THE BEATNIKS、豪華メンバー参加の東阪ビルボードライブ公演が開催

05.11 18:30 Billboard JAPAN NEWS

 高橋幸宏と鈴木慶一によるユニット、THE BEATNIKSの東阪ビルボードライブでの公演が8月に決定した。
 1981年の結成以来、断続的ながらも、お互いの音楽財産を駆使したハイクオリティな活動を続けてきている彼ら。先日5月9日には7年ぶりの新作アルバム『EXITENTIALIST A XIE XIE』をリリースしたばかり。8月のビルボードライブ公演では、新作のレコーディングにも参加した砂原良徳(Key)、矢口博康(Sax)に加え、白根賢一(Dr)、高桑圭(Bass, Gtr)、堀江博久(Key)、永井聖一(Gt)、山本哲也(Key, Computer)という錚々たるメンバーが脇を固める。
 ユニットの活動条件でもある“怒り”をテーマとした社会性の強い楽曲や、ライブでも好評なユーモアあふれる作品、繊細な音の構築によって形作られた楽曲など、その芳醇で洗練された音楽性を目の当たりにするプレミアム・ステージ。公演は8月14日にビルボードライブ東京、8月23日にビルボードライブ大阪にて開催。それぞれ1日2ステージの二部制での公演となる。
 なお、THE BEATNIKSは、8月18日に開催される【SUMMER SONIC 2018】の“Billboard JAPAN Stage”への出演も決定している。
◎公演概要
【THE BEATNIKS】
ビルボードライブ東京
2018年8月14日(火)
1st 開場17:30/開演18:30
2nd 開場20:30/開演21:30
※特別営業時間
ビルボードライブ大阪
2018年8月23日(木)
1st 開場17:30/開演18:30
2nd 開場20:30/開演21:30
〈メンバー〉
THE BEATNIKS(高橋幸宏+鈴木慶一)
砂原良徳(Key)
白根賢一(Dr)
高桑圭(Bass, Gtr)
堀江博久(Key)
永井聖一(Gtr)
矢口博康(Sax)
山本哲也(Key, Computer)
詳細:http://www.billboard-live.com/
【SUMMER SONIC 2018】
日程:2018年8月18日(土)・19日(日)
場所:ZOZOマリンスタジアム&幕張メッセ
Billboard JAPAN STAGEラインナップ
〈8月18日〉NED DOHENY & HAMISH STUART / THE BEATNIKS (高橋幸宏+鈴木慶一) / NICK HEYWARD
〈8月19日〉JESS GLYNNE / MAX / COSMO PYKE
Info:http://www.summersonic.com
◎リリース情報
Album『EXITENTIALIST A XIE XIE』
2018/5/9 RELEASE
COCB-54260 3,000円(tax out)
COJA-9334 3,800円(tax out)

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【深ヨミ】JUNHO(From 2PM)/宇多田ヒカル/miwaら地域別ランキングから販売動向を探る

07.22 12:00 Billboard JAPAN NEWS

 7月18日発表のillboard JAPAN週間“Top Albums Sales”、トップ3を獲得したJUNHO(From 2PM)『想像』、miwa『miwa THE BEST』、宇多田ヒカル『初恋』。それぞれの売上枚数について、地域別の違いを調査してみた。
 まず、それぞれの売上枚数については1位のJUNHO(From 2PM)『想像』が42,745、2位のmiwa『miwa THE BEST』が29,680枚、3位の宇多田ヒカル『初恋』が24,412枚となった(集計期間2018年7月9日~2018年7月15日)
 JUNHO(From 2PM)『想像』は7作目のミニアルバムでファンクラブ限定を含む4形態での販売。全販売枚数のうち、24,528枚(57.4%)が実店舗での販売となった。また、miwa『miwa THE BEST』はデビュー後初のベスト・アルバムで2形態(通常盤はジャケット違いが存在)で販売され、14,890枚(50.2%)が実店舗での販売。週間セールス・ランキングでは2位だったが、実店舗限定での売り上げランクは3位となったそして宇多田ヒカル『初恋』はレーベルを移籍して初となるオリジナル・アルバムでコンサートツアーチケット先行応募抽選券が封入された1形態のみの販売であり、20,231枚(82.9%)が実店舗の販売となった。『初恋』に関しては、他の2作と異なり発売後3週が経過しており、実店舗比率は52.9%(初週)→77.1%(2週目)→82.9%(3週目)と推移。発売後時間が経つほど実店舗比率が上昇し、3週経過した現在も数多く実店舗で販売されており実店舗限定での売り上げランクでは2位とMiwaのベスト盤を上回った。
 ここでSoundScanJapanのデータを使用し、各地方のトップ5を見てみる。(集計期間:2018年7月9日~2018年7月16日)

◎北海道
1位『初恋』宇多田ヒカル
2位『miwa THE BEST』miwa
3位『球体』三浦大知
4位『V-enus』浦島坂田船
5位『BOOTLEG』米津玄師
 まず、北海道では『初恋』が1位で『miwa THE BEST』が2位に。そして週間セールス4位の三浦大知『球体』が3位、2週目で週間セールス9位である浦島坂田船『V-enus』が4位、昨年発売後ロング・セラーとなっている週間セールス10位の米津玄師『BOOTLEG』が5位にランクインとなった。
◎東北
1位『初恋』宇多田ヒカル
2位『miwa THE BEST』miwa
3位『BOOTLEG』米津玄師
4位『V-enus』浦島坂田船
5位『球体』三浦大知
 東北も、北海道と同じく『初恋』『miwa THE BEST』が強く1位と2位、そして『BOOTLEG』が3位、『V-enus』が4位、『球体』が5位となった。
◎関東
1位『想像』JUNHO(From 2PM)
2位『初恋』宇多田ヒカル
3位『miwa THE BEST』miwa
4位『The Only BLUE』雨宮天
5位『SUMMER TRIP』FlowBack
 関東エリアは週間セールスと同じく『想像』が1位。『初恋』と『miwa THE BEST』は週間セールスと逆転し『初恋』2位となった。、そして週間セールス5位の雨宮天『The Only BLUE』が4位、5人組ダンス&ボーカルグループのFlowBack『SUMMER TRIP』が5位に入った。
◎甲信越
1位『初恋』宇多田ヒカル
2位『MY COLOR』Negicco
3位『miwa THE BEST』miwa
4位『願い』琴音
5位『TETSUYA KOMURO ARCHIVES T』(V.A.)
 甲信越では『初恋』『miwa THE BEST』がそれぞれ1位と3位に。その他、新潟で活動するNegicco『MY COLOR』が2位、新潟出身シンガー・ソングライターの琴音『願い』が4位となった。
◎北陸
1位『初恋』宇多田ヒカル
2位『miwa THE BEST』miwa
3位『球体』三浦大知
4位『BOOTLEG』米津玄師
5位『飄々とエモーション』フレデリック
 北陸では『初恋』『miwa THE BEST』『球体』『BOOTLEG』に続いて週間セールス6位のフレデリック『飄々とエモーション』が5位となった。
◎中部
1位『想像』JUNHO(From 2PM)
2位『初恋』宇多田ヒカル
3位『miwa THE BEST』miwa
4位『SUMMER TRIP』FlowBack
5位『#HASH LOVE!!』#ハッシュタグ
 中部エリアでは『想像』が1位で『初恋』『miwa THE BEST』が2位と3位、『SUMMER TRIP』が続き、5位に名古屋で活躍する#ハッシュタグ『#HASH LOVE!!』がランクインした。
◎近畿
1位『想像』JUNHO(From 2PM)
2位『初恋』宇多田ヒカル
3位『miwa THE BEST』miwa
4位『The Only BLUE』雨宮天
5位『V-enus』浦島坂田船
 近畿では『想像』が圧倒的な強さで1位、そして『初恋』『miwa THE BEST』『The Only BLUE』『V-enus』と続くランキングとなった。
◎中国
1位『初恋』宇多田ヒカル
2位『miwa THE BEST』miwa
3位『V-enus』浦島坂田船
4位『球体』三浦大知
5位『BOOTLEG』米津玄師
 中国エリアは『初恋』『miwa THE BEST』が1位と2位で、『V-enus』『球体』『BOOTLEG』と続いた。
◎四国
1位『初恋』宇多田ヒカル
2位『ジャパリンピック~夏~』ジャアバーボンズ
3位『miwa THE BEST』miwa
4位『球体』三浦大知
5位『BOOTLEG』米津玄師
 四国は『初恋』が1位、『miwa THE BEST』が3位に。そして高知を拠点に活動するバンドジャアバーボンズ『ジャパリンピック~夏~』が2位となった。また、4位『球体』、5位が徳島県出身の米津玄師『BOOTLEG』となった。
◎九州
1位『想像』JUNHO(From 2PM)
2位『初恋』宇多田ヒカル
3位『miwa THE BEST』miwa
4位『球体』三浦大知
5位『BOOTLEG』米津玄師
 九州は『想像』『初恋』『miwa THE BEST』のトップ3となった他、4位に沖縄県出身の三浦大知『球体』5位『BOOTLEG』となった。
 最後に、『想像』JUNHO(From 2PM)/『miwa THE BEST』miwa/『初恋』宇多田ヒカルの各地域とeコマースでの販売実績は表1:http://www.billboard-japan.com/d_news/image/65661/2の通りとなった。JUNHO(From 2PM)『想像』は、関東・近畿・中部・九州で1位を獲得し、都市部に人気が集中していることが分かった。今後、この人気が地方に広がって行けば更なる飛躍に繋がるだろう。また、それと対比して全ての地域でベスト2に入っている宇多田ヒカル『初恋』は全国的に圧倒的な知名度があることが証明され、今後もロング・セラーとなる事が予想される結果となった。また、miwa『miwa THE BEST』もeコマース比率が高いものの、実店舗販売も全地方で3位以内という全国安定した強さであることが分かった。こちらも今後の活躍が期待できそうだ。

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『7月22日はなんの日?』イーグルス、ドン・ヘンリー71歳の誕生日

07.22 07:00 Billboard JAPAN NEWS

 7月22日はイーグルスのオリジナルメンバーとして知られるドン・ヘンリーの71歳の誕生日。
 1947年7月22日、アメリカ・テキサス州生まれ。20世紀を代表する米ロック・バンド、イーグルスのソングライター/ドラマー/ボーカリストとして、名曲「ホテル・カリフォルニア」ほか数々の名曲を生み出し、バンドの解散後はソロ・アーティストとしてグラミー賞を受賞するなど、ロック界において絶対的な存在感を示し続けてきたドン・ヘンリー。2015年には15年ぶりのソロ・アルバム『カス・カウンティ』を発表。ミック・ジャガー、ミランダ・ランバートらをゲストに迎えた同作は自身(ソロ)最高位となる全米ビルボード3位を記録し、衰えぬ人気と実力を見せつけた。
 また、ソロ活動のかたわらイーグルスとして90年代以降も何度かリユニオンを果たし、ツアーや新作発表をおこなっているが、2016年1月にオリジナルメンバーであるグレン・フライが他界。以降、カントリー界で活躍するヴィンス・ギルとグレン・フライの息子であるディーコンが参加し、コンサート活動をおこなっている。イーグルスは現在全米ツアー中、単独でのコンサートのほか、ジェイムス・テイラーやザック・ブラウン・バンド、ドゥービー・ブラザーズらとのジョイント・コンサートが予定されている。

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ロック大忘年会【FM802 RADIO CRAZY】開催決定

07.22 05:00 Billboard JAPAN NEWS

 FM802が毎年年末に送るロック大忘年会【FM802 RADIO CRAZY】。今年で10回目を迎えるこのイベントが、12月27日~28日の2日間で開催されることが決定した。
 FM802では、10回目となる今年の開催に向けて様々なスペシャル企画を計画中とのこと。詳しい情報はイベントHPで確認しよう。
◎イベント情報
【FM802 RADIO CRAZY】
開催日:12月27日(木)28日(金)
会 場:インテックス大阪
イベントHP:https://radiocrazy.fm/

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『ハイヴ・マインド』 ジ・インターネット(Album Review)

07.21 18:00 Billboard JAPAN NEWS

 【第58回グラミー賞】で<最優秀アーバン・コンテンポラリー・アルバム>にノミネートされた前作『エゴ・デス』(2015年)から3年振り、スタジオ・アルバムとしては4作目となるジ・インターネットの新作『ハイヴ・マインド』。ストリートファッションを纏ったメンバー5人が、バランス良く並ぶ90年代直結のアートワークに、ニヤリとした人も多いのではないだろうか。
 ファンクやジャズ、ワールド・ミュージックなど良質な音楽のエッセンスを取り込んだサウンド・プロダクション。 音の方も、生楽器の質感によって活かされたヒップホップ~ネオソウル黄金期の90年代を彷彿させてくれるが、どれも古臭さを感じさせない。楽曲は、すべてメンバー5人による制作・プロデュース。
 4月にリリースされた本作からのシングル「Roll (Burbank Funk)」は、ディスコ・プロジェクト=GAZ(ガズ)の「Sing Sing」(1978年)という曲をサンプリングした、ヘヴィなベースが紡ぎだすファンク・チューン。真に音楽を楽しんでいる様子が、彼らの演奏、そしてミュージック・ビデオからもひしひし伝わってくる。そのビデオには、ラッパーのタイラー・ザ・クリエイターや、英ロンドンのシンガーソングライター=デヴ・ハインズ等もカメオ出演した。
 先行で公開された 「La Di Da」も、ビートに身を委ねたくなるような、リズム感覚抜群の好曲。シドの涼やかなボーカルと、ラテン風味のサウンド、そして彼らのツアーにも参加したムーンチャイルドによるホーンが、夏っぽさを演出する。 ムーンチャイルドは、冒頭の「Come Together」や「Mood」、ラストの「Hold On」でもホーンを担当している。
 その「Mood」や「Hold On」は、ムーンチャイルドのホーンとビブラフォンが響き渡る、清涼感あるスムース&メロウ。シドが単独で制作した「Come Over」や「Wanna Be」も同路線の美しいネオソウル・チューンで、彼らが奏でるミディアム~スロウのすばらしさを改めて実感させられた。シドのボーカルが若干丸みを帯びたからか、本作ではその完成度がさらに高まった気がする。 歌うというよりつぶやくようにリーディングする「Bravo」も、彼女のボーカルワークが光る。
 ルベン・ベイリーのラップをフィーチャーした「It Gets Better (With Time)」や、クラブ世代にはたまらないヒップホップ感覚の「Look What U Started」、マット・マーシャンズが手掛けたトリップホップ風の「Beat Goes On」など、肉体感覚溢れる真っ黒いグルーヴも秀逸。静と動、どちらも楽しめる内容になっている。
 2011年結成。同年にアルバム『Purple Naked Ladies』でデビューし、2013年リリースの2ndアルバム『Feel Good』は、米ヒートシーカーズ・チャートで11位を記録。3rdアルバム『エゴ・デス』は、R&B/ヒップホップ・チャート9位、ラップ・チャート3位の大ヒットとなり、“最強のブラック・バンド”として高く評価された。
 ボーカルのシド・ベネットとキーボードのマット・マーシャンズは、それぞれ2017年にソロ・プロジェクトを始動させ、今年5月にはベースのパトリックも2作目となるソロ・アルバムをリリースしたばかり。メンバーのソロ活動もバンドの成長に繋がり、前作『エゴ・デス』より深みのある音作りの、味わい深いアルバムになった。

Text: 本家 一成
◎リリース情報
『ハイヴ・マインド』
ジ・インターネット
2018/7/20 RELEASE

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<ライブレポート>“音の魔術師”が率いるマンハッタン・ジャズ・オーケストラ、 大阪公演のライブレポートが到着

07.21 18:00 Billboard JAPAN NEWS

 70年代から豪腕アレンジャーとして活躍してきた“音の魔術師”ことデヴィッド・マシューズが、NYの一流ジャズ・ミュージシャンたちを率いて明快にして多彩なビッグ・バンド・ジャズを繰り広げるマンハッタン・ジャズ・オーケストラ。定番的なスタンダード曲から、ロック、ファンク、クラシックの名曲にマシューズのオリジナルまで。結成から30周年の節目を来年に控えての今回の公演は、ジャズの楽しさとスリルを幅広い聴き手に伝え続けてきたMJOの魅力を再確認させるとともに、ジャズだけにとどまらないマシューズの音楽的歩みを凝縮したような痛快なセットとなった。
 チューバや2台のフレンチ・ホルンを含む大所帯のメンバーが登場し、続いてトレードマークのマドロス帽を被ったマシューズが現れると大きな歓声が飛び、ライブは練り込まれたアンサンブルをアップテンポで駆け抜けるオリジナル曲「Wheel Of Fortune」でスタート。流ちょうな日本語で客席に語りかけ、“アレンジはとても難しかったです。でも、メロディはとても有名”と前置きすると続いてはシュトラウスの壮大な交響詩「ツァラトゥストラはかく語りき」を豪快なビッグ・バンド・ジャズ仕様で聴かせ、各パートのソロも効果的に配しながら名アレンジャーぶりを発揮。サックス奏者のクリス・ハンター、トランペット奏者のマイケル・ロドリゲスらを筆頭に、どのメンバーもソロ奏者としても優れているのがMJOの魅力であり、序盤から鉄壁のサウンドで圧倒した。
 中盤には、70年代前半のキャリア初期にジェイムス・ブラウンのアレンジャーを務めたことに触れた後にJBファンクの名曲「I Got You(I Feel Good)」、その後にCTIレーベルで数多くのヒット作を手がけていた時期にジョージ・ベンソンに提供した「Theme From Good King Bad」と、関わりが深いファンク~フュージョンの名曲も披露。“MJOは29周年になりました。来年は30周年です。アッという間でした”と再び日本語で語ると、メンバー紹介を挟んだ後に長年の盟友的存在で15年に惜しまれつつ亡くなったトランペット奏者のルー・ソロフについて言及し、彼がジャズ・プレイヤーとして活躍する前に在籍していたブラス・ロック・バンドであるブラッド・スウェット・アンド・ティアーズ「Spinnig Wheel」も取り上げた。そんな懐の広いレパートリーでジャズの多様性を示すと、本編のラストはショパンのエチュードから、デューク・エリントンによるビッグ・バンド・ジャズの大定番曲「スウィングしなけりゃ意味ないね」へ。誰もが知る曲だからこそマシューズの手腕が映える巧みなアレンジの妙と、終盤には重厚な4トロンボーン、チューバと2ホルン、3サックス、4トランペットがセクションごとにソロを取る大団円でしっかりと沸かせてくれた。
 さらに、豪快なドラム・ソロから幕を開けたアンコール曲ではソロを取ったトランペット奏者が演奏しながら客席フロアを練り歩き、祝祭的なビッグ・バンドならではのフィナーレへ。真夏のジャズ・シーズンの幕開けにふさわしいNYの精鋭集団によるステージは、22日(日)&23日(月)にビルボードライブ東京、25日(水)に再びビルボードライブ大阪と続く。
 
Text by 吉本秀純
Photo by Kenju Uyama
◎公演情報
【マンハッタン・ジャズ・オーケストラ】
Japan Tour 2018

2018年7月20日(金)<終了>
ビルボードライブ大阪
1st Stage Open 17:30 Start 18:30
2nd Stage Open 20:30 Start 21:30
2018年7月22(日) 
ビルボードライブ東京
1st Stage Open 15:30 Start 16:30
2nd Stage Open 18:30 Start 19:30
2018年7月23日(月)
ビルボードライブ東京
1st Stage Open 17:30 Start 19:00
2nd Stage Open 20:45 Start 21:30

2018年7月25日(水)
ビルボードライブ大阪
1st Stage Open 17:30 Start 18:30
2nd Stage Open 20:30 Start 21:30

詳細:http://www.billboard-live.com/

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ベテランアーティストはラジオが大事?!  山下達郎とサザンオールスターズ【Chart insight of insight】

07.21 12:00 Billboard JAPAN NEWS

 相変わらず激戦で入れ替わりの激しいHot100だが、今週は珍しく若手に混じってベテランがベスト10にランクインしている。山下達郎の新曲「ミライのテーマ」だ(【表1】)。

 この曲は、細田守監督の最新映画『未来のミライ』の主題歌。細田監督とは『サマーウォーズ』以来9年ぶりのタッグということで話題になっている。山下達郎といえば、テレビも出ないし配信も行わないことで有名だが、その分ラジオは非常に重要視しているアーティストだ。自身の番組も持っているが、加えてラジオ局のスタッフには達郎ファンが多い。それもあってラジオのオンエア回数では、先週、今週と2週連続で1位を獲得している(緑のグラフ)。セールスポイントが37位止まりということを考えると、圧倒的にプロモーション先行が成功しているといえるし、それだけマスコミ内でシンパが多い証拠でもある。

 同様に、今週34位となったサザンオールスターズの新曲「壮年JUMP」もラジオがキーになってきそうな楽曲だ(【表2】)。こちらはデビュー40周年記念のプレミアム・アルバム『海のOh, Yeah!!』に収録される楽曲だが、7月23日から先行配信される。今週のチャートには配信のポイントはまだ加算されていないためそれほど上位ではないが、それでもラジオでのオンエア回数は4位となっている(緑の点)。先にラジオで盛り上げ、先行配信でさらに盛り上げ、アルバムにつなげるというということだろう。

 このように、ベテランになればなるほど、ファン層の志向性も加味すると、ラジオのプロモーションは重要。そのことを理解した上で、山下達郎もサザンオールスターズもチャート戦略を立てているのだ。Text:栗本斉

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【ビルボード HOT BUZZ SONG】DA PUMP「U.S.A.」がダウンロード増で2週連続首位、TWICE新曲は初登場3位に

07.21 12:00 Billboard JAPAN NEWS

 Billboard JAPAN HOT 100を構成するデータのうちダウンロード、Twitter、週間動画再生数のみを集計し、話題の曲を読み解く【ホット・バズ・ソング】。DA PUMP「U.S.A.」が2週連続となる首位を獲得した。
 「U.S.A.」は、今週ダウンロードと動画再生数が1位で、ツイート数が16位という結果に。ダウンロードは、音楽番組を中心とした露出拡大によって、リリースから1か月以上経ったにも関わらず、ポイントが上昇。順位も2位から1位へと、1ランクアップした。
 また、2位も前週に引き続き米津玄師「Lemon」がキープ。ダウンロード、動画再生数ともに2位となっており、根強い人気がうかがえる。そのほか、今週は初登場が多く、3位はTWICEの新アルバム『SUMMER NIGHTS』より、「Dance The Night Away」。ダウンロード12位、動画再生数5位、ツイート数3位とSNSでの強さを発揮している。
 そして4位は765 MILLION ALLSTARSの「UNION!!」に。ソーシャルゲーム『アイドルマスター ミリオンライブ!』に登場する全てのアイドルによって構成されるユニット765 MILLION ALLSTARSの新曲で、先行配信でダウンロード7位を獲得した。

◎今週のBillboard JAPAN HOT BUZZ SONG(2018年7月23日付)
1位「U.S.A.」DA PUMP
2位「Lemon」米津玄師
3位「Dance The Night Away」TWICE
4位「UNION!!」765 MILLION ALLSTARS
5位「MESSAGE -メッセージ-」Bank Band with Salyu
3位「LOSER」米津玄師
7位「Up to the nines」九条天(斉藤壮馬)
8位「SEPTET for...」七瀬陸(小野賢章)
9位「初恋」宇多田ヒカル
10位「打上花火」DAOKO × 米津玄師

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ルイサダのシューマン 多義性のポエジー(Album Review)

07.21 11:00 Billboard JAPAN NEWS

 若き日より、その独特な感性と艶めかしい音色を紡ぎ出すタッチを武器に、余人には真似のできないフレッシュな音楽を届け続けるフランスの名ピアニスト、ジャン=マルク・ルイサダ。今回リリースされたのは、ショパン『14のワルツ』集でもタッグを組んだ、元ドイツ・グラモフォンの名プロデューサー、コード・ガーベンを迎えてのシューマン盤である。
 アルバム冒頭に置かれているのは、前後半9曲ずつ、都合18曲で構成されている『ダヴィッド同盟舞曲集』。ダヴィッドとは、旧約聖書でペリシテの巨人ゴリアテを倒し、ミケランジェロの彫像もつとに有名な、あのダヴィデのことである。
 シューマンは、ピアニストになる夢は諦めざるを得なかったものの、作曲家、音楽評論家として理想に燃え、教養を鼻に掛ける俗物たちをペリシテ人(ドイツ語ではフィリスタン)になぞらえ、打ち克つための同士たちの一団を「ダヴィッド同盟」と名付けた。シューマンの想像力が生み出したこの同盟は、『ダヴィッド同盟舞曲集』、それに作品9『謝肉祭』に登場する。
 それら登場人物たちのなかで最も重要なのは、ともにシューマンの2つの分身で、情熱的で明朗活発な性格のオイゼビウスと、対照的に内省的で思索に耽るフロレスタンである。

 初版では、各曲にフロレスタンとオイゼビウスのイニシャルが一つずつ、ないしは併記で振られており、そもそも作曲者名も彼ら2人の名だったが、第2版で作曲者にシューマンの名が掲げられ、イニシャルも削られ、細部が変更された。しかし初稿のイニシャルはやはり曲の理解の助けになろう。このあたりは、舩木篤也氏の詳細な解説が大きな一助になる。
 という具合に、『フモレスケ』もそうなのだが、シューマンという作曲家は、スコアに書かれている音符や譜面に謎かけが多くあり、更に引用している詩の一節や記号に指示等々にも解読すべき鍵が埋め込まれた、実に仕掛け好きな作曲家なのだが、なにはともあれ音に耳を傾けてみよう。
 まず驚かされるのは、ルイサダの細かなニュアンス付けに敏感に反応するピアノの鳴り、響きと変化の彩だ。そんなピアノを駆るルイサダは水を得た魚の如し。フロレスタンの荒々しさ、熱っぽさ、オイゼビウスの瞑想性を見事に射抜いている。
 しかしその対比は決してどぎつくはない、ここがルイサダの演奏のキモである。両者は対立するだけではなく、ちゃんと舞台の上で併存する。ルイサダの「同盟」へのまなざしは、一種の同士愛にも似た親密さが籠もっており、彼は傍観者としてではなく、その輪に喜んで加わるべく演奏している、そんな印象を強く受ける。
 『フモレスケ』のもととなっている、ドイツ語の「フモール」という単語について、シューマンは「これをフランス語に翻訳するのは不可能です」、と書いた。英語のユーモアとも、もちろんフランス語のユムールとも違うのだが、そのあたりも解説の舩木氏に任せて音に行こう。
 この独特な構成を持つ曲は、おそらくシューマンのピアノ曲のなかで、最も「聴かせる」のが難しい曲のひとつである。無数の楽想が明滅してとらえ所がない上に、リズムも頻繁にズラされて揺動し、調もあちらこちらへとひっきりなしに泳ぐ。かなり長い単一楽章の楽曲全体を、こうした不安定さが覆う、特異な作品だからだ。この音楽に肉薄するには、丁寧で深い読み込みを突き詰めたその先にしか展開しえない、真の意味での想像力が必要になる。
 明晰さと曖昧さを併せ飲むことを怖れないこの曲に、幻視的とも言える壮大なヴィジョンでもって一つのミクロコスモスに昇華させたリヒテルのような演奏とは、しかしルイサダの演奏は違う。ルイサダの演奏も、諸要素すべてに意識の光を当てているが、細部に彫琢を施してゆくと、次第にその不安定で曖昧な総体の豊かな多義性が生まれてくる。ルイサダという人はオリジナリティ溢れる演奏をする人だが、それは恐らく、聴く者ひとりひとりが新たな発見をするよう仕向ける創造的刺戟を与えるアーティストだからだろう。その意味において、この演奏はまこと刺激的という他はない。
 随分と抽象的な物言いが続いたが、なにはともあれディスクをお手に取って直に触れて頂くのが一番。あなたの『ダヴィッド同盟』、あなたの『フモレスケ』、いや、あなたのシューマンを、是非あなた自身で発見して頂きたい。その導き手として、ルイサダはよき導き手であり、このディスクはよき道しるべとなるだろう。Text:川田朔也


◎リリース情報
ジャン=マルク・ルイサダ
『シューマン・アルバム~ダヴィッド同盟舞曲集&フモレスケ』
SICC-19025 3,240円(tax in)

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宇多田アルバムが3週連続首位、サザンがアルバム発売に向けて加速、エヴァ新作は2020年公開:今週の邦楽まとめニュース

07.21 11:00 Billboard JAPAN NEWS

 今週の邦楽まとめニュースはチャートの話題から。宇多田ヒカルのアルバム『初恋』が今週の総合アルバム・チャート“HOT ALBUMS”で1位を獲得。これで3週連続の首位達成となった。2位には、4万枚以上というCDセールスを牽引力にJUNHO (From 2PM)『想像』が迫ったが、ダウンロード、ルックアップなど総合力に勝る宇多田に軍配が上がった。
【ビルボード】宇多田ヒカル『初恋』が総合アルバム3週連続で首位 関ジャニ∞『GR8EST』が再浮上
【ビルボード】JUNHO (From 2PM)『想像』が42,745枚を売り上げアルバム・セールス首位
 総合ソング・チャート“JAPAN HOT100”とシングルセールス・チャートでは、Kis-My-Ft2の「L.O.V.E.」が首位に輝いた。その「L.O.V.E.」に“JAPAN HOT100”で二位に迫ったのが、DA PUMP「U.S.A.」。同曲はダウンロード、ストリーミングという個別の指標でも首位に輝き、そのバズの大きさを改めて示した。DA PUMPは、2018年7月28日放送のNHK総合『SONGS』に初登場するなど、まだまだ話題性には事欠かない印象で、今後も「U.S.A.」のロング・セールス傾向は続きそうだ。
【ビルボード】キスマイ「L.O.V.E.」が17.8万枚を売り上げ、CD&ルックアップ&Twitterの3冠で総合首位 山下達郎「ミライのテーマ」総合6位にジャンプ・アップ
【ビルボード】Kis-My-Ft2『LOVE』が178,115枚を売り上げ週間シングル・セールス首位
【ビルボード】DA PUMP「U.S.A.」DLソング&ストリーミング2冠、宇多田DLアルバム3週目首位
DA PUMP『SONGS』に初登場、三浦大知らの証言などから底力の理由を探る
 アニメ関連曲の総合ソング・チャート“JAPAN Hot Animation”では、TBS系アニメ『ゾイドワイルド』のオープニング・テーマに起用されたDISH//の「Starting Over」が首位を獲得。また、次週の【先ヨミ】では、KAT-TUNの活動再開後初アルバム『CAST』が、現在アルバム・チャート首位を独走。KEN☆Tackey『逆転ラバーズ』は、6万枚以上の売上でシングル・チャートの暫定首位となっている。
【ビルボード】DISH//「Starting Over」がアニメ・チャート首位
【先ヨミ】KAT-TUN活動再開後初アルバム『CAST』が10万枚目前でセールス現在首位 UVERworldベストとヒプマイ新作が続く
【先ヨミ】KEN☆Tackey『逆転ラバーズ』が60,456枚を売り上げ現在首位 超僅差でつばきファクトリーが後を追う
 今後のリリースがまず何よりも楽しみなのが、サザンオールスターズが8月1日にリリースするアルバム『海のOh, Yeah!!』。今週も「壮年JUMP」の先行配信に始まり、WOWOWのスペシャル番組などの続報が届いた。
サザンオールスターズ、今夏の活動に迫るスペシャル番組が放送決定
サザンオールスターズ、AL収録曲「壮年JUMP」先行配信決定
初代エンジニア猪俣彰三が振り返るサザンオールスターズ、「根底に流れてるスピリットは変わらないだろうな」
 若手では、BUMP OF CHICKEN、米津玄師、tofubeats、そして「シンデレラガール」が好調のKing & Princeの新曲のニュースも話題になった。
BUMP OF CHICKEN、新曲「望遠のマーチ」配信リリース
米津玄師プロデュース楽曲「パプリカ」MV公開、CDリリース&ドキュメンタリー番組も決定
tofubeats、最新型ポップ・ミュージック「RUN」配信リリース
King & Prince、平野紫耀×桜井日奈子による『ういらぶ。』で初の映画主題歌
 最後は2020年に向けて気になるニュース。人気アニメ・シリーズ『エヴァンゲリオン』の劇場版最新作が2020年に公開されることが今週明らかになった。公開されると社会現象化することも多いシリーズの最新作だけに、今から2年後が楽しみだ。
『シン・エヴァンゲリオン劇場版』2020年劇場公開

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