をターゲットに、薄く広く長く、真綿で首を絞めるような削り方をするのが新しい手法だ。SNS経由で誘われ、詐欺被害から抜け出せずにいる彼女たちについて、ライターの森鷹久氏がレポートする。

 * * *

「専業主婦だった嫁が、いきなり夢とかライフスタイルとかガラにもないことを言いだした。いや、それ自体は素晴らしいことなんですが、どうも様子がおかしい。子供を置いて夜に飲みにいく機会が多くなり、服装も変わった。不倫か、変な宗教にハマってはいないかと心配したのですが」

 福岡県在住の会社員・山下聡さん(仮名・30代)は、結婚5年目。幼稚園に通う一人娘と家族三人、ささやかだが幸せに暮らしていたが、そんな日常に影が差したのは一年ほど前。妻がフェイスブックで知り合ったという知人に、多い時で週に三度も会いにいくようになってからのことだった。

「なんでも“ビジネス”を教えてくれる素晴らしい人に出会ったと。生き方を見直したい、輝きたいと、ぼんやりしたことばかり言い始めておかしいと思ったのです。通っていたセミナーをきっかけに妻は仕事を始めたのですが、それがなんと “ビューティーアドバイザー”と聞いて驚きました。化粧や服には無頓着でしたのでなぜ?と」(山下さん)

 不思議な出来事ではあったが、妻が働いてくれれば生活も楽になる。そう思って見守っていたが、妻の月収は月に5万円に満たないほど。一方でセミナー代や会合費は月に10万を超える時もあり、知人の“ファッションアドバイザー”や“ライフスタイルコンサルタント”に支払う謝礼も月に5万円、大赤字だ。妻を問い詰めても「私の夢を応援して欲しい」と聞かず、家事もおざなりになった。子供は妻の実家に預けっぱなし、家庭の崩壊も予見された。「妻が通うセミナーについてネットなどで調べてみると、主婦を狙った怪しいグループだということがわかりました。“良い生き方”をするために情報を購入したりセミナーに参加したりして、それを知人に紹介すると収入が増えるなんていう、まさにマルチまがいのやり方です。妻はビューティーアドバイザーとして、セミナーで知り合った主婦仲間の化粧についてアドバイスしわずかな収入を得ていますが、同じく主婦仲間のファンションアドバイザーやなんとかコンサルタントに金を支払っている。互助組織のようにも見えるが、ビジネスとしては完全に破綻している」(山下さん)

 このように、専業主婦を狙ったゆるい「マルチ商法」ビジネスは、主にフェイスブックなどのSNSを使い、密かに拡がりつつある。事情をよく知る週刊誌記者は、これが専業主婦を狙い撃ちにした「貧困ビジネス」に似た商法だと指摘する。

「主婦を狙うマルチ商法、マルチまがい商法はいくつもありましたが、最近ではネットを使った情報商材ビジネスが、主婦層にも拡大し続けている。それも、地方に住む、庶民層、中下流層家庭の主婦がターゲットだからタチが悪い」(週刊誌記者)

 マルチ商法や情報商材ビジネスの隆盛も今は昔。ネット情報や口コミで悪評が広まり、こうしたインチキビジネスへ足を踏み入れる人々が減った。このタイミングだからこそ、狙われるようになったのは庶民的な家庭の主婦だ。彼女達はスマホを所有し、SNSもやっているものの、それを悪用した商売についての知識には疎い。疑わない専業主婦たちに「夢だ」「ビジネス」だと耳障りがよい言葉ばかりを吹き込み、取り込むのである。

「実は首都圏にもこうした詐欺まがいのグループがいます。多額は詐取しないが、ゆっくりジワジワ、真綿で首を締め上げるように金を巻き上げる。あなたは素晴らしい、美しい、やればできるなどとおだてられて気分がいいから、主婦たちは騙されていると気がつきにくい。そのため、夫や家族に言われても盲信から抜け出せない。そのうち夫や親族と不和になったり、家庭が崩壊したりする。そうして孤立した主婦に言い寄ってくるグループの別メンバーが、ことば巧みに風俗で働くよう促したり、中にはアダルトビデオに出演させたりする例もある」(週刊誌記者)

 SNSで家庭や家事に関する不満を述べていたり、金銭的な不安を書き込んでいる主婦などは特に狙われやすい。あなたの妻や彼女、親族にある日突如、見ず知らずの人物から「ビジネス」に関するメッセージが届くかもしれない。そして、その「ビジネス」がまともなものなのかどうか不安になっていると、いますぐ取りかからないと出遅れると急かされ、妻が抱いた旦那や家庭への不満に同調し、焚きつけてくるはず。この時最も重要なのは、ネットやSNS以外の交流をしっかり持っておくこと。家族がダメなら友人でも親でも、親族でもいい。仮想世界ではない、現実世界の繋がりなくしては、あっという間に連中の養分にされてしまうのだ。

外部リンク

cat_oa-newspostseven_issue_252b2622b9f5 oa-newspostseven_0_04e6874dcb8b_紀香&陣内、中山美穂&辻仁成、宇多田&紀里谷 あの頃の様子 04e6874dcb8b

紀香&陣内、中山美穂&辻仁成、宇多田&紀里谷 あの頃の様子

2019年3月24日 16:00 NEWSポストセブン

 平成の時代もいよいよ最終盤へ。平成の芸能界には何があったのか? 大物夫婦の“別れ”に注目してみた。

 平成19年(2007年)に話題をさらったのは藤原紀香(当時36才、以下同)と陣内智則(33才)の元夫婦。紀香と芸人との格差婚としては異例のド派手挙式が話題に。そのせいか2人の地元・関西で放送された結婚式の視聴率は40%という驚異の結果をたたき出した。だが、彼の浮気が引き金になって平成21年に離婚。


 それから7年後の平成28年、歌舞伎界のスター・片岡愛之助(44才)との熱愛を本誌・女性セブンがスクープ。これまた華やかな挙式を経て、梨園の妻に。


 平成14年、対談が縁で人気作家・辻仁成(42才)と結婚したミポリンこと中山美穂(32才)。写真はパリから帰国したふたりをキャッチした様子。一男をもうけるが、離婚(平成26年)。その後、彼女は複数の愛を噂されるが、女優として生きている。


 平成16年、HPで「今日嫁ぎました」と結婚を報告したのは宇多田ヒカル(21才)。夫・紀里谷和明氏(36才)の初監督作品のプレミア試写会で嬉しそうに2ショットを披露。

 だがわずか3年後に破局(平成19年)。後にイタリア人男性と再婚、一男が誕生するが、再び別れた(平成30年)。

※女性セブン2019年3月28日・4月4日号

外部リンク

cat_oa-newspostseven_issue_252b2622b9f5 oa-newspostseven_0_57eb02f58a3a_阿武咲と大栄翔の危うい写真流出騒動、親方「これはだめ」 57eb02f58a3a

阿武咲と大栄翔の危うい写真流出騒動、親方「これはだめ」

2019年3月24日 16:00 NEWSポストセブン

 貴景勝(22、関脇)の大関昇進がかかったことで、春場所は久々に若手力士の奮起が注目を集めた。だが、その裏では同世代の力士の「危うい写真」をめぐって相撲協会に不穏な空気が忍び寄っていた──。

 貴景勝がリードする世代交代の流れが起きる中、ライバルとして名前が挙がるのが、阿武咲(22、前頭5)と大栄翔(25、前頭2)だ。

「2人とも貴景勝と同じ突き相撲スタイルで頭角を現わしました。阿武咲は貴景勝よりバランスが良く、“将来の横綱候補”と推す関係者は多い。大栄翔は春場所で2大関に完勝し成長を印象づけた」(ベテラン記者)

 2人とも、貴景勝と仲がいいことで知られる。

「大栄翔は埼玉栄高校で貴景勝の3学年先輩にあたり、親友として有名。〈巡業では同じタオルにくるまって寝ころぶほどで、はたから見れば恋人だ〉(日刊スポーツ)と書かれるほど。阿武咲と貴景勝は同い年で中学時代からライバルとしてしのぎを削ってきたが、土俵の外では大の仲良し。巡業でもこの3人で行動を共にする姿がよく目撃されています」(同前)

 そんな阿武咲と大栄翔の“プライベート写真”が流出し、一部で問題視されているという。

 本誌が入手した写真は、昨夏に埼玉県内のスナックで撮影されたと見られるもの。店内で若い女性と密着する2人の姿が写っている。テーブルの上には酒やたばこ、トランプなどが乱雑に置かれている。写真は複数あり、阿武咲が満面の笑みで女性の腰に手を回しているものもある。


 もっとも成人の2人が酒を飲むのも、プライベートの時間をどう過ごそうとも、問題はないだろう。ややハメを外し気味とはいえ、なぜこの写真が物議を醸すのだろうか。相撲協会関係者がいう。

「まず、ラフすぎる2人の格好です。力士規定では、外出時には着物か浴衣を着ることを義務づけています。貴ノ岩への暴行事件が問題になっていた一昨年末、貴景勝らが銀座をジャージ姿で歩いていたところを写真週刊誌で報じられ、協会から厳重注意を受けています。暴行事件以降、協会は規律を厳しくしており、春場所の前には力士規定の改定で長い爪やヒゲまでが禁止されたばかり。そんななかでこんな写真が出回っているとなれば、協会としても何らかの対応をせざるを得ない」

◆「これをエサに脅されたら……」

 加えて角界関係者が懸念したのは写真の流出経路だった。件のスナック関係者が明かす。

「昨年の夏頃から阿武咲と大栄翔がよく訪れると噂になっていた。店にはいろいろなお客が出入りしていたが、最近になって地元の暴力団関係者の間で2人の写真が出回るようになった。期待の若手力士が私服姿で、女性と親しげに酒席で騒いでいる……これは何かに使えるんじゃないかって話も出ていた」

 角界にとって、暴力団絡みのスキャンダルは大きなトラウマである。2010~2011年にかけて、親方の仲介で暴力団幹部が本場所を観戦していたことや、親方が暴力団の関係企業から場所中の宿舎を借りていたことなど、暴力団がらみの不祥事が次々に発覚。その後も現役力士による暴力団の資金源となっている野球賭博への関与が発覚し、八百長メール問題に波及するなど角界を揺るがす一大スキャンダルに発展。協会は2010年8月に「暴力団等排除宣言」を出し、出直しを図るため全力士を集めた講習会を開くなど、対応に追われた経緯がある。


「現在でも協会の一番の懸念が暴力団との交際であることは間違いない。もしこれをエサに暴力団に脅されていたらどうなっていたか、やはり脇が甘かったと言わざるを得ないのではないか」(前出・ベテラン記者)

 この2人が貴景勝と親しいことも心配の種だという。

「写真が撮られた当時、貴景勝はまだ貴乃花部屋に暮らしていた頃だったが、今は一人暮らしを始めている。今や協会の看板力士となった貴景勝が万が一、暴力団がらみのトラブルに巻き込まれたりしたら、角界を揺るがす事態になりかねない」(同前)

 写真が撮られた埼玉のスナックは、大栄翔の所属する追手風部屋から車で20分ほどの距離にある。記者が訪ねると、従業員の女性はこう話した。

「2人で来てたよ。場所前は絶対に来ないけど、場所が終わってから何回か来てくれた。阿武咲が(店員の)〇〇ちゃんの家族と親しいみたい。阿武咲の部屋(阿武松部屋)は千葉の幕張でしょ。タクシーでここまで来てくれたの。ただ部屋の決まりが厳しくて外で飲むのはいま御法度らしいから、親方に怒られないように内緒でね」

 阿武松親方は現在、協会理事として審判部長の要職に就いている。親方を直撃し、私服姿の写真を確認してもらうと、「これはだめです、心から注意しておきます。(記事になれば)協会から注意とか処分を受けると思いますが、師匠の私ともども反省して、謝罪させていただく。もちろん暴力を振るうわけではないが、現時点では私から大目玉を与えます」と頭を下げた。

 新世代を担う力士たちが、相撲協会の“悪しき伝統”に再び翻弄されるようなことだけは、避けなければならない。

※週刊ポスト2019年4月5日号

外部リンク

cat_oa-newspostseven_issue_252b2622b9f5 oa-newspostseven_0_f045068328b2_スポーツ吹矢、腹筋と背筋を整え姿勢よく生き生きとさせる競技 f045068328b2

スポーツ吹矢、腹筋と背筋を整え姿勢よく生き生きとさせる競技

2019年3月24日 16:00 NEWSポストセブン

 的に向かってまず一礼。姿勢を正し、筒に矢を収めたら筒を持った腕を高く上げながら息を吸う。次に筒を下げながら息を吐く。息を吸いながら的の中心に狙いを定める。息を吸いながら腕を上げることで胸郭を広げ、呼吸する力をアップする。的までの距離は5~10m。100cmか120cmの筒を使い、1g以下の軽い矢を、【3】3cm四方の的に向けて放つ。

 腹筋と胸筋、頬の咬筋も総動員して一気に吹くと、シュッ、ズバッという小気味いい音が。筒を掲げて息を整え、再び的に向かって一礼。スポーツ吹矢は1998年、日本生まれ。武道のような折り目正しい作法が清々しい。

「的の中心点にピタリと焦点が合うと快感。さらに矢が刺さると本当にうれしいです。的全体をぼんやり見てしまう日もあり、自分の心と向き合うようですね」と言う70代の女性。腰痛のリハビリとして始めて3年。今は痛みどころか、集中するおもしろさでやめられないという。

「スポーツ吹矢は腹式をベースに胸式呼吸も合わせた独特の呼吸法が特徴で、呼吸器や嚥下機能強化のほか、脳の老化防止、ストレス解消、精神安定、喘息の改善など、いろいろな健康効果でも注目されています。

 年齢や性別、障害の有無を問わず、スポーツ経験や体力がなくてもできますが、的に矢を当てるにはしっかりとした体幹と集中力が必要。80~90代の人も参加されていますが、続けるうちに腹筋、背筋が鍛えられて、姿勢がよくなり、生き生きされます。個人競技ながら多世代交流ができるのも魅力です」(日本スポーツウエルネス吹矢協会 師範・障がい者サポート部部長 荒井和子さん)

 スポーツ吹矢は現在、協会直営の教室をはじめ、全国47都道府県協会のもとに約1300か所の地域支部、約120か所のカルチャーセンターで体験でき、実力認定や競技会参加もできる。なお、スポーツ吹矢は、4月1日より「スポーツウエルネス吹矢」に名称変更される。

※女性セブン2019年3月28日・4月4日号

外部リンク

cat_oa-newspostseven_issue_252b2622b9f5 oa-newspostseven_0_9d9e79ca5edd_吉野家 並盛2杯より高い「超特盛780円」の価格体系は歪 9d9e79ca5edd

吉野家 並盛2杯より高い「超特盛780円」の価格体系は歪

2019年3月24日 16:00 NEWSポストセブン

 牛丼チェーンは50年近くにわたってあの名キャッチコピーとともに庶民の味方であり続けた。しかし、そろそろ岐路にあるのかもしれない。食文化に詳しい編集・ライターの松浦達也氏が指摘する。

 * * *

 今月、吉野家が28年ぶりに牛丼の大きさに手を加えた。7日から販売を始めた「超特盛」と「小盛り」だ(※2013年のアタマの大盛導入は、裏メニューの公式メニュー化であり、事実上「大盛のご飯並盛」なので除外する)。超特盛は牛肉が大盛の2倍(推計220g)でご飯は大盛・特盛と同量(同320g)。小盛は並盛の約4分の3で、ご飯はおよそ茶碗一杯分だという。

 1970年代に吉野家が開発した「早い・うまい・安い」という名キャッチコピー。その後「うまい・早い・安い」「うまい・安い・早い」と時代に合わせて微妙に順番を入れ替えてきたが、牛丼チェーンにおいてこの3つのキーワードが柱であることに変わりはない。だがいまやこの名コピーが足かせになりかけている。

 上半期の決算で赤字に転落してしまうなど決して華やかな話題ばかりではない。実際、現社長の河村泰貴氏も「『早い』を求める客はもう吉野家には来ない」「味に特許は取れない。『旨い』も小型店に真似される」「『安い』も寡占化して価格決定権を持たない限り、規模の効率性ではもはや儲からない」と明言。今後は牛丼事業にも力を入れつつ「健康」や「テクノロジー」を柱に据えていくという(「週刊ダイヤモンド2018年11月17日号より抜粋)

 前出の巨大な「超特盛」見た目のインパクトもあって、ネットニュースなどで話題になったが、吉野家ファンは他にも見直すべき課題を指摘する。

「どちらかというと価格の問題は大きいです。現在の税込み価格で並盛は380円なのに、超特盛は780円と2倍以上の価格となっていますよね。普通は大きくなるほどオトクになるはずなのにそうはなっていない。超特盛を食べるような若い人たちにとって、2杯頼んだほうが安く上がる価格体系はどうなのかと……」(40代・IT・男性)

 並盛の価格を押さえたいがために、全体の価格体系が歪になってしまっているというのだ。

「健康推しというなら、血糖値の上昇を穏やかにする成分を配合したという『サラシア牛丼』に並盛しか用意されていないのも寂しい。ダイエット目的で糖質制限する人たちは糖質を制限するだけでなく、タンパク質を多く摂取したいはず。サラシア牛丼の全体販売量が少なく、オペレーションが通常の牛丼と違うとしても、『アタマの倍盛』のようなメニュー開発は可能なはず」(同前)

 ただし近年の吉野家は店頭販売以外の販売ルートを模索しているフシがある。公式通販ショップであ「温めるだけの簡単調理」と銘打って「牛丼の具」やサラシア牛丼の具のほか、「店舗の味を忠実に再現」したというお新香や紅生姜、唐辛子の瓶や詰替え唐辛子まで販売している。

 先の「健康」志向を反映した施策では介護施設向けに噛みやすく、飲み込みやすい商品を開発。牛丼と豚丼、うなぎの蒲焼きの3アイテムで、塩分量を通常の約半分(0.9グラム)まで抑えながら、それぞれ具材を小さく切りやわらかく煮込んだ「やわらか」か、舌ですりつぶせるまで刻んだ「きざみ」という2つの性状にわけている。食べ手の嚥下機能に応じて、ご飯も白米とおかゆの2種類から選ぶことができるようなアイテムを開発済みだ。

 吉野家だけではない。大手3チェーンともアイテムの開発や売り方に工夫を重ねている。松屋フーズはロシアに進出。4月にもモスクワに1号店をオープン予定で、今後5年間で約30店のオープンを目指すという。すき家も"出前"で先行する吉野家を追うように「ウーバーイーツ」に対応した宅配サービスをスタートさせた。

 世界展開に販路の拡大。各チェーンとも牛丼以外の飲食業態も手がけている。「うまい・安い・早い」からの脱却後、各牛丼はどのような成功モデルを描くのか。明治の頃から100年以上に渡り、親しまれてきた庶民食はどのように変わるのか。できることなら、庶民食としての「うまさ」だけは手放さないでいてほしい。

外部リンク

cat_oa-newspostseven_issue_252b2622b9f5 oa-newspostseven_0_b55b0172b520_BMIと腹囲 気にしすぎダイエットで死亡率上昇の恐れも b55b0172b520

BMIと腹囲 気にしすぎダイエットで死亡率上昇の恐れも

2019年3月24日 16:00 NEWSポストセブン

 生活習慣病の治療が始まる端緒となる、健康診断。定められた「基準値」が、健康か病気かを見極める境界となる。ところが、健康診断や人間ドックで“健康の判定基準”とされている数値の元になっている各学会の診療ガイドラインには、「年齢と性別」という重要なファクターが抜け落ちている。

 長年、健康基準に関する研究を行なっている東海大学医学部名誉教授で『検査値と病気 間違いだらけの診断基準』著者の大櫛陽一氏は2004年、日本総合健診医学会で、全国45か所の健診実施機関から約70万人分のデータを集めて解析した「男女別・年齢別健康基準値」を発表。大櫛氏はその後も調査を進め、神奈川など3県の約40万人の住民の健診結果とすべての疾患による死亡の関係を追跡調査し、基準内であれば死亡率が上がらないことを確認した。

 大櫛氏が調査したデータの中から、体型に関する健康基準、「BMI」と「腹囲」について見てみよう。日本肥満学会はBMIが18.5~24.9、腹囲が男性85センチ未満、女性90センチ未満を正常範囲としている。大櫛氏は、この数値については「基準を超えても健康に問題はない」と断言する。

「福島県郡山市の40~74歳の男女約2万人を対象に調査を行なうと、男性は腹囲100センチまで、女性は99センチまでだと正常値の範囲内であることがわかったのです」


 むしろ、BMIや腹囲を気にし過ぎてダイエットすることで、死亡率が上がる可能性があるという。

「2014年6月に東京都健康長寿医療センター研究所の研究チームが行なった調査では、BMIの値が低い男性は高い男性に比べて介護が必要になるリスクが2倍という結果が出ています。BMIは栄養状況が良好な人の数値が上がるので、平均よりも数値が上の人のほうが元気。高齢者であるほどそれは顕著になります」

※週刊ポスト2019年3月29日号

外部リンク