cat_oa-buzzfeed_issue_e42f69695cd8 oa-buzzfeed_0_e42f69695cd8_愛媛県南部3市がボランティア受け入れ開始 現地で必要とされているものは e42f69695cd8

愛媛県南部3市がボランティア受け入れ開始 現地で必要とされているものは

2018年7月10日 20:16 バズフィード

氾濫や土砂崩れなどで激しい被害を受ける一方でメディアでの注目が薄い愛媛県南部の3市が、災害ボランティアの受け入れを始めた。

車椅子などを洗う大洲市の高校生ボランティアら
4600世帯が床上浸水し、4人が亡くなった大洲市では、市社会福祉協議会が10日から災害ボランティアセンター(携帯:080−5076−9426/電話:0893−23−0313)を開設し、ボランティア希望者の受け入れを始めた。初日は47件の登録があった。

10日に受付を始めた大洲市災害ボランティアセンター
被災者から求められる作業内容とボランティア希望者をセンターがマッチングし、派遣する仕組みだ。初日は2組が被災者宅などでの作業に出て、残りは福祉協議会の事務所周辺での準備作業などを行った。

担当者は「いつか起きる災害に備えてマニュアル類を整備し、7月15日にセンターの立ち上げ訓練を行おうと思っていた矢先に水害が起きた。ぶっつけ本番になってしまった」と語る。

大洲高校3年生の松井陽さん(18)はこの日、授業が午前中で終わったこともあり、午後から友人4人とボランティアに加わった。自宅は無事だが「地元のために何かしたいと思った」という。

野村町地区の中心部が冠水して大きな被害を受けた西予市は11日朝から、市社会福祉協議会(0894-72-2306)でボランティアの受付を始める。

泥だらけの家財道具が散乱し、住民らが片付けを続ける西予市野村町地区
市民からは、冠水した家屋の片付けや家具の運び出し、清掃などの要望が寄せられているという。この地区は、高齢者の比率が5割を越えており、若い力が必要だ。

希望者は野村町地区にある社協で登録する。作業の派遣先は社協から徒歩圏内が中心になるという。

なお、西予市役所がある同市宇和町地区と野村町地区を最短で結ぶ県道29号は10日現在、通行止めで、大洲市方面から国道441号に迂回する必要があるため、注意が必要だ。

宇和島市は市民限定で募集

地滑りなどで大きな被害を受け11人が死亡した宇和島市の社会福祉協議会(0895-23-3711)も、10日からボランティアの受付を始めた。

ただし、現段階では宇和島市民に応募を限定。特に、被害の激しい同市吉田地区の地理に詳しい人を歓迎している。道路が寸断されているためだ。

ボランティアセンターを立ち上げ、打ち合わせする宇和島市の担当者ら
市社協の担当者は「まだ、どれだけのニーズがあるか全体像を把握できていない。すでに宇和島出身で県外在住の方などからお問い合わせを頂いているが、『募集を拡大した時点で連絡します』とお伝えしている」という。

ボランティアに必要な装備

ボランティアを希望する人に、3市の担当者が「自力で準備してほしい」と口をそろえることがある。手袋や作業に適した服装を自分で持ってくること
現地は断水が続くため、水と食事は自分で準備
遠方からの場合、必要なら宿泊先も自分で手配
水害で広がった泥が乾き、粉塵となって舞い散っているため、マスクやゴーグルなどが必要
長袖の服や帽子、タオルなど、暑さ対策

大洲市災害ボランティアセンターには、水害ボランティアに必要な装備品のイラストが張られている。全国社会福祉協議会などが作成したものだ。全社協は、このイラストを含むボランティアのマニュアルを公開している。

愛媛県では梅雨明けが宣言された。暑さで被災地では泥が乾き、粉塵となっている。マスクなどの対策が必要だ。
援助ニーズを調査するため愛媛県に入ったNPO「ジャパン・プラットフォーム」の山崎久徳さんは「瓦礫の片付けから再建、復興に向け、ボランティアの必要性はこれから中長期的に続く。ボランティアを希望する人は、まず各市や市社協のホームページなどの情報をよく確認し、地元のニーズにあわせてほしい」と話す。

物資は大洲市のみ受け入れ

愛媛南部3市のうち、援助物資を受け入れている自治体は大洲市だけだ。宇和島、西予両市は「物流そのものは途絶えていないため、自力で賄えている」という。両市の担当者は「物資を送るよりも、復興支援に向けてふるさと納税制度を活用いただけるとありがたい」という。

大洲市は床上浸水の被災者数が1万人を超えていることもあり、市総合体育館に直接、持ち込むことを条件に、水や衣類、タオル、ボディシートなどの救援物資を受け入れている。

最も必要なのは水

現地で最も必要とされているのは、水だ。

宇和島市吉田地区、三間地区、西予市野村町地区などで浄水場などが被害を受けたため断水が続いており、復旧のめどは立っていない。

宇和島市立吉田病院は70人余の入院患者を抱える。断水で、65トンの貯水槽が残り7トンにまで減った。病院が一日に使うのは30トンだが、水洗トイレの使用を中止し、災害用ポータブルトイレに切り替えて節水を続けてきた。

宮城県大崎市から宇和島市立吉田病院に運び込まれた飲料水
7月9日にメディアを通じて独自に水の提供を呼びかけたところ、各地で反響を呼び、担当者が手一杯になるほどの連絡が入った。

10日午前にBuzzFeed Newsが病院を訪れると、災害派遣の航空自衛隊春日基地(福岡県)の隊員らが病院への給水を始めた。

病院の村上幸男事務局長が、佐藤慎一3等空佐に「助かります」と深々と頭を下げると、佐藤さんは「仕事ですから。これからも供給を続られるよう努力します」とさりげない様子で言った。

同時に、宇和島市の姉妹都市・宮城県大崎市から、500ミリリットル入り飲料水2万2200本が大型トラックで到着。大崎市の担当者らが18時間かけて運んできたという。村上事務局長は「これで一息付ける」とほっとした様子だった。

現地では各自治体の連携や自衛隊などの活動が広がって、水や支援物資の配布の仕組みなどが、徐々にできあがりつつある。

被災者宅の片付けなど、行政が手が届きにくい部分を埋めるボランティアの力が適切に発揮されれば、復興に向けた動きは早まるはずだ。

外部リンク

cat_oa-buzzfeed_issue_e42f69695cd8 oa-buzzfeed_0_85cf07c8cfd8_生きやすい社会に変えていくのは、ウチらの世代。kemio「選挙権を無駄にしないで」 85cf07c8cfd8

生きやすい社会に変えていくのは、ウチらの世代。kemio「選挙権を無駄にしないで」

2019年7月21日 11:40 バズフィード

7月21日に投開票日を迎えた、参議院議員選挙。YouTuberやタレント、モデルとして活躍するkemioさんが、自身のInstagramやTwitterで「もし投票権のある方がいたら、ぜひ本当に投票に行ったほうがいいと思います」と呼びかけています。

今日は参議院選の選挙ということで、ちょっとそれに対してなんかストーリー撮りたいなって思ったんですけど、もし投票権のある方がいたら、ぜひ本当に投票に行ったほうがいいと思います。

ぶっちゃけのこと言うと、私は今アメリカに住んでいて、今回の選挙には参加することができないので、多分このストーリーを見ている人の中では、なんでお前みたいなやつに言われなきゃいけねーんだよ、お前選挙行かねーじゃんブンブンブンって思うと思うんですけど、本当にそれに対してはマジでそれなっていう感じです。

でも、なんかそれを考えたときに、うちのことをフォローしてくれたりとか見てくれてる方って多分、同世代の方が多いと思うんですね。

で、ウチらがやっぱり30、40代になった時により過ごしやすい、なんか生きやすい日本の社会になっててほしいし、そういうのを変えていくのって、多分今の私たちの世代だとすごく思うんですね。

で、なんかウチらがもっと30、40代になって、大人になって、家庭を持った時に、この国の方針とかに、「え~これなんなの~もうほんと住みづらい~無理~!」って思った時にも、今変えていかないと、投票していかないと、変わっていかないと思うので、やっぱ時間とかもかかると思うので。

だから、なんかせっかく選挙権のある方がいらっしゃいましたら、無駄にならないように、自分のきちんとした意見を紙にピャーンピャーンピャーン!ってやって、ボックスにブッカンブォ〜ンっていうのをやってみたほうがいいんじゃないかな、無駄にしないように。kemioさんは、自身の生い立ちやセクシュアリティについて綴ったエッセイ「ウチら棺桶まで永遠のランウェイ」でも、アメリカに引っ越してから、政治や選挙に対するイメージが変わったと綴っています。

出典: Instagram

なんか(日本は)政治の話は人にしちゃダメみたいな雰囲気あるし、ひとりひとりが意見持つのがむずいテンションをとても感じる。だけどねアメリカに行ったら違ったの。
まず政治への入り口がいっぱいある。有名人が政治に対して意見するし、ディスも飛ばすし、若者が興味持ちやすいようになってる。
私が高校生のころなんて、政治に関して話すのはTwitterで議員さんのコラ画像回ってきて「やば、ウケる」ってときくらいだったのにって焦りました。

アメリカだと若くても、意欲的に選挙に行こうって雰囲気がある。きっとそれが理想なんだよね。

だってよく考えたら政治にウチら世代の意見がないことが、私たちの30、40代とかに影響出てきて、そんときに「やだー無理ー」って言ったって遅いじゃん。まじ危なくねー?だから私は、ウチら世代ほど選挙に行くべきって思うわ。

(『ウチら棺桶まで永遠のランウェイ』:「選挙に行く人が生きやすい世の中になるのはマジ当然。30代になったときに無理って言っても遅いから行く」より)(サムネイル:黒羽政士)

外部リンク

cat_oa-buzzfeed_issue_e42f69695cd8 oa-buzzfeed_0_bf07db2cd4dd_猫からの恩返しが確定した13人 bf07db2cd4dd

猫からの恩返しが確定した13人

2019年7月21日 11:01 バズフィード

猫「雨かあ〜」

人間「傘ないの?使いなよ」

猫「ちょっと届かないんだなあ」

人間「こうしたら飲みやすい?」

猫「冬の夜は寒いなあ」

人間「保温性抜群の寝床つくった」

猫「デニーズいきて〜」

人間「お店には入れられないけど、外で快適に過ごしてくれ」

猫「助けて!!洪水にのまれそう」

人間「すぐ行くからね!!」

猫「こんにちは〜」

人間「いらっしゃい!今日はどうする?」

猫「誰もかまってくれない…」

人間「大丈夫、みんなうちにおいで」

投稿した人物は、盲目の猫3匹を保護して引き取りました。

猫「外は冷えるなあ」

人間「中で休みなよ」

猫「助けて!!川に落ちちゃった!!」

人間「つかまって!」

猫「あのひも、気になるなあ」

人間「抱っこしたら届く?」

猫「むにゃむにゃ」

人間「起こしたら悪いから、道路脇に座っとこ」

猫「この場所が好きなんだよねえ」

人間「それなら雨の日もここにいられるように、家作っとくね」

猫「全身が痒いよう」

人間「病院行こう」

投稿した人物は、野良猫を動物病院に連れて行きました。左の写真は1週間後の様子です。
この記事は英語から翻訳・編集しました。 翻訳:髙橋李佳子

外部リンク

cat_oa-buzzfeed_issue_e42f69695cd8 oa-buzzfeed_0_e83baf8dcd5b_【警告】真夏にダメージジーンズは履くな!!絶対に!!!! e83baf8dcd5b

【警告】真夏にダメージジーンズは履くな!!絶対に!!!!

2019年7月21日 09:01 バズフィード

こうなるから…

いいかい?

ちゃんと警告したよ?

こんなんになっても知らないからね?

自己責任だぞ!!

それでも履きたいっていうなら、念入りに日焼け止めを塗って!

そしてこまめに塗り直すように!!!

しばらく脚出せなくなるよ。

だってほら…サポーターつけてるみたいじゃん…。

かといって、擦れると痛いから普通のデニムも履けないという地獄。

だから炎天下でダメージジーンズは履いちゃダメだよ。警告おわり!

この記事は英語から翻訳・編集しました。 翻訳:髙橋李佳子

外部リンク

cat_oa-buzzfeed_issue_e42f69695cd8 oa-buzzfeed_0_a0293e48106b_SNSのアウトドア料理を試したみた結果www a0293e48106b

SNSのアウトドア料理を試したみた結果www

2019年7月21日 09:01 バズフィード

アウトドア料理マニアのソフィー。Pinterestに載っているメニューが、本当に出来るのか試してみる。

金曜の夜、郊外に到着!ワイルドな週末にするぞ〜

テントの準備も完璧さ。

キャンプファイヤー・スモア・コーン

作り方: 棒状のマシュマロとチョコチップをアイスクリームのコーンに入れる。フォイルで包んで、火が消えたあとの熱で溶かせば完成♪

こんなにトロトロ〜〜〜

感想 悪くない。でも簡単すぎて、面白さが足りない〜。直接マシュマロを火で炙る楽しさを知っている身からするとね。それと、普通ビスケットを使うところ、コーンで代用したんだけど、ビスケットでよくね?ってなる。ギリギリ赤点。

オレンジの中にシナモンロールいれて焼く

作り方: すごく簡単って紹介されていたやつ。オレンジをカットして、中身を搾り取る。準備しておいた焼く前のシナモンロールをちょうどいい大きさにして詰める。あとはフォイルでラップして焼くのみ!

地味に難しいオレンジ半分カット

虫が寄ってきたぐらいでようやく搾り取りが終了。聞いていたのと違う予感。

地味な作業が続く

Oh god.

凍らせちゃダメって書いてあるから、カットの度ににガンガン潰れていく。

ほら〜、予感的中パターンじゃないか…

感想 やめとき!オレンジジュースと生のパンみたいな味。めっちゃ時間かけて焼いたのに〜〜〜。

されど、いろんなパターンも試してみた結果…!

失敗は成功の元。失敗は成功の母。失敗は…。

はい!そこそこ美味い!

ラップして焼いただけのやつ。ただし、1時間かけるほどのものでもない。

オレンジの中でケーキを焼く

作り方これも簡単だって聞いた!オレンジのなかに、ケーキミックスいれて、ラップで包んで焼くだけ!!

シナモンロールの失敗を踏み越え、この技を習得

習得したのは、私じゃなくて友達。この世の素晴らしい瞬間を目撃したね。

はい、9割完成

とりあえず日焼けがやばい。

じっくり待った結果…!

20分間の予定のところ、45分間の加熱。買った方が、お金も時間もかからなくて良いのでは。。。

感想 強めの火を供給できるならできるかも。それ以外なら買っちゃえ。

オレンジの中でキャンドルの火を灯す

作り方 Pinterest民の怒涛のオレンジ攻めに立ち向かおう。オレンジの皮を中心部の出っ張りを残して剥く。ベジタブルオイルでひたひたにして芯に火を付けるんだ。

火だ!

緊急時にもってこい。

感想 Pinterest、やるじゃないか。風が強い日だったから苦労したが。香りは半端ない。

スティック・クロワッサン

作り方 クロワッサンの生地を棒に巻いて、焼く。普通にパンじゃね。

10分後の様子

楽しい。好き。

感想 好き!分厚い生地を巻くのは面倒くさいから薄いのにしたらもっと良かったな〜。

リンゴを焼く

作り方リンゴの中心に、ドライフルーツ、砂糖、シナモンを詰める。フォイルで包んで焼いて完成。

悪く…ないぞ!?

もう少し加熱したら激ウマになるポテンシャルを秘めていた。私たちの火が消えて強制終了してしまったことに懺悔。

感想 良い!チョコとかマシュマロに飽きたら、これよし。

カーリー・ドッグ

作り方:クロワッサンでソーセージを巻いて、フォイルで包んで焼くだけ。

ホットドッグのクロワッサン生地バージョン〜!

感想 良い!ただし、中が生気味だったので、次は薄めに巻いて作るかな。

スモレオ

作り方 マシュマロを焼いて、オレオをオープンして、チョコをいれて、トロトロのマシュマロを投入。

感想イエエエエエス!!!

全体を通して

アウトドア料理のハックを試してみるのは楽しいぞ。時間と手間が余計にかかると、何やってるんだけって気持ちに襲われるけども。

あと、大事なことなんだけど、Pinterestの料理ハックって、ほぼ庭でやってる。本当にキャンプでやると、荷物がハンパじゃない。

う〜ん、スモレオだけはリピるかも。

ほら、本当のキャンプでやっちゃったから

うぐぐ。
この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:藤原哲哉

外部リンク

cat_oa-buzzfeed_issue_e42f69695cd8 oa-buzzfeed_0_a5d74bd60393_障害者が国政に打って出る理由 「障害者が幸せな社会はみんなが生きやすい社会」 a5d74bd60393

障害者が国政に打って出る理由 「障害者が幸せな社会はみんなが生きやすい社会」

2019年7月21日 09:01 バズフィード

参議院選挙に、複数の障害者が立候補している。

難病・ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者の舩後(ふなご)靖彦さん(61)と、幼い頃の事故で重度障害者となった木村英子(えいこ)さん(54)、元バンクーバー・パラリンピックアルペンスキー日本代表の横沢高徳(たかのり)さん(47)、過去に「筆談ホステス」として知られた元東京都北区議の聴覚障害者、斉藤里恵(りえ)さん(35)らだ。

最後の訴えの前に、文字盤で看護師と打ち合わせをする舩後靖彦さん
彼らは、なぜ国政に挑戦したのだろうか? もし舩後さんが当選すれば、人工呼吸器を常時つけながら政治活動をする国会議員は史上初となりそうだ。

同じ党から立候補した船後さんと木村さんは7月20日夕方、東京・新宿の小田急百貨店前で「最後の訴え」をした。車いす姿の応援者が20人以上駆けつけた。2人は、なぜ政治の世界を志したのか。

人工呼吸器と胃ろうをつけて生活の全てに介助を必要とする舩後さん

舩後さんは41歳の時にALSを発症し、気管切開による人工呼吸器と胃ろうをつけて、リクライニング型の車いすを使い、生活の全てに介助を必要としている。

口で話せないため、意思疎通を図るのは歯で噛むセンサーで操るパソコンと、文字盤によるコミュニケーションだ。この日もボランティアで選挙を手伝う看護師の佐塚みさ子さんと共に登壇し、原稿を代読してもらった。

障害者が我慢させられてきた法律を変える

舩後さんはまず、立候補の理由をこう述べた。

「僕は今回の出馬に文字通り命をかけています。僕がなぜ立候補しようと思ったのか。それは僕と同じ苦しみを障害者の仲間にさせたくないからです」

「国会のみなさんは現場に通用しない穴ぼこだらけの法律があることを知りません。そのひとつが建築基準法です。建築基準法には国民の生命、健康、財産のためとうたわれています」

その法律には様々な問題があるとして、こう語った。

「現場感覚のある本当の意味での法律の必要性を理解してもらいたい。障害者が今まで我慢させられてきた、あてがわれてきた法律からはおさらばです」


「もっと障害者が自由になるんだ。国会議員のみなさんも親友のみなさんもいずれ歳をとり、障害者となります。僕たちが関わり、作る制度が本物になるようにみなさん、お力をお貸しください」

そして舩後さんが訴えたのは、以下のような経験だ。


「車いすのみなさんはユニバーサルデザインだと言って、デザイン性を重視した点字ブロックにタイヤを取られ、横転しそうになったことはありませんか? 僕はあります」

「車いすはエレベーターにと言われ、大型の車いすが入れなかったことはありませんか? 僕はあります」


「障害者用のトイレに入って、戸が閉められなかったことはありませんか? 僕はあります」

「仲間とレストランに入って一緒にテーブルにつけたことはありますか? 僕はありません」

「ちょっと考えただけでも穴ぼこだらけです。こんな簡単なことがわからないのです。誰がこんな片手落ちのことにOKを出すのでしょうか?国の基準とやらではないでしょうか? この建築基準法が時には悲劇を生み出していることを知ってください」

自立生活を送る上での壁

リクライニング式の車いすに乗って移動する舩後靖彦さん
さらに、障害者が暮らす施設では入浴時間を減らされたり、外出での門限が午後3時に定められていたりするなどの様々な差別があったことを明かした。

そして、施設からは病気が進行し意思疎通できなくなったら退去するようにとも言われ、一人暮らしをすることを決めた舩後さん。ヘルパー派遣を受けるために障害者福祉サービスを申請したところ、今度は行政の壁に阻まれる。

「市役所からは『すぐには(公的な介護支給は)出ませんよ。3ヶ月ぐらいかかります』と言われました。みなさん、おかしいと思いませんか? 一般的に人工呼吸器をつけた人が、3ヶ月間、自費でヘルパーをお願いすることができると思うでしょうか?」

「そもそも自立支援とは障害者が自立した生活を送るための制度です。施設を出て、一人暮らしを始めた時点で適応されなければ生活はできません。この制度をめぐって、障害福祉サービスの利用時間を確保するために裁判を起こしているケースも多々あります」

「でも裁判を起こさないと獲得できないということはあってはいけないことだと思います。結局、僕は(公的な介護の申請が通るまでの期間)180万円を自費で払いました。障害者自立支援法とは、障害者の日常生活、および社会で自立を目指す法律のはずです」

しかも、もし当選して政治活動を始めたとしたら、現在利用している障害福祉サービスが受けられなくなる懸念も語った。

「なぜなら自立支援法と言いながら、職場にヘルパーがついていくことは禁じられているからです。障害者は働くなと言うことでしょうか? この部分は絶対に変えなければいけません」


「障害者が仕事を持つことこそ、自立支援だと思います。それなのに、歩けない人のお手伝いがなぜ法律で禁じられているのか。全身麻痺でも働ける障害者はいます。能力はあっても国の法律で制限されても良いのでしょうか?」

さらに、慢性的なヘルパー不足があることを指摘し、介護職の待遇改善をしていくことを訴え、5年前に松戸市議選に立候補した時のスローガンを掲げて締めくくった。

「強みは障害者。だから気づけることがある。僕が議員になったら、全難病患者、障害者を幸せにするために働きます。全難病患者、障害者が幸せな社会はみんなが生きやすい社会です。人の価値が生産性で測られない社会を目指します」

木村英子さん 生後8ヶ月の事故で重度障害者に

木村英子さんは、生後8ヶ月で、歩行器ごと玄関に落ちて脊髄を損傷し、車いすの重度障害者になった。車いすで壇上に上がり、自身の口で立候補の理由を訴えた。

最後の訴えの会場に着いた木村英子さん
「障害も年々重くなっているので正直とても迷いました。心の中には障害者の厳しい現状を打開するためには、障害者が国会に出なければならないという確固たる思いがありました」


「でもそれが私でいいのかと言う自問自答する日々でしたが、このチャンスを逃したら重度の障害者が国会に参加できないと思い気持ちが固まってきました」


そして、1970年代から障害者運動を続けてきた先駆者たちが亡くなり、介護保障の権利が制度改正で危うくなっていることが決め手だったと明かす。

「激しい障害者運動で勝ち取ってきた介護保障が、65歳からの高齢者を対象とした介護保険に統合されそうになっている現状の中で、地域で自立生活をしている各地の障害者から、これまでの生活が壊される、助けてほしいという相談が増えて、なんとかしなければと強く思ったからです」

施設や養護学校での生活を強いられた子ども時代

木村さんは今、障害者の自立支援の活動を続けているが、それは自身の経験がベースにある。

「物心ついた時から施設と養護学校で育ちました。私たち、障害者は施設に入りたくて入ったわけではありません。そこしか生きる場がないのです。障害者を抱える家族は、毎日介護をし続けることに疲れ、体を壊し、介護ができなくなり、最後は私たちを施設に預けるしかありません」

「施設に預けられなかった場合、一家心中を図ったり、我が子の障害者を殺してしまったりすることもあります。私の場合も例外ではありません。国は今まで障害者の責任をずっと家族だけに負わせ、ずっと社会から孤立させてきました」

「そして、私たち障害者が、地域で生きていける環境を作らなかったせいで、やっとの思いで施設から地域に飛び出してきても、介護者がいなければ、施設に生かされてしまうのです。私はもう絶対に施設に戻りたくはありません。その思いで必死で地域で生活をしています」

「しかし、この自立生活はとても危ういものです」と木村さんは続ける。

介護保障制度がなかった時は、街頭で介助をしてくれるボランティア募集のビラを配って、人手を確保するしかなかった。現在は障害者自立支援法ができ、介護制度が整ってきたが、それでも生活が安定しているわけではない。

「人手不足は深刻で、特に重度の障害者の生活は逼迫しています。このままではせっかく施設から飛び出し、やっとの思いで地域での自立生活を実現したのに、私たちの生活は壊されそうになっている。この現状をどうにかしなければと思い、命がけで選挙に出ることを覚悟しました」

障害児と健常児を分け隔てないインクルーシブ教育を

国会議員になったらやりたいこととして、今、施設や親元を離れて地域で自立生活をしている障害者の生活改善のために、いくつかの柱を訴えた。

まず、障害者福祉制度と介護保険制度の統合に反対するということだ。

「障害者福祉制度と介護保険を統合しようとしている国の動きの中で、障害者施策で、自分に合った必要な介護を受けてきた人が65歳になった途端に介護保険に組み込まれ、介護時間を減らされて命の危機にさらされる生活を強いられています」

「介護保険と障害者制度は全く違います。障害者制度は、障害者の生きる権利と、地域で生きるための社会参加も保障されている制度です。一方、介護保険は家族介護の負担を軽減するための制度であり、障害者の自立と社会参加を保障する制度ではありません」

「障害者は、65歳になってから高齢者の介護保険に組み込まれてしまったら生きていくことはできません。その上深刻な人手不足で介護者が足りず、お盆や暮れには施設に入らざるを得ない障害者が増えてきています。この現状を変えていくために私は介護保険と障害福祉の統合に反対していきたいと思います」

次に、地域で障害者が当たり前に生きるために重要なこととして子どもの頃から障害児と健常児を分けない、「インクルーシブ(包括)教育」を掲げた。

「18歳まで施設の養護学校で育ち、一人で外に出ることはありませんでした。幼い時から健常者と分けられて生きてきました。分けられて生きていくことがどんなに恐ろしいことかを、私は地域に出てきて差別されるたびに思い知りました」

「私は電車の切符の買い方も知らない、歩道と車道の区別もつかない、障害を持っている自分が恥ずかしくて人に声をかけられない。そんな何も知らない私が生きていくためには、社会にはあまりにもバリアが多く、とても冷たいものでした。社会と断絶させられ、何も教えられてこなかった18年間の空白を取り戻すのに35年もかかりました」

「施設から飛び出し、地域で自立して人の視線を恐れずに生きていくように少しはなりましたが、私は幼い時から受けてきたトラウマと弊害に今も苦しんでいます。障害があるというだけで子供を分けていいはずはありません。もう私のような子供たちを増やしたくないんです」

「だから私は養護学校、今の特別支援学校を分ける教育には反対です。どの子も分けられず、地域の同じ学校に通い、共に学び合える教育を実現するためのインクルーシブ教育を進めていきたいと思います。もし幼い時から分けられずに一緒に遊んだり、喧嘩したり、泣いたり、笑ったりできる環境があったなら、差別をしないでお互いを認められる優しい社会になると信じています」

障害者差別解消法の「合理的配慮」を全国に

さらに、障害者と健常者が共に生きる社会を実現するためには、2016年にスタートした障害者差別解消法が定める「合理的配慮」を全国に広げていくことが必要だと訴えた。

「例えばスロープやエレベーターをつけるなど、交通や建物、学校教育、病院、情報、防災、障害者に対する理解、そのほかあらゆる社会の生活全てにおいて、バリアをなくすための取り組みを合理的配慮と言います」

「重度障害を持つ私たちの仲間が、体の緊張を少しでも和らげるためにスーパー銭湯に行った時、そこで車椅子での入店を拒否されました。車椅子で外食に行っても、混んでいる時間は断られたりします。ただ、普通に旅行に行くだけなのに行く先々で差別をされて、悲しい思いになることが多いのです」

「障害者差別解消法が施行されて3年が経ちましたが、私たち障害者が地域で安心して生きていけるようになるには、程遠い道のりがあります。皆さん、なぜだと思いますか? それは法律を作った国会自体がバリアだからです」

「本来なら、国が率先して差別をなくす取り組みをしなければなりません。差別をなくすために合理的配慮を全国に広げていけるように国会に訴えていきたいと思います。この合理的配慮が整わなければ、私たち障害者は、地域に参加することも生活することもできないのです」

そして、こう締めくくった。

「地域に参加できないと言うことは障害者と健常者を分けることにもつながり、差別を簡単に生み出します。そして親が介護できなくなれば、地域に住める環境が整っていないために、私たちは施設に入るしかないのです。ですから私たちは健常者と同じ権利が保障され、障害者が当たり前に地域で生きていける社会を目指して頑張っていきたいと思います」

2人はれいわ新選組の比例区から立候補している。

車いすの元パラリンピック選手、聴覚障害の元区議も

今回の参院選では、野党統一候補として岩手選挙区に新顔で元パラリンピック選手の横沢高徳さん、立憲民主党の比例代表から元東京都北区議の斉藤里恵さんも立候補している。


横沢さんはモトクロスの選手だったが、練習中の事故で脊髄を損傷し、車いすでの生活となった。社会保障の充実や、社会のバリアフリー化の推進などを訴えている。

斉藤さんは1歳の時に病気で聴覚を失い、銀座のクラブで筆談で接客する「筆談ホステス」として活躍後、2015年5月から2019年4月まで東京都北区議も務めた。区議会では「音声同時翻訳ソフト」を全国で初めて導入し、他の議員や職員のやり取りをタブレットで読んでやり取りしたという。

最後の訴えをする斉藤里恵さん
参院選では障害者福祉の充実や子育て支援などを訴え、最後の訴えでは手話通訳らと登壇し「耳が聞こえない、目が見えない、一人で子育てをすることはどんな課題があるのだろう」と問いかけ、様々な立場に置かれた人々の声を国政に届けたいと語った。

なお、身体障害者が国会議員となった例は、これまでにもある。例えば、「車椅子の司会者」として知られた八代英太氏だ。

1977年に参議院に初当選。その後、自民党所属の衆院議員となり、郵政相などを務めた。UPDATE
斉藤さんの最後の訴えを追加しました。
2019/07/21 09:35

外部リンク

cat_oa-buzzfeed_issue_e42f69695cd8 oa-buzzfeed_0_803e25dab1bc_「日本の若者が投票しないのが不思議です」。投票が”義務”の国の若者はこう考える。 803e25dab1bc

「日本の若者が投票しないのが不思議です」。投票が”義務”の国の若者はこう考える。

2019年7月21日 08:01 バズフィード

7月21日は参議院議員選挙の投開票日。投票率が上がらないことが懸念されているが、そんな日本を尻目に90%以上の投票率を誇る国がある。

オーストラリアだ。


日本とは異なり、有権者が国政選挙で投票することを「義務化」しており、同国の若者は、その制度を「好意的」に受け止めているようだ。

いったいどんな制度なのか。若者たちは何を思うのか。話を聞いた。

2019年、オーストラリアの選挙
日本の参院選における投票率に、まず目を向ける。


総務省によれば、全体の投票率は1992年以降、おおむね50%台だ。ただし、95年は有権者の半分に満たない44.52%に落ち込んだ。

直近の参院選である2016年の投票率は、54.70%。

これは、若者の投票率が低いことが影響している。30代以下は、いずれも50%を切った。10代は46.78%、20代35.60%、30代44.24%だった。

40代以降はどの世代でも50%を上回っており、若者の投票率の低さは顕著に表れた形だ。

オーストラリアでは罰金も

一方のオーストラリアはどうか。


2019年5月にあった選挙。投票率は上院で92.48%、下院は91.89%だった。

日本からすれば驚く数字。ただ、この高い投票率を下支えするのが、義務投票制度だ。


18歳以上の有権者の投票を義務化し、正当な理由なく投票しなかった場合には、20オーストラリア・ドル(約1500円)の罰金が科される決まりとなっている。

この制度が導入されたのは、ほぼ100年前の1924年。

制度が始まる直前にあった1922年の選挙での投票率は、上院で58.0%、下院で59.4%だった。


しかし、制度が導入されたことで、投票率が90%を下回ることはなくなった。

ただし、オーストラリアの国民は、単に罰金を支払うのが嫌で投票するわけではない。


誰であっても投票しやすい環境が整備されているのが、一役を担っている。


期日前投票や病院・介護施設での投票のほか、日本にはない郵便投票や視覚障害者に許可される電話での投票などがある。

オーストラリアの若者「投票は義務であるべき」

では、制度をオーストラリアの若者は、どう受け止めているのか。

首都・キャンベラ在住の弁護士の女性(27)は「投票は義務であるべき」と好意的に捉え、この制度に対して「文句を言っている人を見たことがない」とBuzzFeed Newsに話す。

「みんなが投票によって、国の政策や方向性に意見を投じることで、はじめて民主主義が機能すると思っています」

「もし、投票が義務ではなく、多くの人が投票しなければ、選挙結果は国民の大半が考えていることとは違った結果になると思うんです」

各投票所では「デモクラシー・ソーセージ」と呼ばれるソーセージや玉ねぎを挟んだパンを売る屋台が賑わう。国民にとっては「風物詩」であり、おいしい屋台を調べて、投票所を決める人もいるという。
彼女は、上述の郵便投票など、誰もが簡単に投票しやすい環境が整っていることから「投票しないという言い訳はできないのかもしれない」という意見だ。

「オーストラリア人にとって、投票は日常の中に組み込まれた身近なものです。税金を払うのと同じように、投票も国民としての責務の一つだと思います」

投票が義務であるからこそ、責任を感じ、政治への関心が高まる。自身の生活をより良くしてもらうよう、候補者たちの公約をしっかりと読み込み、投票しているそうだ。

「投票とは、政治家の政策に責任を持つこと」

そう語る彼女は、日本の若者が置かれる状況を「若者の給料は低く、上の年代と比べて失業率も高いのではないでしょうか」と想像し、こんな思いも投げかけた。

「もし投票しなかったら、選挙結果や政治について文句を言うことはできない。政治家に、国の方向性を勝手に決められてしまうとも思います」

「投票が義務ではない日本の若者が、投票しない気持ちも分かる気がします。けれど、若者が直面する問題が選挙や政治の争点になるはずなのに、選挙に行かないのは不思議です」

「国民の意見が、選挙の結果に反映される」

日本のように、投票したい候補者の氏名や政党名を書くわけではなく、オーストラリアでは、当選させたい候補者や政党に優先順位をつけて、数字を記入する仕組みを採用する。この投票用紙は、小選挙区の下院。
シドニー在住の20歳の男性も、この制度に賛成だ。みんなが選挙に参加しなければ「民主主義は実現しない」と、さきほどの女性と同じ思いを共有している。

周囲の人々も、投票が義務であることを「好んでいる」といい、「投票することで民主主義に参加しているといった意識が生まれます」と歓迎する。

参加意識の他にも、選挙が政治や社会問題について学ぶ「良い機会」になるといい、「自分の意見を持つことにもつながる」といったメリットがあると話す。

また、投票率が高いため、国民の意見が、選挙の結果にそのまま反映されるのも良い点だとし、日本についてはこう語った。


「もし将来、日本で投票が義務化されたら、どのような結果になるのか関心があります」

日本の識者は、導入に慎重

州ごとがブロックの比例代表制を採用する上院の投票用紙。太線を境界線にし、上が各党の名前、下が候補者の氏名が書かれる。有権者はいずれかを選び、優先順位を記入する。
「日本の現状を見ると、制度を導入するのはどうかなと思う」


そう慎重な姿勢を見せるのは、オーストラリア政治が専門である神奈川大学・経営学部の杉田弘也・特任教授だ。


制度には「賛成」との立場だが、こう指摘する。

「これを導入するのであれば、いろんなやり方で投票の便宜を図る必要があると思います」


日本でも郵便投票など、有権者がより簡単に投票できる環境が整備されてから、導入を検討するのが良いというのだ。続けて言う。

「組織力がある政党は、制度には乗り気にならないかもしれません。投票率が低い方が、有利な政党もあるでしょうから」

また、政治に関心が低い人がいることや、罰則についても慎重な検討が必要だと訴える。

オーストラリアでも実際、制度を「やめるべき」との声もなくはないという。

「罰金があるから投票するのはどうか、といった意見や、政治に関心がない人たちの投票で、選挙の結果が左右される可能性があるのはどうか、といった考えがあるんです」


しかし、そういった意見は少数派だという。1世紀近く続いた制度は国民の生活に根付いており、高い支持を得ている、とみる。

杉田特任教授は「自分の1票では何も変わらない」と考える日本の若者に、こんなメッセージを送った。

「政治に関心を持ち、誰に投票しようかと調べて、考えることに意味があります。1票の積み重ねで、結果が変わることもありますから。そうやって政治の過程に関わるのが大事だと思います」

外部リンク

cat_oa-buzzfeed_issue_e42f69695cd8 oa-buzzfeed_0_579a25ecb0cc_入場券を忘れちゃった!なくても投票できるって知ってた? 579a25ecb0cc

入場券を忘れちゃった!なくても投票できるって知ってた?

2019年7月21日 08:01 バズフィード

7月21日は参議院議員選挙の投票日です。

投票するには原則、事前に郵送されてくる入場券(入場整理券)が必要ですが、「なくしちゃったよ…」という人もいるかと思います。

おでかけのついでに投票しようと思ったのに、カバンを探っても、ない......!なんてことも。

でも大丈夫! 入場券がなくても投票できます。

入場券は、棄権防止や投票所での整理のために発行するもの。「ないと投票できない」なんてことはありません。係員に入場券を忘れた・紛失したと伝えましょう。

免許証やパスポートなど身分を証明するものを提示します。身分証がなくても本人確認ができて、選挙人名簿に登録されていれば、投票用紙を受け取ることができます。

とはいえ、入場券は投票を円滑に進めるためのものなので、持っている人は持参しましょう。

投票は7月21日午後8時(一部を除く)までです。候補者の情報はこちらから確認できます。

外部リンク

cat_oa-buzzfeed_issue_e42f69695cd8 oa-buzzfeed_0_d43b37a3fbd0_山本太郎代表のれいわ新選組が「最後の訴え」。ネットと現場に生まれる独自の「勢い」 d43b37a3fbd0

山本太郎代表のれいわ新選組が「最後の訴え」。ネットと現場に生まれる独自の「勢い」

2019年7月20日 23:35 バズフィード

参院議員選挙の選挙戦最終日の7月20日、BuzzFeed Newsは複数の政党の街頭演説を取材した。

山本太郎代表率いる「れいわ新選組」は、東京・新宿駅西口で「最後の訴え」をした。

れいわ新選組は、公職選挙法などが定める「政党要件」を満たさない。このため、要件を満たす他党に比べると報道各社の扱いが少ない。

一方で、ネット上では、Twitterで「#比例は山本太郎」といったハッシュタグや政策がトレンド入りするなど、注目を集めてきた。

この違いは、どこから生まれるのか。演説会場を訪れた。

報道が少なくとも、Twitterではトレンド入り。現場でも盛り上がりが

れいわ新選組は、山本代表が旗揚げし、比例区と選挙区で計10人の候補者を擁立した。

政党要件は、公職選挙法などが定めている。「国会議員5人以上、あるいは直前の国政選挙で2%以上の得票」を得るのが条件だ。

れいわ新選組は比例区で、ALS(筋萎縮性側索硬化症)の患者で人工呼吸器を装着した男性と、重度身体障害のある女性が立候補した。

さらにこの2人に、比例区で得票が一定数を超えれば優先的に当選する「特定枠」を適用。山本代表が当選するためには、2人を当選させたうえで、さらに得票を積み増さねばならないという「背水の陣」を敷いている。

響き渡る「太郎」コール

山本代表が午後7時前に会場に到着する前から、多くの通行人が足を止め、演説する候補者らの演説に拍手や声をあげていた。

そして、新宿到着を知らせるアナウンスが入ると、「太郎!太郎!太郎!太郎!」というコールが会場を包み、場を盛り上げていく。

山本代表は勢いよく登場し、冗談を飛ばしながら歓声に応え、聴衆を巧みにあおる。

「永田町の野良犬、山本太郎でございます」

テレビ各社が、れいわ新選組の演説会場で取材はするものの、放送しないと語りつつ、続けた。

「毎回、聞くことは同じ。手応えはいかがですか?」

「手応え感じまくりや言うとるのに!っていう」

そう述べると、聴衆は「おーー!!」「ふぉーー!!」と声をあげた。

そして「現場の熱狂は、票にはつながりづらい」と、投票を呼びかけた。

「見とけよ、永田町。食い物にするんじゃない。一人ひとりを大切にする。個人を尊重するのは、憲法にも書かれていること。個人として尊重されるはずが、国は介護・保育のお金はなかなか出さない」と政権批判につなげた。

「消費税廃止」「雇用の安定」などの政策を訴えるたびに「太郎やれ!」「そうだ!」と、聴衆から歓声と拍手が起きる。

終了時刻となる午後8時を過ぎても、その場に残る人が多くいた。聴衆の中には寄付に向かう人の姿もあった。

意表を突く候補者選定と、「参加型」「盛り上げ型」をつきつめた演説。それをSNSで、支持者らもシェアする。最後まで独自路線をとり続けた。

外部リンク

cat_oa-buzzfeed_issue_e42f69695cd8 oa-buzzfeed_0_373c990d8ab9_あなたはどうして、れいわ新選組の演説会場に?質問をぶつけてみた 373c990d8ab9

あなたはどうして、れいわ新選組の演説会場に?質問をぶつけてみた

2019年7月20日 23:15 バズフィード

7月21日に投開票される参議院議員選挙。街頭演説で足を止め、政党の党首や候補者らの演説に耳を傾ける機会があった人は、決して多くはないだろう。

選挙戦最終日を迎えた20日、れいわ新選組は正午に山梨、午後4時から東京で街頭演説をした。

会場に集まった有権者たちは、どんな思いで耳を傾けたのだろうか。BuzzFeed Newsは、新宿駅前で行われた演説に集まった人たちに「なぜ今日、演説会場を訪れたのか」を聞いた。

各地で演説会が開かれた、選挙最終日。こちらも併せてお読みください。

▶︎あなたはどうして自民党の演説会場に?質問をぶつけてみた

▶︎あなたはどうして立憲民主党の演説会場に?質問をぶつけてみた

「確かな野党がないから」

「特別支援学校の教員をしているのですが、れいわ新選組の候補者にはALSなど身体障害を持った人がいます。障害者のことは学校の中で終わってしまい、世の中に知られないことが多いです。やはり特別支援学校の教員としては、障害を持つ人たちのことを知ってほしいと思うので応援したいと思います」(38歳・特別支援学校教員・東京)

「ものはためし」

「友達の付き添いできました。最初は山本(太郎)さんは元俳優さんというイメージだったけど、公約を読んでいたら消費税ゼロや公務員の人数増加などの政策に惹かれました。私は放課後ルームでパートで働いていますが、そこを統括しているのは公務員。しかし人数は足りておらず、その負担は私たちパートの現場側にのしかかっています」(20代・放課後ルーム支援員・千葉)

「仲間が国会に出ようとしているから」(代筆)

「障害を持っている仲間がいっぱいいるから、応援しています。街頭演説に来るのは初めてです。最後の日だから来ました」(57歳・東京)

「政治が市民の手にもどる瞬間!!」

「数年前から山本さんを見ていて応援しています。はじめはテレビ番組でみて、原発のことを話していました。風当たりが強いのに頑張っていました」(20代・会社員・千葉)

「戦うちから」

「立憲民主党にも野党を束ねる力がない。野党共闘ももっと早くから準備すべきだったと思うんです。れいわ新選組は、我々のために頑張ってくれるというのが鮮明なんです。普通の野党とは違うと思います」(40歳・会社員・千葉)

「寄付をしたから」

「山本さんがロスジェネ世代ということもあり、れいわ新選組の公約はロスジェネ世代向けが多い気がします。しかし奨学金徳政令を見て、人生で初めて政党に寄付をしました。私は学部と院を出ていますが、奨学金を毎月返しています」(26歳・会社員)

「これからの日本のため」

「安倍さんには政治を任せていられない。このままでは日本は崩れてしまうと思いました。元々は反原発で山本さんについて知り、この人すごいと思って応援しています」(60代・主婦・千葉)

「正しく生きたい」

「今の世の中は、正しく生きようとすると淘汰されてしまう。うそをついている人が権力を持っている。れいわ新選組はより良い社会を作ってくれると思います」(30代・会社員・埼玉)

「真の民主主義が始まる希望」

「政府は本当のことを言ってくれない。戦後、今までの政治はアメリカに追随しているだけで民主主義ではなかったと思います。札幌の街頭演説でもヤジを飛ばしたら連れて行かれたりとか、みんな本当のことを言うのを怖く思っていると思います」(50代・主婦・東京)
( サムネイル:Naoko Iwanaga/ Sumireko Tomita )

外部リンク