cat_oa-carwatch_issue_0f91fced011e oa-carwatch_0_0f91fced011e_「東京ゲームショウ2018」で体験できるレースゲームなど紹介 0f91fced011e

「東京ゲームショウ2018」で体験できるレースゲームなど紹介

2018年9月21日 06:00 Car Watch

2018年9月20日 開幕

2018年9月20日~21日 ビジネスデイ

2018年9月22日~23日 一般公開日

入場料:一般(中学生以上)当日1200円、小学生以下無料


 9月20日に東京ゲームショウ2018が幕張メッセ(千葉県千葉市美浜区)で開幕した。20日~21日はビジネスデイ、22日~23日は一般公開日となる。一般公開日の入場料は、一般(中学生以上)が当日1200円で、小学生以下は無料。開催時間は10時~17時。

 東京ゲームショウは、来場者数が2013年から5年連続で25万人以上を記録している大規模イベントで、2018年は過去最大となる41の国と地域から668の企業と団体が出展。幕張メッセの1ホール~11ホールまで、すべてのホールにわたってブースが展開されるなか、クルマやそのほかの乗り物に関するゲームやVR体験を紹介していく。


 5ホールにブースを構えるオーイズミ・アミュージオ(ブース番号:5-S02)は、発売前のMotoGP世界選手権の公式ゲーム「MotoGP18」(9月27日発売)や、日本ではこれまで未発売だった「アセットコルサ アルティメット・エディション」(9月27日発売)、リアルライディングシミュレータ「RIDE 3(ライド スリー)」(2019年春発売予定)、10年ぶりのシリーズ最新作となるラリーゲーム「V-Rally 4」(2019年春発売予定)といったタイトルのレースゲームを出展。4タイトルすべてで試遊台を用意して、発売に先駆けてプレイ可能としていた。


 さらに、ブースにはRIDE 3にも登場するKTM「1290 SUPER DUKE R」の実車を展示。スペックボードに記載されているQRコードから詳細仕様の確認のほか、販売店の検索もできるようになっているとのことだった。






 8ホールでブースを展開するモンスターエナジーは、モトクロスレーシングジャンルの「Monster Energy SUPER CROSS THE OFFICIAL VIDEOGAME」の試遊台を設置。モンスターエナジーが協賛しているAMA スーパークロス選手権の公式ゲームをプレイ可能としているほか、モンスターエナジーの無料試飲も行なわれ、大勢の来場者で賑わっていた。



 7ホールの日本HPブース(ブース番号:7-C01)では、Windows版の「Forza Horizon 4」(10月2日発売)の試遊を実施。10ホールにブースを出展するJPPVR(ブース番号:10-W17)では、2輪車や4輪車に実際に搭乗してVRレースゲームが体験できた。また、同じ10ホールのシナスタジア、ティアフォー、トヨタ紡織が共同出展するブース(ブース番号:10-W12)では、未来のモビリティコンセプトカーを用いたVRデート体験や、AIを使ったボイスナビゲーターによる横浜市内の観光案内体験を実施していた。








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cat_oa-carwatch_issue_0f91fced011e oa-carwatch_0_d8d601058917_スズキ、パキスタンで新型「アルト」発売。軽自動車規格モデルの海外生産は初 d8d601058917

スズキ、パキスタンで新型「アルト」発売。軽自動車規格モデルの海外生産は初

2019年6月17日 18:08 Car Watch

2019年6月15日(現地時間)発表


 スズキのパキスタンにおける4輪車、2輪車の生産販売子会社パックスズキモーター社(パックスズキ社)は6月15日(現地時間)、新型「アルト」の販売を開始した。

 今回パキスタンで発売したモデルは、日本で販売している軽自動車のアルトと同じ全長・全幅のボディを採用するとともに、直列3気筒DOHC 0.66リッター「R06A」型エンジンを搭載。

 スズキの海外拠点で現在の日本の軽自動車規格と同じボディと排気量を採用したモデルを生産するのは、今回が初めて。経済性、信頼性が高く、高性能な軽自動車を日本のみならずグローバルに展開することで、スズキが強みとするコンパクトカーのさらなる普及を図るとしている。


新型アルトの主要諸元


全長×全幅×全高:3395×1475×1490mm

エンジン:R06A型(660cc)

トランスミッション:5速MT/AGS

価格:99万9000ルピー~129万5000ルピー(約77万9000円~101万円※)

※0.78円/ルピーで換算

外部リンク

cat_oa-carwatch_issue_0f91fced011e oa-carwatch_0_6c9d16b8716a_三菱自動車、ジャパンラグビー トップリーグ「三菱重工相模原ダイナボアーズ」をサポート 6c9d16b8716a

三菱自動車、ジャパンラグビー トップリーグ「三菱重工相模原ダイナボアーズ」をサポート

2019年6月17日 16:04 Car Watch

2019年6月17日 発表


 三菱自動車工業は6月17日、日本ラグビーの最高峰リーグであるジャパンラグビー トップリーグに所属する「三菱重工相模原ダイナボアーズ」に、「デリカD:5」の特別ラッピングカーをサポートカーとして提供するなどの支援を行なうと発表した。

 三菱重工相模原ダイナボアーズは1971年に創部し、今シーズンから12季ぶりにトップリーグへの昇格を果たしたラグビーチーム。今回サポートを決定したことについて、「ラグビーワールドカップ日本大会を今秋に控え、ラグビー人気の盛り上がりが予想される中、ダイナボアーズのトップリーグ昇格に伴い、三菱グループ企業として同チームを支援することで、スポーツの振興・活性化に貢献するとともに、より多くの方に当社事業への関心をお持ちいただく機会としたいと考えております」と説明している。

 サポートカーとして提供するデリカD:5では、ボディカラーにダイナボアーズおよび本拠地である相模原市のシンボルカラーであるグリーンをイメージさせるエメラルドブラックパールを採用し、ボンネット、左右ボディサイド、テールゲートにはダイナボアーズのロゴマークをあしらった。

外部リンク

cat_oa-carwatch_issue_0f91fced011e oa-carwatch_0_9602c10cae59_ホンダ、誕生60周年を祝って歴代「CB」を振り返ったスペシャル・トークショーレポート 9602c10cae59

ホンダ、誕生60周年を祝って歴代「CB」を振り返ったスペシャル・トークショーレポート

2019年6月17日 15:46 Car Watch

2019年6月16日 開催


 本田技研工業は6月16日、同社のオートバイ「CB」シリーズの生誕60周年を記念するイベントを、Hondaウエルカムプラザ青山で開催した。歴代のCBや著名人が乗るマシンを展示したほか、元プロレーサーでMotoGPの解説などでおなじみの宮城光氏や、CBの写真を30年間撮り続けてきた写真家の原富治雄氏らを招いた「スペシャル・トークショー」を実施し、CBシリーズの初代から最新世代まで順番に振り返った。

CBはその時代の基準となる「クリエイティブベンチマーク」



 トークショーのモデレーターを務めた宮城氏は、これまでに「CBと名のつくものを10台買った」というほどのCBフリーク。CB50に始まり、CB750、CB750Fなど、プライベートやレース目的で数々のCBを購入している。トークショーの冒頭では16歳の時に手に入れ、bimotaの外装を装着したCB400 FOURと、同氏が米国でレース活動していた25年ほど前に購入し、日本に帰国するときに持ち帰ってレストアした車体を写真で紹介した。


 トークショーのゲストは、F1をはじめモータースポーツ界で活躍するフォトグラファーの原富治雄氏と、元SKE48でCB400 SUPER FOURに乗るタレントの梅本まどかさん、そして最近のCBシリーズなどの企画責任者を務める本田技研工業 二輪事業本部 坂本順一氏の3人。

 原氏はバイク雑誌「ライダースクラブ」の連載で、第1号から30年間、延べ400台のCBシリーズを撮影してきた。バイクを写真に撮ることについて、「4輪は光が面に当たるが、2輪は3次元的。向こう側から(隙間を通じて)光が透き通ってくるので、その光の使い方が面白いところ」と話し、晴れていなくても、曇りや雨でも「沈み感」があるのが撮っていて楽しいと語った。



 原氏が最近印象に残ったマシンはCB650RとCB1000R。とりわけCB1000Rはエンジンまわりの造形や、全体的なデザインの近未来的な雰囲気が気に入ったという。一方で梅本さんは、そのCB1000Rについて「私からするとデザインがかわいい。エンジンのところがガチャピンみたいな顔になっていて」とコメント。会場をざわつかせた。



 梅本さんが乗るCB400 SUPER FOURは初めて購入したバイクであり、イベント当日は会場にも展示されていた。免許取得から3~4年経過するも、ペーパードライバーだったこともあり、最初は250ccのバイクを購入するつもりだったがお店でひとめぼれ。安心感もあって選んだというエピソードを披露した。


 伝統的に、社内の先輩から「CBはクリエイティブベンチマーク」であり、「その時代、その時代の基準のバイクであるべき」という考え方を受け継いできたと話す坂本氏も、プライベートで以前からCBに縁のあった1人。かつて同氏の父親がDREAM CB750 FOURなどに乗っており、ホンダのバイクを身近に感じていたことから、小学5年生の時点ですでに「ホンダに入社したい」という意志を持っていたという。学生時代はCB400でレースに参戦、父親と耐久レースに出場したこともあり、「オートバイが家族とのコミュニケーションツールだった」と振り返った。


宮城氏、この1年半に2台のCBを購入する


 それぞれに強い思い入れのあるそんなCBシリーズについて、4人は1959年に発売された初代CB「BENLY CB92 SUPER SPORT」から最新の「CB650R」まで、1台ずつ写真を見ながら振り返った。


 “鯨タンク”とも称されたユニークなデザインのタンクを採用する「DREAM CB450」は、2気筒450ccながら「今乗っても性能がいい」と宮城氏。「世界中のオートバイメーカーが作り方を見直さざるを得なかった」と宮城氏が明かす高い完成度を誇った「DREAM CB750 FOUR」や、50ccで6馬力を発揮することから「1000cc換算にするとリッター120馬力エンジン」になるとした「BENLY CB50」も紹介した。





 原氏が「日本のオートバイのなかで一番美しい」と絶賛したのは「DREAM CB500 FOUR」。宮城氏いわく、DREAM CB400 FOURは高校生時代、卒業してクルマに乗り換えた先輩から譲ってもらうのが慣例のようになっていたという。また、「DREAM CB750 FOUR-II」は、従来のスポークホイールと単純なアルミホイールのいいとこ取りというアルミコムスターホイールを採用したと熱弁。CB750のオートマ版という1977年発売の「EARA」については、坂本氏が「このときのチャレンジがあったから今のDCTがあるのではないか」とコメントした。





 このほか、原氏にとってはフレディ・スペンサーが乗っていたときの印象が強いという「CB750F」、宮城氏が2か月前に購入したという空冷6気筒エンジンの「CBX」と、同じく1年半前に購入したという400ccながら60馬力近いパワフルなエンジンを持つ「CB-1」、梅本さんが生まれた1992年に誕生した、教習所の大型バイクとして導入されていることが多い「CB750」、坂本氏が1991年の東京モーターショーで「タンクの幅のインパクトを未だに覚えている」という「CB1000 SUPER FOUR」を次々に紹介。







 さらに坂本氏いわく「当時出したX4よりさらに威風堂々感を出した」という「CB1300 SUPER FOUR」。現在の同氏の現在の愛車であるという2003年発売の「CB1300 SUPER FOUR」。ハーフカウル付きで長距離ツアラーとしても使い勝手がよくなった「CB1300 SUPER BOL D’OR」。社内で坂本氏の目の前に座っていた人が担当し、空冷エンジンをどうしても出したいという強いこだわりのもと開発されたという「CB1100 <Type I>」。お客さまがいかにかっこいいスタイルで乗れるか、という新たなコンセプトのもと開発された「CB1000R」。そして、最新の「CB125R」「CB250R」「CB650R」を紹介した。








 トークショーの最後に、原氏は「これからCBがどれだけ進化していくか、毎年楽しみにしている」とコメント。梅本さんは「進化しているCBを見て、この先のバイクがすごく気になった。これから私はどんなバイクに乗っていくんだろう、バイクが未来的になっていったらどうなるんだろう」と話し、CBに「もっと触れていきたい」と目を輝かせていた。

 坂本氏は「レースとともに進化し、欧米メーカーに挑戦して強くなってきたが、情緒的な部分では欧米メーカーが強く、品質・コストではインドや中国の成長も著しい」と厳しい戦いになっていることを明かした。しかしながら、「守るべきところのよさは変えてはいけない」としつつ、CBというブランドで情緒的な部分も含め改めてチャレンジしていきたいと語り、近いうちに「これからのCBを担うコンセプトなど発信したい」と、CBシリーズの新型の登場を示唆した。

 おしまいに宮城氏は来場者に向けて、「古いバイクを大切にしながら、最新のテクノロジーも体感してほしい。それができるのはわれわれの時代の特権。長く、安全運転で、100歳までバイク乗っていただきたいと思います」と話し、締めくくった。



















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cat_oa-carwatch_issue_0f91fced011e oa-carwatch_0_0ed1c79d7d52_先週のアクセスランキング(6月10日~6月16日) 0ed1c79d7d52

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【ル・マン24時間 2019】レース後記者会見、中嶋一貴選手は「WECタイトルを獲得できてほっとしている」

2019年6月17日 01:33 Car Watch

2019年6月15日15時~16日15時(現地時間)

2019年6月15日22時~16日22時(日本時間)


 23時間の時点までレースを支配した7号車 Toyota TS050 HYBRID(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ・マリア・ロペス組、MI)が2度のタイヤトラブルに見舞われ、最後の1時間を前にして首位から陥落という劇的な幕切れになった第87回ル・マン24時間レース(関連記事:中嶋一貴組のトヨタ8号車がル・マン24時間レースを2連覇)。

 2016年の残り数分での劇的な逆転劇と同様に、レースはチェッカーを受けるまで結果は分からないというレースの「いろはのい」を確認させてくれたレースでもあった。

 レース終了後には、総合優勝、総合2位、総合3位の各車両のドライバーが登壇しての、記者会見が行なわれた。この中で、優勝した8号車 Toyota TS050 HYBRID(セバスチャン・ブエミ/中嶋一貴/フェルナンド・アロンソ組、MI)の中嶋一貴選手は「昨年のル・マン優勝の後目標にしてきたWECタイトルを獲れてほっとした」と述べた。また、今回のレースを最後にトヨタのWECチームを去ることになるフェルナンド・アロンソ選手は「いつ日かまたここに帰ってくるだろう」と述べ、将来的にル・マン24時間レースに復帰する可能性があることを示唆した。

 また、23時間までトップを走り、タイヤトラブルで惜しくも2位になってしまった小林可夢偉選手は「今日は(勝てなかったので)ル・マンが嫌いになった」とむしろ話を聞く方がしんみりしがちな会見に得意のジョークで笑いを起こして、「これも人生、これもレース。来年こそ勝つ」と早くも気持ちを来年のレースに切り替えていた。

2018年のル・マン初優勝の後、達成すべき目標はWECタイトルだったと中嶋一貴選手



──一貴、2連覇おめでとう。あなたのお父さんの中嶋悟氏がトヨタのル・マンデビューでドライブしたのが1985年、そしてその年にあなたが生まれている。それから30年以上たって、今回2勝目をマークしたのですが、その気持ちは?

中嶋一貴選手:本当にタフなレースだった。7号車のみんなの気持ちを思うと……彼らは本当に速かった。申し訳ない気持ちになるけど、僕達が何かできる訳ではないし、同じようなことは僕も経験したことがあるので、その悔しさはよく分かる。でも、今はなんて言っていいかよく分からない。

──この優勝であなたは日本人ドライバーとして初めてWECチャンピオンになった。その気持ちは?

中嶋一貴選手:昨年のル・マン24時間レースが終わったあと、チームにとっての次のターゲットはそれだった。僕にとってもタフなシーズンだったが、タイトルを獲得できて本当にほっとしている。


──フェルナンド、あなたにとってはこれが最後のWECのレースになる。だけど、2つのル・マン24時間優勝にWECのタイトル、完璧じゃないか?

フェルナンド・アロンソ選手:本当に素晴らしいことだ。一貴も言っていたように、僕達はハードに仕事をこなしてきたけど、レーストラックでは7号車の方が全然速かった。それが2016年に一貴が経験したような状況がまた発生して、僕らがそれを拾った。

 とにかく今日のメインゴールはチャンピオンを獲ることだった。世界タイトルは2007年にマクラーレンと落として、フェラーリでも2010年2011年に落とした。去年から今年にかけてのスーパーシーズンではそういうことがないようにやってきて、今日は勝利と共にそれを実現することができた。本当によい日になったよ。

──フェルナンド、あなたはこれまでもレジェンドだったけど、それにさらに新しいストーリーを加えたわけだけど……。

フェルナンド・アロンソ選手:確かにWECのプログラムは次のシーズンでは予定していない。僕が何をするかのオプションはまだオープンだ。ただ、1つだけ言えることは、僕は将来このレースに帰ってくるだろうということだ。僕はこのレースを、そしてこのシリーズを、ここの雰囲気をとても愛しているのだから。


──セバスチャン、ここで8回スタートして2回の優勝。そして2014年にはWECのチャンピオンになっており、今回で2回目になる。

セバスチャン・ブエミ選手:そうだね、今回のレースは非常に難しいレースになった。7号車の3人は本当にいいレースをしていて、僕達は2番手でも十分満足だったんだ。でも、予想もしないことが起きて、7号車の3人にとってはとても難しい状況になってしまった。モータースポーツでは得てしてこういうことが起きうるし、そしてそれが起きてしまったのであれば、獲りに行かないといけないのだ。

 自分達のレースとしてはすごく難しいレースだった。ここのサーキットで61台もの車両が走っており、それをかき分けながらレースをしないといけない。その中でハードにプッシュしないといけないし、ミスをすればレースを失ってしまうしね。

「これも人生、これもレース。来年こそ勝つ」と早くも気持ちを切り替えた小林可夢偉選手



──ホセ・マリア、2位でおめでとうとは言いにくい状況だけど、何が起きたのか?

ホセ・マリア・ロペス選手:まずは8号車のクルーにおめでとうを言いたい。一貴をはじめとした3人はクールなレースをしたと思う。こちらに何が起きたのかは、新しいセットのタイヤを交換してピットアウトしたら、パンクしていることが分かって交換に入ったのだが、そうしたらまたパンクしてしまった。それが起きるまでは勝てると思っていたのだけど、タイヤを交換してレースに戻ったときにはトップを取り返すには遅すぎた。

 ただ、クルマは本当に速くてチームクルーを賞賛したいと思う。素晴らしい仲間達で勝てなかったことは残念に思うが、来年こそもっとよくなっていくと信じている。


──マイク、6回のスタートで2回の2位を入れて3つのポディウムだけど?

マイク・コンウェイ選手:別に2位を望んでいる訳じゃないんだけどね(苦笑)。言うまでもなくタフなレースだった。長い間レースを支配していたけど、運わるくパンクしてしまった。チームは本当によい仕事をしていたし、新しい車をすぐにくみ上げてくれた。そのあとはすべて順調だったけど、トラブルが発生してしまった。今は8号車におめでとうを言って、来シーズンに気持ちを切り替えていきたい。

──レース中に何か問題はあったか?

マイク・コンウェイ選手:何台かのクルマは抜くのが大変だった。予想できない動きをする車両もあって……ただそれはどのレースでも同じことだし、それもル・マン24時間レースの一部だ。


──可夢偉、ポールポジションをとってかなり快適に走っていたけど、残念ながら2位になってしまったけど、今の気持ちは?

小林可夢偉選手:そうだね、最初に僕が言いたいことは、今はル・マンのことが嫌いになったってことかな(苦笑)。4回スタートして、これまでも1回も勝ててない。でもセブの話を聞いたら8回スタートして2回目ってことなので、僕も次回は勝ちたいね(笑)。ベストを尽くしてハードに取り組んできたけど、23時間の段階で失うことになるなんて……。でもこれが人生だし、レースだ。次回に向けてもっと頑張るだけだ。

──そんなに大変なレースだった?

小林可夢偉選手:61台の車両というのは、まさにジャングルだよ(笑)。このジャングルで無事にゴールできただけで、2位でも十分に嬉しいよ(笑)。

──クルマはどうだったのか?

小林可夢偉選手:クルマはよかった。Q1で事故があってクルマを変えたため、セットアップなどがやり直しになって、去年のセットアップをベースにしてセットアップしていった。でも逆にそれがペースがよかった理由だったんだ。本当チームはいい仕事をしてくれていたと思う。

目標だったル・マン表彰台を獲得できて、次は総合優勝を狙いたいと3位のストフェル・バンドーン選手



──ヴィタリー、ル・マンで表彰台を獲得できた感想を。

ヴィタリー・ペトロフ選手:去年のレースでは多くのメカニカル的な問題があってそれを改善してこようとチームと努力してきて良いレースができた。チームも頑張ったけど、チームメイトもいい仕事をしてくれて、それがこういう良い結果につながっていると思う。

──ミカエル、3位という結果について感想を

ミカエル・アレシン選手:本当にタフなレースだった。このプロジェクトがスタートした時にはいろいろ大変だなぁと思っていたが、それが大きく成長してこうした結果を得ることができた。こういうチャンスをくれたチームに感謝したい。来年はもっと頑張りたいね。

──ストフェル、WEC参戦2戦目で、2回目の表彰台獲得、今の感想を

ストフェル・バンドーン選手:まずはここにいる皆におめでとうを言いたい。最初のル・マン24時間レースの経験は最高だったよ。最初のスパでも表彰台を獲得して、ここでも表彰台を獲得できた。本当にタフな戦いだったけど、僕達の目標は表彰台の獲得だったので、それを実現できたのは嬉しい。次は勝利を狙いたいね。

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cat_oa-carwatch_issue_0f91fced011e oa-carwatch_0_8313a9debed5_セピア色の遠征 8313a9debed5

セピア色の遠征

2019年6月17日 00:00 Car Watch


 高校の自動車部時代の友人から誘いがあって、大阪遠征と称し現地集合で旧交を暖めることになった。

 実は高校時代は体育会の自動車部に在籍していたことがある。高校生じゃ自動車免許を取れないだろう、と思うだろうが早く生まれるといいこともあり、当時は16歳で軽自動車免許が取れたのだ。それに、構内に特別なエリアがあってクルマを運転することができたので、免許の有無は関係なかった。今でも高校自動車部は活発に活動しており、多くの部員が日々トレーニングに励んでいるようだ。

 ボクが在籍していた頃の自動車部はフィギュアとフィジカルトレーニングに終始しており、時折タイムラリーも行なわれていた。

 フィギュアはあまりなじみのない競技だが、例えばボックスと呼ばれるラインで作られた狭い四角形に入口と出口を作り、いかに早いタイムでラインを踏まずに出られるかを競う戦いだ。角には缶を置いてあり、これを踏むとカンと呼ばれ、白線を踏むとセツと呼ばれてペナルティが付く。部内の練習ではセツは1回踏むごとに腕立て伏せ20回、カンはさらに重い罰があり、セツとカンを何回か繰り返そうものなら泣きそうになった。

 部車は先輩から引き継いだものを大切に整備しながら使っていたが、当然パワーステアリングなんてものはなく、操舵力の重いこと、重いこと! それを素早く流れるように回すので、それだけ腕力も体力も要求された。

 その強化のために行なわれた一例のロック・トゥ・ロックの反復練習では歩くよりもゆっくり走り、後輪の軌跡はできるだけまっすぐに、前輪の軌跡は一定でS字を書くように動くのが基本だったが、後半になると軌跡が乱れてくる。そこでまた怒られるというわけだ。

 しかし、後に本格的なラリーやレースをやるようになってから、ハンドル操作や腕力、基礎体力など、この高校時代の経験がかなり役に立ったと思う。

 さて、話が脱線したが、芦屋駅に合流した5人はそれ相応に歳を重ねて変わっていたが、しゃべり方、歩き方、しぐさなどで高校時代の記憶がまざまざとよみがえり、次第に気持ちも当時に戻っていった。いろいろな苦労があったと思うが、そんなものを飛び越えられるのが高校時代の友人だと思う。

 合流した日は摩耶山のケーブルカーとロープウェイを案内された。今回はそれほど混んでいなかったが、往時は涼や絶景を求めて多くの人で賑わっていたという。当時は開けていた山の途中にある駅周辺には住宅が密集したため、アクセスはバスがメインになり、ちょっと行きにくくなったのかもしれない。当然ながら乗り物は大好きなので、階段状のケーブルカーは一番前に陣取り、神戸の街を眺めた。もうワクワクだ。


 その後、ロープウェイを乗り継いで上った摩耶山頂の掬星台(キクセイダイ)は、確かに素晴らしい景色だった。夜は「手で星も“掬える(すくえる)”ほどの絶景」が堪能できることからその名がついており、「1000万ドルの夜景」と呼ばれているそうだ。


 翌日はステップワゴンに乗せてもらって、“白鷺城”とも言われる白い天守閣が美しい姫路城に遠征した。いつもはステアリングを握るが今日は後席。3列目にも座らせてもらったが、かつてのステップワゴンのような強い突き上げ感も少なく、想像以上に楽だった。また、ステップワゴンの後部ドアは3分の1だけで開く凝った設計なのは承知のとおりだが、場所を取らず荷物の出し入れができて重宝した。ステップワゴンのパワートレーンは、今回乗せてもらった1.5リッターターボとi-MMDの凝ったハイブリッドの2本立てだが、ターボの実力も高い。

 さて、姫路城は平成の化粧直しを終えたばかりで、純白の5層天守閣が美しい日本で最高の木造建築と言われている。


 来歴は、1333年に赤松円心がこの地に砦を築いたのが最初とされている。その後、戦乱の世で西国の要として黒田官兵衛や羽柴秀吉などが入城し、次第に威容を整えていく。そして関ヶ原の直後に池田輝政の時代になって、現在の姫路城のオリジナルができたようだ。さらに世の中が戦乱から脱した1618年、本田忠政が西の丸を築いて現代につながる白鷺城が完成したそうだ。もちろんこんな詳しい来歴はすべてパンフレットの知識である。

 幸いにして休日であるにもかかわらず、それほど混んでおらず、最上階の天守閣まで上れて、姫路の街を見下ろすことができた。いつも思うのだが天守閣の主な役割は何だろう。少なくとも居住区でなさそうだし、戦闘用の守備の要なのだろうか。

 多く訪れていた外国からの観光客は、この天守閣から何を感じたか興味を持った。聞かなかったけどね。

 姫路城はその威容に圧倒されると同時に、西の丸を住まいにした戦国最後のヒロイン 千姫の数奇な運命を知るにつれ、ちょっと感傷的にもなった。


 その後は丹波篠山城址に向かい、城巡りとなった。城山城址にはもともと天守閣はないが、交通の要所であり、江戸時代は重要な役割を持っていたという。縄張りは築城の名手、藤堂高虎の手による防御に徹した堅牢要衝だったという。


 それぞれ地形と密接な関係を持ち、城の持つ重要性と先人の測量技術、土木技術、建築技術は見事というほかはない。

 そして、丹波篠山は篠山城址のまわりに武家屋敷が残っており、こぢんまりとしているが落ち着いて静かなよい街だった。夜は昔話に花を咲かせたのは言うまでもない。

 高校時代に戻った遠征はすぐに終わり、再会を期して芦屋を後にした。ちょっとセピア色のショートトリップでした。

cat_oa-carwatch_issue_0f91fced011e oa-carwatch_0_49e51632165c_【ル・マン24時間 2019】中嶋一貴組のトヨタ8号車がル・マン24時間レースを2連覇 49e51632165c

【ル・マン24時間 2019】中嶋一貴組のトヨタ8号車がル・マン24時間レースを2連覇

2019年6月16日 22:02 Car Watch

2019年6月15日15時~16日15時(現地時間)

2019年6月15日22時~16日22時(日本時間)


 世界三大レースの1つ第87回ル・マン24時間レースが、フランス共和国ル・マン市にあるサルト・サーキットにおいて6月15日~16日(現地時間)にわたって開催された。

 6月15日の15時にスタートしたレースは、24時間にわたり熱い戦いが繰り広げられ、ポールポジションからスタートした7号車 Toyota TS050 HYBRID(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ・マリア・ロペス組、MI)が順調にピットストップなどスケジュールをこなして、残り1時間までレースをリードしていた。ところが、残り1時間に2度のスローパンクチャーに見舞われ、2度の緊急ストップを強いられることになった。

 これにより、1分近い差をつけてトップに立ったのは中嶋一貴選手がドライブする同僚車の8号車 Toyota TS050 HYBRID(セバスチャン・ブエミ/中嶋一貴/フェルナンド・アロンソ組、MI)。中嶋選手がドライブする8号車はその差を維持したままチェッカーを受け、ル・マン24時間を2連勝し、2018年~2019年にまたがるWECスーパーシーズンのチャンピオンに輝いた。日本人がサーキットを利用するレース選手権でFIAタイトルを獲得するのは今回の中嶋選手が初めてとなる。























中嶋一貴選手は日本人で初めてのWECチャンピオンに



 レースはスタートからトヨタの2台が徐々に後続を引き離していくというレースになった。昨年のレースのように3位以下を10周以上も引き離すということにはならなかったが、プライベーターチームが多くのトラブルやクラッシュなどを引き起こして、その度にトヨタとの差が広がっていったのに対して、トヨタの2台は一度も大きなトラブルやクラッシュを引き起こすことなく、スケジュールの通りにピットストップをこなしていった。結局3位以下とトヨタの差はまさにその点にあり、結果として3位以下に大きな差をつけていくというレースになった。レースでのベストラップなどを見る限りは、EoTによる性能調整は確実に効いており、コースでの1周の差で言えばかなり近づいてきているが、車両の信頼性やレースの運営と言った速さ以外の部分でトヨタチームに分があるというレースだったと言えるだろう。

 このため、レースのスタートから程なくして、総合優勝争いはトヨタ2台に絞られた形だ。そうした中で、トヨタの2台の結果を分けたのは、車両のセッティングが決まっているかどうかだった。昨年のレースでは優勝したフェルナンド・アロンソ選手が全力の走りで大逆転を演出したが、2位を走る8号車 Toyota TS050 HYBRID(セバスチャン・ブエミ/中嶋一貴/フェルナンド・アロンソ組、MI)では昨年と同じように夜のセッションをアロンソ選手に委ねたものの、アロンソ選手はセッティングに満足していないことをテレビでのインタビューで漏らすなど、完全とはほど遠い状態にあったようだ。

 これに対して7号車 Toyota TS050 HYBRID(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ・マリア・ロペス組、MI)はポールからスタートして、3人のドライバーが確実に8号車との差をつけていき、一時はセーフティーカー導入のタイミングで差を縮められて逆転されたりしたものの、レースのほとんどを支配していった。レース残り2時間になった段階でその差は2分強となっており、何らかのトラブルが起きない限りはこの段階でほぼ優勝を確実にした。

 だが、レースが残り1時間強となったところで7号車は右フロントタイヤがスローパンクチャーに見舞われてしまう。そこで緊急ピットインを敢行し、右フロントタイヤだけを交換。そのままコースへと戻っていった。それによりほぼ一週近くあった差は大きく縮まることになった。


 それで問題がないかと皆が思った次の瞬間、ユノディエールストレートで7号車がスローダウンしている映像がサーキットのモニターに映し出されるとサーキットは騒然となる。なんと、再度のスローパンクチャーが判明し、7号車は再びピットイン。この結果、8号車が50秒近くリードするというまさかの展開に。ここで、ある程度の給油を行なったものの、最後レースを走れるほどは給油できなかったため、8号車、7号車ともに残り1回を残すという状況になり、7号車が逆転できる可能性はほとんどなくなってしまった。

 その後も8号車はリードを維持したままゴールに飛び込み、ル・マン24時間レース2連勝を達成した。この結果を持って、ル・マン24時間レースを最終戦として設定されている2018~2019年のWECスーパーシーズンのチャンピオンは8号車のクルーとなった。

 ブエミ選手は2014年に次いで2度目、中嶋選手とアロンソ選手のWECチャンピオンは初となる。なお、これまで2005/2007年のPWRC王者の新井敏弘選手など、サーキットレースではないFIAタイトルを獲得した日本人は何例かあったが、サーキットで行なわれる世界選手権で日本人がFIAタイトルのチャンピオンを獲得したのは中嶋選手が初めての例となる。

 LMP1の3位に入ったのはSMPレーシングの11号車 BR Engineering BR1 - AER(ヴィタリー・ペトロフ/ミカエル・アレシン/ストフェル・ヴァンドーン組、MI)。










LMP2、LMGTEもレースの終盤まで激しいレースが展開される



 LMP2はレースの最後まで激しい順位争いが展開されたが、主役はG-Drive Racingの26号車 Aurus 01 - Gibson(ロマン・ルシノフ/ジョブ・ヴァン・アイテルト/ジャン・エリック・ベルニュ組、DL)で、2位を走る36号車 Alpine A470 - Gibson(ニコラ・ラピエール/アンドレ・ネグラオ/ピエール・ティリエ組、MI)の2台で、同一周回での争いを日曜日の朝まで繰り広げた。

 ところが、日曜日の朝に26号車が電気系のトラブルで長時間のピットストップを強いられることになってしまい、その結果レースは36号車のリードに変わった。その36号車をJackie Chan DC Racingの38号車 Oreca 07 - Gibson(ホー・ピン・タン/ステファン・リチャエルミ/ガブリエル・オーブリー組、DL)が1周遅れで追いかけるレースになった。結局レースはそのまま36号車、38号車の順でゴールした。

LMGTE ProとLMGTE Am


 LMGTE Proは63号車 Chevrolet Corvette C7.R(ヤン・マグネッセン/アントニオ・ガルシア/マイク・ロッケンフェラー組、MI)、51号車 Ferrari 488 GTE EVO(アレッサンドロス・ピア・グイディ/ジェームス・カラド/ダニエル・セッラ組、MI)が激しくトップ争いを演じていたが、マグネッセン選手がドライブする63号車が左フロントを壁に接触してしまうクラッシュを起こし、ピットには戻れたものの周回遅れになりレースからは脱落してしまった。このため、残り3時間の段階で51号車のフェラーリと、91号車 Porsche 911 RSR(リチャード・リエツ/ジャンマリア・ブルーニ/フレデリック・マコビッキー、MI)、93号車 Porsche 911 RSR(パトリック・ピレ/アール・バンバー/ニック・タンディ、MI)の2台のワークスポルシェが同一周回で争う展開になった。結局51号車フェラーリがそのまま優勝し、ポルシェの2台が2位と3位になった。


 LMGTE Amはレースを通じて85号車 Ford GT(ベン・キーティング/ジェロエン・ブレーケモレン/フィリペ・フラーガ組、MI)がトップを走行しそのままゴールした優勝した。


ル・マン24時間レース最終結果(暫定)


外部リンク

cat_oa-carwatch_issue_0f91fced011e oa-carwatch_0_b2d9ac7cc9d8_【ル・マン24時間 2019】ミシュラン、スマホと連動してタイヤ温度や空気圧が分かる「トラック コネクト」体験コーナー b2d9ac7cc9d8

【ル・マン24時間 2019】ミシュラン、スマホと連動してタイヤ温度や空気圧が分かる「トラック コネクト」体験コーナー

2019年6月16日 21:24 Car Watch

2019年6月15日15時~16日15時(現地時間)

2019年6月15日22時~16日22時(日本時間)


 ル・マン24時間レースにタイヤを供給するミシュランは、サルト・サーキットのビレッジエリアに自社ブースを展示。新製品となるプレミアムSUVタイヤ「PILOT SPORT 4 SUV」(以下、PS4SUV)などを展示したほか、スマホと連携するセンサー入りタイヤシステム「TRACK CONNECT(トラック コネクト)」の体験エリアなどを設置。多くの人気を集めていた。

 PS4SUVは、ドライ・ウェット性能とハンドリング性能に優れるというスポーツタイヤ「パイロット」シリーズのSUV向けタイヤ。日本でもすでに発表されており、6月20日から発売される。市販品タイヤはこのPS4SUVをはじめとした、パイロットシリーズがメインとなっていた。




 同社のブースの中でもとくに人気となっていたのが、スマホと連携するセンサー入りタイヤシステム トラック コネクトの体験エリア。トラック コネクトは、空気圧・温度センサーがそれぞれに埋め込まれたタイヤ「PILOT SPORT CUP 2 CONNECT」4本、送受信機、スマートフォンアプリからなるシステム。4つのタイヤそれぞれにセンサーが埋め込まれていることで、温度や空気圧から各タイヤの負荷が分かり、タイヤのマネジメントが容易になる。


 タイヤ温度とタイヤ空気圧はある程度相関関係があるため、タイヤの空気圧が分かるTPM(タイヤ・パンク・モニター)で、タイヤ温度はある程度類推できるものの、正確に分かり、かつ分かりやすく示してくれるのはありがたい。スマートフォンではタイヤの発熱状態を示し、タイヤがしっかり発熱するような運転を意識することができる。

 ル・マン会場に展示されていたのは、このシステムと、その体験ができるドライブゲーム。ゲーム内のクルマをしっかり走らせることで、ラップタイムを縮めていくことができるようだった。







 そのほか、2018年のル・マン優勝タイヤを展示。これは、トヨタ Toyota TS050 HYBRIDに装着されていたものらしく、ゴール時のタイヤカスなどが付着した状態で展示され、その横にはToyota TS050 HYBRIDも展示されていた。




外部リンク

cat_oa-carwatch_issue_0f91fced011e oa-carwatch_0_77d72c6d486e_【ル・マン24時間 2019】夜明けを迎えたル・マン、残り7時間でトヨタ2台による総合優勝争いは小林可夢偉組の7号車がリード 77d72c6d486e

【ル・マン24時間 2019】夜明けを迎えたル・マン、残り7時間でトヨタ2台による総合優勝争いは小林可夢偉組の7号車がリード

2019年6月16日 15:28 Car Watch

2019年6月15日15時~16日15時(現地時間)

2019年6月15日22時~16日22時(日本時間)


 世界三大レースの1つ第87回ル・マン24時間レースが、フランス共和国ル・マン市にあるサルト・サーキットにおいて行なわれている。6月16日午前7時(現地時間、日本時間14時)には、ゴールまで残り8時間を切った。夏時間のフランスは、6時前後で徐々に明るくなってきて、7時には完全な夜明けを迎えた。現地時間午前8時(日本時間15時)の段階では各車とも残り7時間をゴールに向けて淡々と走るレースになってきている。

 総合優勝を争うLMP1では、トヨタ2台が1分前後の差でレースを続けており、総合優勝の行方はまだまだ見えてきていない。今回のトヨタは小さなトラブルも含めてどちらもトラブルを出しておらず、予定されたピットストップを淡々とこなしている。一方、3位を走るプライベーターとの差は3周になっており、何かトラブルがあっても、2台のうちどちらかが勝てるという状況に変化はなく、優勝争いはトヨタ2台に絞られた格好だ。


残り8時間で3位以下に3周の差をつけたトヨタ2台、7号車が深夜の争いに競り勝ってトップを維持


 総合優勝を争うLMP1は、3位以下を走行するプライベーターが、各種のトラブルでどんどん後退していくという状況に。現在3位を走っている3号車 Rebellion R13 - Gibson(トマス・ローラン/ナタナエル・バートン/グスタヴォ・メネゼス組、MI)は、夕方のセッションにユノディエール・ストレートにあるシケインを直進してクラッシュ、その破片がその直後を走っていた4位の11号車 BR Engineering BR1 - AER(ヴィタリー・ペトロフ/ミカエル・アレシン/ストフェル・ヴァンドーン組、MI)にあたり、11号車は緊急ピットインしてフロントカウルを交換、3号車も同じようにフロントカウルなどの修復のため緊急ピットインして車両を修復して2台とも大きく遅れることになった。現在3号車が3位、11号車が4位を走行している。

 また、序盤3位を走っていたSMPレーシングの17号車 BR Engineering BR1 - AER(ステファン・サラザン/イーガー・オルドゼフ/セルゲイ・シロトキン組)はナイトセッションの間に大きなクラッシュを起こし、リタイアに。Rebellionレーシングのもう1台となる1号車 Rebellion R13 - Gibson LMP1(ニール・ジャニ/アンドレ・ロッテラー/ブルーノ・セナ組、MI)もなんども緊急でピットに入り、ダンパーを交換したりとしたため大きく後退して現在総合5位を走っている。

 そうしたプライベーターチームのドタバタに対して、トヨタの2台は順調そのもの。これまで一度もスケジュールされたピットイン以外の緊急ピットインもなく、着実にゴールを目指して走行を続けている。今回のレースを振り返ってみると、トヨタ陣営がトラブルもなく確実に走行を続けているのに対して、前述のとおりプライベーターチームはクラッシュだったり、マシンのトラブルだったりを経験しており、それが理由で後退していっているというレースだと言える。この点、トラブルのないレースを目指すという、トヨタの強さが際立っているレースと言えるだろう。

 そうしたトヨタ陣営の2台の争いはポールからスタートした7号車 Toyota TS050 HYBRID(マイク・コンウェイ/小林可夢偉/ホセ・マリア・ロペス組、MI)が順調にレースをリードしている。日付が変わる前には、一度中嶋一貴選手がドライブする8号車 Toyota TS050 HYBRID(セバスチャン・ブエミ/中嶋一貴/フェルナンド・アロンソ組、MI)が、セーフティカーが出たタイミングをうまく利用して前に出たが、その後7号車がもう一度逆転。その後深夜のセッションに登場したフェルナンド・アロンソ選手が8号車に搭乗して、昨年のような大逆転を実現する走りを見せるかと思われたが、逆に7号車をドライブする小林可夢偉選手が突き放す走りを見せ、深夜に7号車のリードは拡大した。

 その後もうまくセーフティカーのタイミングを活用した7号車が8号車を引き離し、現地時間午前8時前には7号車のリードは約半周となる1分半に拡大している。

LMP2は3台が同一周回で26号車と36号車が同一周回で激しい争い


 LMP2のリーダーはG-Drive Racingの26号車 Aurus 01 - Gibson(ロマン・ルシノフ/ジョブ・ヴァン・アイテルト/ジャン・エリック・ベルニュ組、DL)で、2位を走る36号車 Alpine A470 - Gibson(ニコラ・ラピエール/アンドレ・ネグラオ/ピエール・ティリエ組、MI)に2分半のリードを気づいている。26号車と同じ周回なのは、36号車と3位のJackie Chan DC Racingの38号車 Oreca 07 - Gibson(ホー・ピン・タン/ステファン・リチャエルミ/ガブリエル・オーブリー組、DL)のみとなっており、この三台による優勝争いという様相になっている。

 LMGTE Proは63号車 Chevrolet Corvette C7.R(ヤン・マグネッセン/アントニオ・ガルシア/マイク・ロッケンフェラー組、MI)、LMGTE Amは85号車 Ford GT(ベン・キーティング/ジェロエン・ブレーケモレン/フィリペ・フラーガ組、MI)クラストップを走行している。

17時間経過時点

外部リンク