幼稚園までバス通園をしている長男。家から3分ほどの場所にバス停があり、近所のお友だち数人と幼稚園までバスに乗って通っています。その日は午後のお迎えの時間に合わせ、いつもと同じように次男をベビーカーに乗せて家を出るところでした。
やがて遠くから一台の車が見えてきました。だんだんと近づいてきた車、それは……。
周りのママたちも、わざわざ園長先生がじきじきに送り届けてきてくれたことに目を丸くしていました。長男が園長先生に運転手をさせたことは、今でもバス停のママたちの語り草となっています。
脚本・ゆるっとママ イラスト・よしはな